こんにちは、1級土木施工管理技士のちゃんさとです。


土木施工管理技士の資格を受けるときに、2級から受けたほうがいいのか、いきなり1級でも合格できるのか悩みますよね。
結論としては、いきなり1級でも受かります。
私は2級土木施工管理技士を受けずに、いきなり1級で合格しました。
そのときの体験談をもとに、土木施工管理技士の受験について参考になればうれしいです。
この記事を書いている人

- 元公務員の土木ブロガー💻
- (いちごが有名な)県庁の公務員土木職として7年間働いた経験をもつ(計画・設計・施工管理・維持管理)
- 1級土木施工管理技士、玉掛、危険物取扱者乙4などの資格もち
- 今はブログで、土木施工管理技士の勉強方法や公務員あれこれ、仕事などをメインにさまざまな情報を発信しています。
それではさっそく参りましょう、ラインナップはこちらです。
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土木施工管理技士はいきなり1級でも受かる
土木施工管理技士はいきなり1級でも受かります。
なぜなら、基本的な土木の知識問題にあまり差はないからです。
たしかに2級土木の問題をみてみると、1級土木の問題よりもひっかけも少なくわかりやすいです。
しかし、1級土木の問題もくり返し解けばかならず解けるようになります。
あなたに1級土木の受験資格があるのであれば、むしろ2級土木を受ける必要はありません。
ぜひ1級土木に挑戦してみましょう。
【体験談】土木施工管理技士をいきなり1級で受かったときの話
私は1級土木は受験せずに、1級土木に挑戦して合格しました。
1級土木に受かったとき、私は県庁の公務員土木職員として働いており、公務員として働いて1年目のときでした。
受かったときのながれはこんな感じです。
平成29年度 学科合格⇒実地試験不合格
平成30年度 (再受験)実地試験合格⇒1級土木施工管理技士
最初の年は学科試験に合格したことに安心してしまい、実地試験をあまり力を入れて勉強しませんでした。
そうしたらやっぱり不合格…。
なめてました、すみません。(笑)
さすがにやばいぞと思い、その後1年勉強して無事に実地試験(第二次検定)に合格しました。
一発でスマートに合格とはいきませんでしたが、1級土木を受けなくても、いきなり1級で合格することを証明できました。
土木施工管理技士の受験資格の緩和について~いきなり1級をおすすめする理由~
さらに私がいきなり1級をおすすめする理由がもうひとつあります。
それは、令和3年度から土木施工管理技士の受験資格が緩和されたことです。
受験資格が緩和されたことにより、1級も2級も学科試験(第一次検定)に受かれば、その合格は無期限有効になったのです。
私のときは、学科試験合格の有効期限は翌年まででした。
しかし緩和された今では、学科(第一次検定)に受かってしまえば、何度でも実地試験(第二次検定)から受けなおすことができます。
よって、いきなり1級で学科試験(第一次検定)に受かってしまえばこっちのもんです。
実地試験(第二次検定)にも、少し気持ちの余裕をもってのぞむことができますね。
この緩和により、いきなり1級を受験する人はかなり増えるでしょう。
緩和については以下の記事でくわしく説明していますので、そちらをご覧ください。
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【最新】土木施工管理技士受験資格の緩和条件とは?簡単に解説します
続きを見る
土木施工管理技士の勉強方法~いきなり1級でも大丈夫~
土木施工管理技士の勉強方法はこちらです。
実地試験(第二次検定)
- 自分の経験記述を2~3個用意してまる暗記
- 土木テキストで用語の説明などを書いて覚える
学科試験(第一次検定)
学科試験は過去問をくりかえし解いてください。
過去問は何冊も買う必要はありません。
1冊を4~5周するつもりでやりこみましょう。
私自身、1級土木施工管理技士に受かったときに使っていた過去問は、5年分が収録された1冊です。
また、問題の傾向が分かるため、その年の最新版の過去問を買うことをおすすめします。
1級土木施工管理技士のおすすめの過去問について、別記事でまとめていますので参考にしてください。
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【2023最新】1級土木施工管理技士おすすめ過去問&参考書まとめ
続きを見る
実地試験(第二次検定)
経験記述については2~3個まとめておき、暗記して書けるようにしておくと良いでしょう。
最近の実地試験の傾向では、
- 安全管理
- 品質管理
- 工程管理
あたりの問題がよく出ています。
最低でもこの3つについては書けるようにしておくと良いです。
実地試験(第二次検定)経験記述の解答例については、別記事でくわしく説明していますので参考にしてください。
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【安全管理】土木施工管理技士実地試験の経験記述解答例を大公開!
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【品質管理】土木施工管理技士実地試験の経験記述解答例&勉強方法
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【工程管理】土木施工管理技士実地試験(第二次検定)解答例&勉強方法
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また、実地試験(第二次検定)は経験記述だけでなく、土木の知識について文章で書けなければなりません。
マークではないので、かなりむずかしくなります…。
土木の参考書を使って、土木の知識についてあなたなりの言葉でまとめておきましょう。
おすすめの参考書や土木の用語についても、別記事でくわしく説明していますので参考にしてください。
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【2023最新】1級土木施工管理技士おすすめ過去問&参考書まとめ
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コンクリート締固めの留意点とは?内部振動機や仕上げのポイントまとめ
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コンクリート劣化機構まとめ★劣化原因&劣化現象&対策について
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また、土木施工管理技士合格には経験記述をつくりこむことが必須です。
きほん、添削をしてもらわなければ合格はむずかしいでしょう。
経験記述の添削でおすすめは[(AD)独学サポート事務局]という、土木のプロが経験記述を代行してくれるサービスです。
プロに添削して書いてもらえれば、安心して実地試験(第二次検定)にのぞめますね。
自分の文章に自信のない方は、サクッとプロに経験記述を書いてもらうのもありです。
とくに時間がない!って人におすすめですよ 🙂
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口コミはこちら 😉
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独学サポート事務局の評判や口コミは?施工管の経験記述を「作文代行」
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まとめ
土木施工管理技士はいきなり1級でOK!
いきなり1級土木施工管理技士でいい理由
- 1級も2級も土木知識にあまり差はないから(1級は2級よりひっかけがむずかしい)
- いきなり1級土木でも受かったから(経験談)
- 受験資格が緩和されて、学科試験(第一次検定)の合格は無期限有効になったから
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受験資格があるのなら、2級土木施工管理技士といわず、どんどん1級土木施工管理技士に挑戦していきましょう!
今回は以上です。
参考になればうれしいです。
ありがとうございました。