こんにちは、ちゃんさとです。


こんなお悩みを解決します。
図面の縮尺って、どう合わせたらいいか分からなくなるときありますよね。

そんなときにパッと使えるかんたんな計算式と縮尺早見表をまとめました。
あなたはもう図面の縮尺で頭を悩ませなくて済みます。
この記事を書いている人

- 元公務員の土木ブロガー☆図面得意
- 某県庁の公務員(土木)として7年間はたらいた経験をもつ(計画・設計・施工管理・維持管理)
- 1級土木施工管理技士、危険物取扱者乙4、玉掛などの資格もち
- 今はブログで土木施工管理技士の勉強方法や公務員のあれこれ、仕事などをメインにさまざまな情報を発信しています。

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縮尺図面から実際の長さを計算する方法
計算式
実際のキョリ=図面上のキョリ÷縮尺の倍率
たとえば、1/200の図面があったとします。
図面上のキョリを測って5cmだとすると、
そのときの実際のキョリは、
5cm÷(1/200)=1000cm=10m
実際のキョリは10mとなります。
図面の縮尺を合わせたいときの計算方法
計算式
縮尺の換算率=縮尺後の倍率÷縮尺前の倍率
たとえば、1/200(前)の図面を1/500(後)に合わせたいときは、
(1/500)÷(1/200)=0.4(換算率)
1/200の図面上のキョリが5cmだとして、 1/500の図面上に変換すると5cm×0.4=2cmとなります。
また印刷するときは、元の図面に計算した縮尺の換算率をかけ算してあげればOK!
たとえば、1/500の図面を、1(1/1)倍にしたい場合、
(1/1)÷(1/500)=500倍。
逆に500倍の図面を1倍にしたいなら、
(1/1)÷(500/1)=(1/500倍)。
つまり印刷するときは500倍(%)または1/500倍にして印刷すれば元の大きさと同じになります。(原寸)
以下の表は縮尺早見表です。(たて:元の縮尺 よこ:合わせたい縮尺)
縮尺率早見表(図面)
たとえば、元の図面が1/200で、1/1250の図面に合わせたいのであれば、
1/200(たて)と1/1250(よこ)の交差する数字を確認します。
そうすると16%なので、元の図面を0.16倍してあげれば良いということです。
紙サイズの倍率についてものせておきます。
参考にしてください。
縮尺率早見表(紙サイズ)
三角スケールでの図面の測り方
図面を測るとき、三角スケールがあると便利です。
三角スケールとは、それぞれの縮尺率により実際のキョリが分かる定規のことです。

たとえば、1/300の図面だとすると、1/300の面を使って測れば、実際のキョリがわかります。
メモリの5になれば、実際のキョリが5mだということです。
計算しなくともすぐにキョリがわかるのが良いですね。
ふだんから図面をよく使うのであれば、三角スケールはもっておいたほうがよいというか、必須アイテムです。
まとめ
縮尺図面から実際の長さを計算する方法
計算式 実際のキョリ=図面上のキョリ÷縮尺の倍率
図面の縮尺を変更したいときの計算方法
計算式 縮尺の換算率=縮尺後の倍率÷縮尺前の倍率
縮尺率の早見表が便利!
図面をよく使うなら、三角スケールはもっておいたほうがよい。
ちなみに図面関連で、土木図面や建築図面、機械図面、図面サイズなどについては以下の記事がおすすめです。
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今回は以上です。
参考になればうれしいです。
ありがとうございました。