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建設機械とコーン指数(走行時)の関係★目安や適用基準かんたん解説

建設機械とコーン指数

土木工事などには欠かせない【建設機械】

建設機械とコーン指数、運搬距離、土木作業などとの関係(目安や適用基準)をまとめましたので参考にしてください。

それではさっそく参りましょう、ラインナップは目次からどうぞ 🙂

 

この記事を書いた人

名前:ちゃんさと 女性/既婚 1992年生まれ
  • 元公務員(土木)の主婦ブロガー💻
  • 国立大学★土木工学科卒業(学士)
  • 大学卒業後、某県庁の地方公務員(土木)に合格!7年間はたらいた経験をもつ
  • 現場監督・施工管理の経験あり
  • 1級土木施工管理技士の資格もち
  • 今はブログで土木、土木施工管理技士の勉強方法や公務員のあれこれ、仕事をメインにさまざまな情報を発信中!

 

建設機械の走行時におけるコーン指数(目安)

建設機械は現場の土の硬軟により、その走行性が著しく変化します。

この走行性のむずかしさ(容易さ)を表すものを【トラフィカビリティ】といい、コーン指数によって判定します。

コーン指数とは地盤のつよさを表す指標のひとつで、コーンペネトロメーターという機械により測定するのが一般的です。

またコーン指数が大きい土ほど走行性がよいので覚えておきましょう。

コーンペネトロメーター

【コーンぺネトロメーター概略図】

コーンペネトロメーターを 1 cm/s の貫入速度で 5 cm、7.5 cm 、10 cm 連続的に押し込んだとき、【コーン底面に作用する貫入抵抗力の平均値÷貫入先端のコーンの底面積】で求められるよ

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建設機械の走行に必要なコーン指数の目安を、以下の表にまとめましたので参考にしてください。

建設機械名 走行に必要なコーン指数(kN/㎡)
超湿地ブルドーザ 200kN/㎡以上
湿地ブルドーザ 300kN/㎡以上
普通ブルドーザ(15t級) 500kN/㎡以上
普通ブルドーザ(21t級) 700kN/㎡以上
スクレープドーザ 600kN/㎡以上
被牽引式スクレーパ 700kN/㎡以上
自走式スクレーパ 1,000kN/㎡以上
ダンプトラック 1,200kN/㎡以上

 

建設機械と運搬距離の適用基準

トラッククレーン

つづいては建設機械と運搬距離の関係 🙂

建設機械における、適用距離と勾配基準をまとめましたので参考にしてください。

建設機械名 適用距離 勾配基準
ブルドーザ 60m以下(短距離) 30°程度まで
スクレープドーザ 40~250m(中距離) 15~25%
被牽引式スクレーパ 60~400m(中距離) 15~25%
自走式スクレーパ 200~1,200m(長距離) 10%以下

(坂路が短い部分は15%以下)

ショベル系掘削機 100m以内のごく短距離

100m以上はダンプトラックと組み合わせる

ショベル系掘削機

(トラクターショベル+ダンプトラック)

長距離
ダンプトラック 長距離 10%以下

(坂路が短い部分は15%以下)

 

建設機械と主な土木作業の種類

土木工事現場

建設機械と主な土木作業の種類との関係はこちら 😉

土木作業の種類 建設機械の種類
木の伐開除根 ブルドーザ

レーキドーザ

バックホウ

掘削 ショベル系掘削機(バックホウ、ドラグライン、クラムシェル)

トラクタショベル

ブルドーザ

リッパ

ブレーカ

積み込み ショベル系掘削機(バックホウ、ドラグライン、クラムシェル)

トラクタショベル

掘削と積み込み ショベル系掘削機(バックホウ、ドラグライン、クラムシェル)

トラクタショベル

掘削と運搬 ブルドーザ

スクレープドーザ

スクレーパ

運搬 ブルドーザ

ダンプトラック

ベルトコンベア

敷き均し整地 ブルドーザ

モータグレーダ

タイヤドーザ

スクレーパ

含水量調節 プラウ

ハロウ

モータグレーダ

散水車

締固め ロードローラ(マカダムローラ、タンデムローラ)

タイヤローラ

タイピングローラ

振動ローラ

振動コンパクタ

タンパ

ブルドーザ

砂利道補修 モータグレーダ
溝堀り トレンチャ

バックホウ

法面仕上げ バックホウ

モータグレーダ

さく岩 レックドリル

ドリフタ

ブレーカ

クローラドリル

 

また、建設機械のなかでも締固め機械においては、道路土工要領で基準が定められています。

締固め機械

土質

ロード

ローラ

タイヤ

ローラ

振動

ローラ

タンピング

ローラ

ブルドーザ 振動

コンパクタ

タンパ 備考
普通型 湿地型
盛土

路体

岩塊など

掘削・締固めによっても、容易に細粒化しない岩

硬岩塊
風化した岩や土丹など

掘削・締固めにより部分的に細粒化する岩

軟岩塊
単粒度の砂

細粒分の欠けた切込み砂利

砂丘の砂など

レキまじり土

細粒分を適度に含んだ粒度分布の良い締固め容易な土

マサ

山砂利など

砂質土

レキ混じり砂質土

細粒分は多いが鋭敏比の低い土

低含水比の関東ローム

軟質土丹など

粘性土

レキ混じり粘性土

含水比調節が困難でトラフィカビリティが容易に得られない土

シルト質の土など

水分を過剰に含んだ砂質土

シルク質土

高含水比で鋭敏性の高い土

関東ロームなど

鋭敏な粘性土
路床 粒度分布の良いもの

粒調材料
単粒度の粒度分布の悪いレキまじり砂

切込砂利など

レキ混じり砂

法面 砂質土

粘性土

鋭敏な粘土

粘性土

(参考:道路土工要領)

◎⇒有効なもの

○⇒使用できるもの

●⇒トラフィカビリティの関係でほかの機械が使用できないので、やむを得ず使用するもの

⇒施工現場の規模の関係で、他の機種が使用できない場所でのみ使用するもの

大⇒大型機種

小⇒小型機種

 

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以上です。

ありがとうございました。

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