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公務員試験土木の勉強時間や勉強法!土木公務員の勉強はいつから始める?

公務員土木の勉強時間&勉強法

こんにちは、元公務員(土木)のみんです。

あなたは公務員試験(土木)の勉強するときに、

どれくらい勉強すれば合格できるかな…
いつからどの科目を勉強しよう…

と悩んでいませんか?

 

技術職の公務員試験は科目が多く、どれから手をつけてよいかわからないですよね。

また、まわりのライバルがどれくらい勉強しているのかも気になります。

今回はじっさいに私が、公務員試験(土木職)に受かったときの勉強方法や勉強時間についてお話します。

 

この記事を書いている人

みん
ニックネーム:みん

元公務員ブロガー💻

某県庁の公務員(土木職)に首席合格

某県庁の公務員土木職として7年間はたらいた経験をもつ(計画・設計・施工管理・維持管理)

1級土木施工管理技士、玉掛、危険物取扱者乙4などの資格もち

今はブログで、土木施工管理技士の勉強方法や公務員のあれこれ、仕事などをメインにさまざまな情報を発信しています。

公務員試験土木の勉強時間!いつから勉強する?

公務員試験土木の勉強時間は700時間くらい確保できると良いでしょう。

仮に試験までの時間が5か月(150日)だとすると、1日4.6時間くらいです。

私も公務員試験の勉強をはじめたのは5カ月くらい前から。

毎日はできなくとも、平日は2~3時間・土日は6時間くらい勉強していました。

合計すると700時間くらい勉強していて、実際に公務員試験の土木職に受かることができました。

 

公務員試験土木の勉強法は?

公務員試験の勉強方法は、問題集や過去問をくり返し解くことです。

地味だと感じるかもしれませんが、問題に慣れることが合格への近道です。

また、公務員講座を受けるのもありです。

講座で模擬試験が受けられるのであれば積極的に参加しましょう。

LECの通信講座は模擬試験などが充実しています。

また実績もあり、テキストなどにも定評があって安心!

金額が少し高めですが、しっかり勉強したい方にはおすすめな講座です。

【関連記事】

公務員講座(技術職)!理系公務員のおすすめ予備校はどこ?

模擬試験などで、そういった試験に慣れておくこともとても大切です。

もし模擬試験を受けないならば、時間を決めて試験さながらで問題を解いてみるという方法も有効です。

公務員試験は問題だけでなく、時間との勝負でもあります。

みじかい時間のなかで、解ける問題、捨てる問題、全体の時間配分を考えなければなりません。

日頃の勉強から時間を意識するようにしてください。

 

試験までの時間や配点、日程を確認

公務員試験は、それぞれの自治体により日程や科目、配点、ボーダーなどがちがいます。

自分が受ける自治体のホームページはかならずチェックして、時間や配点、日程などを確認しておきましょう。

科目や配点がわかることで、力を入れるべきところが分かって勉強がしやすくなります。

 

試験日までのスケジュールを立てる

試験日までの勉強スケジュールはかならず立てましょう。

スケジュールを組んでおかないと、「今日は何を勉強しよう?」と悩んでしまい、その時間がもったいないです。

公務員試験の科目数はとても多いです。

勉強の計画を立てておけば、迷わずに勉強に集中することができて効率もよいです。

また、長期的なスケジュールと短期的なスケジュールを立てることをおすすめします。

 

例えば、こんな感じ。

長期的スケジュール⇒「今月は問題集1周するぞ!」

短期的スケジュール⇒「今週は月、火、木は3時間(構造力学と水理学)、土日は6時間(土質工学と教養の暗記)やる!」

 

目標は分かりやすく、具体的であればあるほどよいです。

自分なりの目標設定をしてみてください。

 

科目に対して1つの問題集を解きまくる

問題集はたくさん買うよりも、1つの問題集を何回もくり返し解いた方がよいです。

私自身、使っていた問題集はボロボロになるまで5~8回はくり返し解きました。

たくさんの問題集をやるよりも1つの問題集をやりこんだほうが確実に自分の力になります。

1つの問題集を完ぺきになったら、試しに別の問題集を買ってみるのもよいです。

別の問題集でも、問題が解けるということが分かるでしょう。

 

公務員試験(土木)おすすめの問題集

私が実際に使っていた問題集シリーズはこちらです。

解説がていねいでわかりやすかったです。

私はとくに数学と物理が苦手だったので、5回以上は解きました。

この問題集のシリーズは種類があるので、自分の苦手なところと選んで買うと良いでしょう。



公務員試験土木の勉強時間(各科目優先順位とわりあて時間)

それでは、各科目の優先順位とわりあて時間をご紹介します。

これは、私が受かった県庁の科目を参考にしています。

わりあて時間は700時間を全体としています。

優先順位を参考に、自分の受ける自治体の科目を確認してくださいね!

