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階段のささらとは?中桁など階段の種類や名称を図解で解説

階段の種類

階段の種類について、形式や構造、材料別に解説しました。

階段ひとつでも家の雰囲気はガラッと変わります。

周囲の環境や家の広さ、空間を最大限に活かすため、適切な形式や構造の階段をえらびましょう。

階段のささらとは?中桁など階段の種類や名称を図解で解説

まずは階段の種類を確認しながらチェックしていきましょう。

階段の種類①平面形状による主な階段形式

階段

上下の階など高さの異なる場所をつなぐ役割がある階段。

種類はこんな感じです。

階段の種類

  1. 直階段(直線階段)
  2. 曲がり階段(L字型階段)
  3. 折り返し階段(U字型階段)
  4. らせん型階段(回り階段)
階段の形式 説明 図解
直階段(直線階段) 昇降の途中で向きが変わらないもの  直階段(直線階段)
曲がり階段(L字型階段) 階段の途中に踊り場があり、L字型に向きが変わるもの 曲がり階段(L字型階段)
折り返し階段(U字型階段) 階段の途中に踊り場があり、U字型に向きが変わるもの 折り返し階段(U字型階段)
らせん型階段(回り階段) 昇降の途中で向きが少しずつ変わっていくもの らせん型階段(回り階段)

らせん階段

階段に設けられる「踊り場」は、階段の方向を変えたり、転倒したときのケガを最小限に抑えたりするといった目的があります。

住宅の階段における寸法や基準については、また別記事でまとめていますので併せてご確認ください。

 

階段の種類②構造や材料(さらら桁や中桁)

階段の構造は使われる材料でも異なり、分類することができます。

木造階段では、段板を両側から桁で支える①側桁階段、ささら桁で支える②ささら桁階段、段板の中間に設けた桁で支える③中桁階段などが代表的です。

また鉄骨階段は基本的に、木造階段と似ていて、①側桁階段の形式をとるのが一般的とされています。

一方で、建築図面の見方も併せてチェックしておきましょう。

木造階段 側桁階段   側桁階段
ささら桁階段 ささら桁階段
中桁階段 中桁階段
鉄骨階段 側桁階段の形式が一般的
鉄筋コンクリート階段 構造体と一体の階段  構造体と一体の階段
片持ち式の階段 片持ち式の階段
「ささら」とは段形に切り込んだものを指す言葉だよ★

さらに鉄筋コンクリート製の階段では、床や壁などの構造体と一体につくる階段や、壁から段板を付き出すようにして設ける片持ち式の階段などもあります。

 

階段のさららとは?中桁など階段の種類や名称を図解まとめ

階段の形式 説明 図解
直階段(直線階段) 昇降の途中で向きが変わらないもの  直階段(直線階段)
曲がり階段(L字型階段) 階段の途中に踊り場があり、L字型に向きが変わるもの 曲がり階段(L字型階段)
折り返し階段(U字型階段) 階段の途中に踊り場があり、U字型に向きが変わるもの 折り返し階段(U字型階段)
らせん型階段(回り階段) 昇降の途中で向きが少しずつ変わっていくもの らせん型階段(回り階段)

らせん階段

木造階段 側桁階段   側桁階段
ささら桁階段

「ささら」とは段形に切り込んだもの

ささら桁階段
中桁階段 中桁階段
鉄骨階段 側桁階段の形式が一般的
鉄筋コンクリート階段 構造体と一体の階段  構造体と一体の階段
片持ち式の階段 片持ち式の階段

以上です。

ありがとうございました。

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