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コンクリート補修工法の分類!種類&劣化機構別かんたん解説

コンクリート構造物の補修工法

今回のテーマは【コンクリートの補修工法】

種類&劣化機構別にかんたんにまとめましたので、ぜひご覧ください。

それではさっそく参りましょう、ラインナップは目次からどうぞ 🙂

 

種類別★コンクリート補修工法

コンクリート劣化

コンクリートは時間が経ったり外部から衝撃を加えられたりすると、ひび割れやはく落などが生じます。

それぞれの原因や工法別にまとめましたので参考にしてください。

ひび割れ補修 ひび割れ被覆工法(ひび割れのみを被覆する工法)
注入工法
充填工法(鋼材が腐食していない場合の工法)
断面の修復 左官工法
モルタル注入工法
コンクリート充填工法
表面の被覆 表面被覆工法
含浸工法
はく落の防止 繊維シート被覆工法
電気化学的な補修 電気防食工法
脱塩工法
再アルカリ化工法

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そのほか、はつりと断面修復工法を組み合わせた工法もあります。

はつりの方法は、電動ピックやブレーカー、ウォータージェット、カッターなどが用いられることが多いです。

またパウダー状のモルタルと水を圧縮空気を使って吹付ける吹付工法や、低圧・高圧・塗布式の3種類がある注入工法などがあります。

 

表面被覆工法では、繊維シート巻き立て工法などがあり、工法の流れは以下のとおりです。

繊維シート巻き立て工法

  1. 下地処理
  2. プライマー塗布
  3. パテ処理
  4. 繊維シート
  5. 積層貼り付け
  6. 仕上げ処理

繊維シート巻き立て工法は、補強または剥落防止工法と併用することが多いです。

ただし被覆工法は、劣化因子侵入効果は高いですが、コンクリート表面の状態を観察できないことが欠点となります。

 

劣化機構別★コンクリート補修工法

コンクリート補修工法

つづいては劣化機構別にコンクリート補修工法をみていきましょう。

劣化機構というのは以下のとおりで、コンクリートが壊れる主な原因となるものです。

コンクリート劣化機構

  1. 中性化
  2. 塩害
  3. 凍害
  4. アルカリシリカ反応
  5. 化学的侵食

【関連記事】

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劣化機構別に補修工法をまとめるとこんな感じ 🙂

劣化機構 補修工法
中性化

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断面修復工法

表面処理工法

再アルカリ化工法

塩害

コンクリートの塩害対策は?原因や含有量の基準もわかりやすく解説

断面修復工法

表面処理工法

脱塩工法

凍害

コンクリートの凍害って何?メカニズム・特徴・対策を簡単に解説!

断面修復工法

ひび割れ注入工法

表面修復工法

アルカリシリカ反応

アルカリ骨材(シリカ)反応の原因・基準・対策をわかりやすく解説

水処理工法(止水、排水処理)

ひび割れ注入工法

表面処理工法

巻き立て工法

化学的侵食

コンクリートの化学的侵食の対策やメカニズムについて

断面修復工法

表面処理工法

(参考:コンクリ―ト標準示方書:維持管理編)

それぞれの劣化機構やコンクリートの状態によって、適切な補修工法を選定してください。

 

以上です。

ありがとうございました。

この記事を書いた人

名前:ちゃんさと
  • 元公務員(土木職)の土木ブロガー💻
  • 国立大学★土木工学科(コンクリート研究室)卒業(学士)
  • 大学卒業後、某県庁の地方公務員(土木職)に合格!7年間はたらいた経験をもつ
  • 現場監督・施工管理の経験あり
  • 1級土木施工管理技士・危険物取扱者(乙)・玉掛け等の資格もち
  • ブログで土木、土木施工管理技士の勉強方法や公務員のあれこれ、仕事をメインにさまざまな情報を発信
  • ココナラで土木施工管理技士★経験記述の添削サービス実施中です
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