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機械加工の図面記号かんたん解説★一覧表ですぐわかる!

機械加工図面記号一覧

こんにちは、ちゃんさとです。

 

機械図面によく使われる機械加工の記号…たくさんあって覚えられん。

こんなお悩みを解決します。

 

機械図面などでよく使われる、機械加工の図面記号を一覧表にまとめました。

図面を確認するときの参考にしてくださいね 🙂

 

この記事を書いている人

名前:ちゃんさと 女性/既婚 1992年生まれ
  • 元公務員の主婦ブロガー💻
  • 国公立大学の土木工学科卒業
  • 大学卒業後、某県庁の公務員(土木職)として7年間はたらきましたが、人間関係のストレスや組織体制が合わないと感じて退職しました。
  • 1級土木施工管理技士の資格もち
  • 今はブログで土木施工管理技士の勉強方法や公務員のあれこれ、仕事をメインにさまざまな情報発信をしています。

それではさっそく参りましょう、ラインナップはこちらです。

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【機械加工の図面記号①】寸法公差(サイズ公差)

機械加工の図面

寸法公差とは、図面上の物体(図形)におけるサイズ寸法に対しての許容値(誤差)のこと。

機械などの部品を加工するときは、厳密には図面の寸法通りに製作できないことが多いです。

じっさいの寸法にバラつきが出てしまう原因は、加工の条件やその時の気温や素材など原因はさまざま。

よって、実用性に問題が出ない程度の許容値である最大値と最小値を決める必要があります。

 

公差等級 基準寸法の区分
説明 記号 許容差

0.5以上

3以下

3を超え

6以下

6を超え

30以下

30を超え

120以下

精級 ±0.05 ±0.05 ±0.1 ±0.15
中級 ±0.1 ±0.1 ±0.2 ±0.3
粗級 ±0.2 ±0.3 ±0.5 ±0.8
極粗級 ±0.5 ±1 ±1.5

 

公差等級 基準寸法の区分
説明 記号 許容差
120を超え

400以下

400を超え

1,000以下

1,000を超え

2,000以下

2,000を超え

4,000以下

精級 ±0.2 ±0.3 ±0.5 -
中級 ±0.5 ±0.8 ±1.2 ±2
粗級 ±1.2 ±2 ±3 ±4
極粗級 ±2.5 ±4 ±6 ±8

 

【機械加工の図面記号②】幾何公差

幾何公差とは、図面上の物体(図形)におけるサイズ・形・大きさ・位置関係などにおける許容値(誤差)のこと。

サイズだけでなく、形や位置に許される誤差まで定義しているところが寸法公差とのちがいです。

JISは幾何公差を「幾何特性仕様(GPS:Geometrical Product Specification)の規格を幾何特性ごとに表現する公差」と定義しています

 

またデータムとは、加工や寸法測定をするときに基準となる面や線のことを表します。

データム記号を表す三角記号には白抜きと黒塗りの2種類がありますが、どちらを使っても大丈夫です

 

幾何公差名 記号 データムの有無
真直度 真直度(図面記号機械加工)
平面度 平行度(図面記号機械加工)
真円度 真円度(図面記号機械加工)
円筒度 円筒度(図面記号機械加工)
線の輪郭度 輪郭度(図面記号機械加工)
面の輪郭度 面の輪郭度(図面記号機械加工)
平行度 平行度(図面記号機械加工)
直角度 直角度(図面記号機械加工)
傾斜度 傾斜度(図面記号機械加工)
位置度 位置度(図面記号機械加工)
同軸度・同芯度 同芯度・同軸度(図面記号機械加工)
対称度 対称度(図面記号機械加工)
円周振れ 円周振れ(図面記号機械加工)
全振れ 全振れ(図面記号機械加工)

 

 

【機械加工の図面記号③】付加記号

機械の図面でよく使われる付加記号は以下のとおりです。

付加記号名 記号
サイズ公差・幾何公差の相互依存性の指示

完全形体の包絡面を規制

最大実体サイズをもつ完全形状の包絡面の中に、サイズ公差を守った部品が入れば合格で、入らなければ不合格と決めることを指示する記号

E:Envelopeの略

サイズ公差・幾何公差の相互依存性【機械加工の図面記号(付加記号)】
自由状態でのサイズ公差や幾何公差を超えた変形を示す

部品の場合は、交差記入枠の幾何公差に続けてを記入し、非剛性部品であることを指示する記号

F:Free stateの略

自由状態でサイズ公差や幾何公差を超えた変形を示す【機械加工の図面記号(付加記号)】
最小実体公差方式の適用を指示する記号

L:Least Material Requirementの略

最小実態公差方式【機械加工の図面記号(付加記号)】
最大実体公差方式の適用を指示する記号

M:Maximum Material Requirementの略

最大実体公差方式【機械加工の図面記号(付加記号)】
形体の突出部に対して適用する公差を指示する記号

P:Project Tolerance Zoneの略

突出部に対して適用する公差を指示【機械加工の図面記号(付加記号)】
ANSI規格での記号

2009年版ASMEY14.5では削除

S:Regardless of Feature Size(RFS)の略

形態の突出部に対して公差を指示【機械加工の図面記号(付加記号)】
接平面の指示(ASMEのみ)

