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原位置試験の種類&一覧!土質試験の原位置試験についてかんたん解説

原位置試験の種類(土質)

こんにちは、土木学士のちゃんさとです。

 

道路や建物を設計したりつくったりするときには、その土地の【土の性質や状態】をしっかり把握といけません。

何をすればいいの?
土質調査をして土の状態を知りましょう!

 

土質調査には2種類あります。

①原位置試験:原位置(現場)において、機械・器具を使って直接調査する方法

②土質試験(室内試験):調査地点により採取(サンプリング)した土試料について室内で試験する方法

今回はこの2種類のうちのひとつである【①原位置試験】についてくわしく解説しますね!

 

この記事を書いている人

名前:ちゃんさと 1992年生まれ 女性/既婚
  • 元公務員の主婦ブロガー💻
  • 国立大学★土木工学科卒業(学士)
  • 某県庁の公務員土木職として7年間はたらきましたが、人間関係のストレスや組織体制が合わないと感じて退職しました。
  • 1級土木施工管理技士の資格もちです。
  • 今はブログで土木施工管理技士や公務員のあれこれ、仕事などをメインにさまざまな情報発信をしています。

それではさっそく参りましょう、ラインナップはこちらです。

 

原位置試験の種類フローチャート(土質試験)

原位置試験は大きく4つに分類されます。

  1. 地盤強度を調べる⇒サウンディング試験
  2. 強度と変形を調べる⇒載荷試験
  3. 地下水と浸透流を調べる⇒現場透水試験・揚水試験
  4. 地盤の物理的な特性を調べる⇒物理探査(弾性波探査)
サウンディングとは、地盤中にロット(棒)につけた抵抗体で土の性状を調査すること!

原位置試験のフローチャートはこんな感じです。

原位置試験の種類フローチャート

 

土質試験の主な原位置試験の一覧表

さらに原位置試験の種類や求められるものを分けていくと以下のとおりです 🙂 

分類 試験の名称 試験結果から求められるもの 試験結果の利用 試験法の規格
サウンディング試験 標準貫入試験 N値(63.5±0.5㎏のハンマーを76±1cmの高さから自由落下させて、地盤に30㎝貫入させるのに必要な打撃回数) 土の硬軟(やわらかさや硬さ)、土の締まり具合の判定 JIS A 1219
スウェーデン式サウンディング WswおよびNsw値(沈下量および半回転数) 土の硬軟(やわらかさや硬さ)、土の締まり具合の判定 JIS A 1221
オランダ式二重管コーン貫入試験 コーン指数 qc(平均抵抗値÷コーン断面積) 土の硬軟(やわらかさや硬さ)、土の締まり具合の判定 JIS A 1220
ポータブルコーン貫入試験 コーン指数 qc(平均抵抗値÷コーン断面積) トラフィカビリティの判定 -
ベーン試験 粘着力 c 細粒土の斜面や基礎地盤の安定計算 -
物理探査試験 弾性波探査 地盤の弾性波速度V リッパビリティーの判定、地層の種類、性質、成層状況の推定 -
現場透水(揚水)試験 電気探査 地盤の比抵抗値 地下水の状態の推定 -
現場透水試験 透水係数 k 透水関係の設計計算、地盤改良工法の設計 -
現場密度試験(単位体積質量試験) 湿潤密度 ρt 乾燥密度 ρd 締固めの施工管理 JIS A 1214(砂置換法)カッター法、RI計器による方法
載荷試験 平板載荷試験 地盤反力係数 K値 締固めの施工管理 JIS A 1215
現場CBR試験 支持力値(CBR値) 締固めの施工管理 JIS A 1222

それぞれの試験についてさらにくわしく知りたい方は、以下のリンク(記事)をご覧ください。

さらにくわしく知りたい人はこちら
標準貫入試験
スウェーデン式サウンディング試験
オランダ式二重管コーン貫入試験
ポータブルコーン貫入試験
ベーン試験
弾性波探査
電気探査
現場透水試験
現場密度試験(単位体積質量試験)
平板載荷試験
現場CBR試験
トラフィカビリティは車や機械の走行性の基準、リッパビリティーとは、掘削しやすいかどうかの基準のこと!

試験と試験結果から求められるもの、試験結果の利用についてはセットで覚えるようにしましょう。

 

 

今回は以上です。

参考になればうれしいです。

ありがとうございました。

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