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コンクリート構造物の非破壊検査【種類&一覧】

コンクリート非破壊検査の種類一覧

こんにちは、ちゃんさとです。

 

非破壊検査の種類や一覧がまとまって見れたらなぁ…

こんなお悩みにお答えします。

コンクリート構造物の非破壊検査の種類について図解でまとめました 🙂

さらに、試験方法の原理や規格についても一覧表にまとめましたのでぜひご覧ください。

 

 

この記事を書いている人

名前:ちゃんさと 女性/既婚 1992年生まれ
  • 元公務員の主婦ブロガー💻
  • 国公立大学の土木工学科卒業
  • 大学卒業後、某県庁の公務員(土木職)として7年間はたらきましたが、人間関係のストレスや組織体制が合わないと感じて退職しました。
  • 1級土木施工管理技士の資格もち
  • 今はブログで土木施工管理技士の勉強方法や公務員のあれこれ、仕事をメインにさまざまな情報発信をしています。

それではさっそく参りましょう、ラインナップはこちらです。

 

コンクリート非破壊検査の種類

コンクリート構造物の非破壊検査は、構造物の状態によって大きく分けて5つに分類できます。

非破壊検査の種類

  1. 配筋・かぶり厚さ
  2. 強度
  3. 施工不良(ジャンカ・コールドジョイント・内部空洞)や劣化損傷(浮き・はくり)
  4. 劣化損傷(ひび割れ)
  5. 鉄筋腐食

コンクリート非破壊検査フロー

 

コンクリート非破壊検査一覧表

非破壊検査の種類や原理、規格一覧はこちらです。

非破壊検査対象 非破壊検査の種類 原理 規格
配筋

かぶり厚さ

電磁波レーダ法 電磁波を放射して、鉄筋から反射してきた反射波を受信して計測 NDIS 3429

(日本非破壊検査協会)

電磁誘導法 電流の電気的変化を検出して、磁界中の良導体(鉄筋)を探査 NDIS 3430

(日本非破壊検査協会)

X線法 X線をコンクリート構造物の断面方向に透過させ、撮影された透過画像から内部の様子を確認 NDIS 1401

(日本非破壊検査協会)

強度 リバウンドハンマ法 コンクリート表面に重錘(おもり)を衝突させ、その反発度を測定することにより強度を推定 JIS A 1155:2012
超音波法 強度と音速の高い相関関係を利用して推定 JIS Z  2355
衝撃弾性波法 コンクリート表面をインパクタで打撃し、入力した縦弾性波速度と強度の関係式から推定 NDIS 2426-2

(日本非破壊検査協会)

施工不良

 

 

ジャンカ

コールドジョイント

内部空洞

劣化・損傷

浮き

はくり

打音法 コンクリート表面をハンマで打撃し、打撃音を測定。

打撃力や打撃音の分析から内部空洞などの欠陥の有無を検知

NDIS 2426-3

(日本非破壊検査協会)

電磁波レーダ法 電磁波を放射し、施工不良箇所の比誘電率が異なっていることから、反射してきた反射波を受信して検出 NDIS 3429

(日本非破壊検査協会)

衝撃弾性波法 コンクリート表面をインパクタで打撃し、縦弾性波が施工不良箇所の存在による

  1. 伝搬速度の低下
  2. 伝搬経路の伸長
  3. 欠陥表面の反射
  4. 曲げ振動の発生

などの性質を利用して検出

NDIS 2426-2

(日本非破壊検査協会)

赤外線法

(サーモグラフィー法)

コンクリート表面温度を赤外線カメラにより計測し、温度分布状況から空洞などを検知 NDIS 3428

(日本非破壊検査協会)

劣化・損傷

ひび割れ

超音波法

(直角回析波法)

超音波を発信による圧縮波を検出してひび割れ深さを測定 JCMSⅢB 5705-2003

(日本建材産業協会)

衝撃弾性波法 コンクリート表面をインパクタで打撃し、縦弾性波がひび割れ先端を回析することによる伝搬時間差から深さを測定 NDIS 2426-2

(日本非破壊検査協会)

X線法 X線をコンクリート構造物に透過させ、撮影された透過画像からひび割れの分布状況を検出 NDIS 1401

(日本非破壊検査協会)

鉄筋腐食 電気化学的方法

(自然伝位法)

腐食により変化する鉄筋の電位を測定することで、鉄筋腐食を診断する方法 ASTM C 876-91
コンクリート非破壊検査 さらにくわしく知りたい人はこちら
電磁波レーダ法 【電磁波レーダ法】原理や留意点かんたん解説
電磁誘導法 電磁誘導法とは?原理や電磁波レーダ法との違いをサクッと解説
X線法 X線法によるコンクリート非破壊検査★原理や特徴まとめ
リバウンドハンマ法 リバウンドハンマー(別名:シュミットハンマー)の試験方法
超音波法 超音波法★コンクリート強度やひび割れ深さを調査する方法
衝撃弾性波法 衝撃弾性波法によるコンクリート非破壊検査★図解でかんたん解説
打音法 打音法によるコンクリート非破壊検査★原理×検査方法×特徴
赤外線法(サーモグラフィー法) 赤外線法(サーモグラフィー)によるコンクリート調査(非破壊検査)
超音波法(直角回析波法) 超音波法★コンクリート強度やひび割れ深さを調査する方法
電気化学的方法(自然電位法) 【自然電位法】原理や留意点★コンクリート鉄筋腐食について解説

 

 

また、JISでは非破壊検査の検査項目や基準についてまとめられています。

非破壊検査一次比較表

JIS非破壊検査一次比較表

 

非破壊検査二次比較表(1)

JIS非破壊検査二次比較表(1)

 

非破壊検査二次比較表(2)

JIS非破壊検査二次比較表(2)

(引用:JIS非破壊検査

くわしくは上記ののリンクから確認してくださいね 😉

 

 

まとめ

非破壊検査まとめ

非破壊検査とは電磁波や電流、超音波などを利用して、構造物をこわさずに構造物の状態を検査すること

非破壊検査の規格はJIS(日本産業規格)やNDIS(日本非破壊検査協会)を確認

コンクリート構造物の非破壊検査の種類は大きく分けて5つに分類できる

  1. 配筋・かぶり厚さ
  2. 強度
  3. 施工不良(ジャンカ・コールドジョイント・内部空洞)や劣化損傷(浮き・はくり)
  4. 劣化損傷(ひび割れ)
  5. 鉄筋腐食

 

また、ほかにも土木関係の記事書いていますので興味のある方はぜひ読んでみてください。

構造物内の鉄筋がらみだと

土質試験がらみだと

土木初心者にオススメの記事は

コンクリートの施工については

などなど。

もし土木関係で分からないことがあれば、お問い合わせからご連絡ください。

 

今回は以上です。

参考になればうれしいです。

ありがとうございました。

 

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