全体の優先順位

全体の優先順位はこちらです。

全体の優先順位&わりあて時間(全体700時間)

  1. 専門科目(490時間)
  2. 教養科目(210時間)

やはり土木の専門職であるため、教養科目よりも専門科目に力を入れるべきです。

勉強のメインは土木系の科目になります。

ただ、教養も点数を取らないと受かりません。

力の入れ具合としては、7:3(専門科目:教養科目)くらいの割合で良いです。

 

専門分野

それでは、専門分野の優先順位を見ていきましょう。

専門分野(土木)の優先順位&わりあて時間(全体490時間)

  1. 水理学(95時間)
  2. 土質工学(95時間)
  3. 構造力学(95時間)
  4. 数学(85時間)
  5. 物理(85時間)
  6. 土木施工・測量・農業土木(35時間)

3力と呼ばれる水理学、土質工学、構造力学は力を入れて勉強しましょう。

その次に、出題頻度の高い数学や物理となります。

6番目に入っている土木施工や測量、農業土木は勉強しなくてよいレベルです。

余裕があったら問題を解いてみるくらいで十分です。

じっさいに私は農業土木についてはいっさい勉強していません。

本番の試験もえんぴつコロコロ(運)でマークを埋めました。(笑)

 

教養分野

次に、教養分野の優先順位を見ていきましょう。

教養分野の優先順位&わりあて時間(全体210時間)

  1. 数的処理・判断推理(70時間)
  2. 文章理解(50時間)
  3. 資料解釈(50時間)
  4. 自然科学・人文科学・社会科学(40時間)

土木は理系であるため、数的処理などの問題は解きやすいです。

点数になりやすいので力を入れて勉強しましょう。

また、文章理解や資料解釈も問題を解いていくうちにコツがつかめます。

自然科学と人文科学と社会科学は暗記です。

知識量も多いので、あまり時間をかけすぎないようにしたほうが良いです。

私は自然科学と人文学と社会科学の中で、一番好きだったのが自然科学だったので、暗記集もよく読んでいたし点数も取れました。

自分に合うものを選んでスキマ時間に見ておくくらいの気持ちで十分です。

私が暗記に使っていた問題集シリーズはこちらです。

自然科学以外にも、日本史や世界史、政治などの種類がたくさんあります。


専門分野の勉強につかれたときなどに、ベットでゴロゴロしながら読んでいました。

赤シートでかくせる問題集なので、楽しく暗記することができましたよ!

 

公務員試験土木の勉強時間や勉強法!土木公務員の勉強はいつから始める?まとめ

公務員試験(土木)の勉強時間&方法まとめ

  • 公務員試験土木の勉強時間は700時間確保
  • 公務員試験の勉強方法は、問題集や過去問をくり返し解くこと
  • 模擬試験などは積極的に受ける
  • 試験の配点や日程、スケジュールを確認しておくこと
  • 専門と教養の力の入れ具合は7:3くらい
  • 土木専門は3力学(水理学・土質学・構造力学)をしっかり勉強!次に数学・物理

全体の優先順位&わりあて時間(全体700時間)

  1. 専門科目(490時間)
  2. 教養科目(210時間)

専門分野(土木)の優先順位&わりあて時間(全体490時間)

  1. 水理学(95時間)
  2. 土質工学(95時間)
  3. 構造力学(95時間)
  4. 数学(85時間)
  5. 物理(85時間)
  6. 土木施工・測量・農業土木(35時間)

教養分野の優先順位&わりあて時間(全体210時間)

  1. 数的処理・判断推理(70時間)
  2. 文章理解(50時間)
  3. 資料解釈(50時間)
  4. 自然科学・人文科学・社会科学(40時間)

今回は以上です。

公務員試験は勉強大変だと思いますが、がんばってください。

応援しています!

ありがとうございました。

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