表面に接する平面が、データム平面に対してどれだけ傾いてるかの度合い

平行度とはちがい、表面の凸部を規制し凹部は規制しない

T:Trangent Planeの略

接平面の指示【機械加工の図面記号(付加記号)】
面の輪郭度において、オフセット量が公差域をはみ出してもよい範囲を規制(公差域の限界)

ISO/JISでは【UZ】と表記

U:Unequally Disposed Profileの略

輪郭度公差の不均等配分【機械加工の図面記号(付加記号)】
浅座ぐり(ASMEのみ)

穴の入り口をさらに大きな直径で一段深く削りおとす加工の指示

浅座ぐり(ASMEのみ)【機械加工の図面記号(付加記号)】
統計的公差(ASMEのみ)

統計により、組立の構成部品に公差を割り当てる指定を指示

統計的公差(ASMEのみ)【機械加工の図面記号(付加記号)】
連続形体(ASMEのみ)

幾何学的に単一とあつかわれる場合に指定を指示

CF:Continuous Featureの略

連続形体(ASMEのみ)【機械加工の図面記号(付加記号)】
公差付き形体

幾何公差の種類、記号や公差、位置などの指定を指示

公差付き形体【機械加工の図面記号(付加記号)】
データムの位置 データムの位置【機械加工の図面記号(付加記号)】
データムを設定するための線・点・領域 データムを設定するための線・点・領域【機械加工の図面記号(付加記号)】
理論上正確なサイズ(TED)

TED:Theoretically Exact Dimension

理論上正確なサイズ(TED)【機械加工の図面記号(付加記号)】
共通公差域

はなれた位置にある複数の形体をひとつの公差域としてみなす指定指示

CZ:Common Zone

共通公差域【機械加工の図面記号(付加記号)】
輪郭度(全周)

矢印で示した形体の全周に幾何公差を適用

輪郭度(全周)【機械加工の図面記号(付加記号)】
輪郭度(全体)

矢印で示した形体の全体に幾何公差を適用

輪郭度(全体)【機械加工の図面記号(付加記号)】
可動データムターゲット

指定したデータムターゲットとそれに関連するデータムは移動可能であることを示す

データムターゲット【機械加工の図面記号(付加記号)】

 

 

 

【機械加工の図面記号④】表面の粗さ

図面を描く人

表面の粗さに指定がある場合、表す記号は以下のとおりです。

基本は新JISでの表記になりますが、参考に旧JISの表記も載せておきます。

旧JIS 新JIS
機械加工図面の表面粗さ(旧JIS) 機械加工図面の表面粗さ(新JIS)
A: Ra 算術平均粗さ

B:加工方法

C:カットオフ値

C’:基準長さ・評価長さ

D:筋目の方向

E:削り代

F:Ra以外のパラメーター

G:表面うねり

A: 通過帯域または基準長さ、表面性状パラメータ記号とその値

B:複数パラメータが要求されたときの二番目以降のパラメータ指示

C:加工方法

D:筋目の方向

E:削り代

 

加工方法を表す記号は以下のとおりです。

記号 加工方法 参考
P 平削り Planing
M フライス削り Milling
MP 平フライス削り Plain Milling
DR リーマ仕上げ Reaming
 L 外丸削り Turning (Lathe Turning)
LFC 面削り Facing
B 中ぐり Boring

 

いっぽう、表面粗さに指定がない場合は以下の表記を使ってください。

表面粗さに指定がない場合 記号
除去加工を行う 表面粗さに指定がない場合(除去加工を行う)
除去加工の要否を問わない 表面粗さに指定がない場合(除去加工の要否を問わない)
除去加工をしてはならない 表面粗さに指定がない場合(除去加工をしてはならない)
部品一周の全周面同一表面性状の場合 表面粗さに指定がない場合(部品一周の全周面同一表面性状の場合)

 

 

 

今回は以上です。

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ありがとうございました。

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