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ポンプの種類★役割や特徴|水道事務所で働いていた人の話

ポンプの種類

ポンプは、原動機によって駆動される流体機械のうち、液体に機械的エネルギーを連続して与えるものです。

その種類も扱う液体や構造により多くのものがあります。

そんなわけで、水道事務所で公務員として水の管理をしていた私が、【ポンプの種類・役割・特徴】などについて解説していきます。

それではさっそく参りましょう、ラインナップは目次からどうぞ 🙂

 

この記事を書いた人

名前:ちゃんさと
  • 元公務員の土木ブロガー💻
  • 国立大学の土木工学科卒業(学士)
  • 大学卒業後、某県庁の公務員(土木職)として7年間働いた経験をもつ(計画・設計・施工管理・維持管理)
  • 水道事務所の勤務経験あり
  • 転職活動経験あり(現在フリーランス)
  • 1級土木施工管理技士、玉掛け、危険物取扱者乙4などの資格もち
  • 今はブログで土木施工管理技士の勉強方法や公務員のあれこれ、仕事をメインにさまざまな情報発信中!

ポンプの種類(役割や特徴)

ポンプは大きく分類すると、ターボ形ポンプ、容積形ポンプ、特殊形ポンプに分けられ、最もよく使われるのは、ターボ形ポンプの

  1. 遠心ポンプ
  2. 斜流ポンプ
  3. 軸流ポンプ

の3つと言われています。

細かく分けるとこんな感じです 😉

ポンプの種類
ターボ形ポンプ 遠心ポンプ うず巻ポンプ
ディフューザポンプ
斜流ポンプ うず巻斜流ポンプ
斜流ポンプ(ディフューザ)
軸流ポンプ
容積形ポンプ 往復動ポンプ ピストンポンプ
プランジャポンプ
ダイヤフラムポンプ
回転ポンプ 歯車ポンプ
ねじポンプ
カムポンプ
ベーンポンプ
特殊形ポンプ 渦流ポンプ
気泡ポンプ
ジェットポンプ
電磁ポンプ

 

遠心ポンプ

遠心ポンプ

遠心ポンプは、羽根車の回転による遠心力によって、水を軸直角平面の外周から送り出すものとして、最も広く使われています。

案内羽根のあるものをディフューザポンプ(タービンポンプ)、ないものを渦巻ポンプと呼び、容量や揚程によってさまざまです。

 

斜流ポンプ

斜流ポンプ

斜流ポンプは、遠心力と揚力を利用したもので、羽根車の構造が、水を軸方向から推敲んで斜め外方向に送り出すようになっています。

遠心ポンプと軸流ポンプの中間的な特性を持ち、大容量・中揚程くらいのサイズに適しています。

 

軸流ポンプ

軸流ポンプ

軸流ポンプは、主として羽根が水に与える揚力によって水を送り出すもので、斜流ポンプよりもさらに容量が大きく、揚程が低い場合に使用されます。

構造は羽根車が3~4枚の羽根をもつものとなっており、水の流れの方向は常に軸方向になっています。

揚程とはポンプが汲み上げられる水の高さのことだよ

 

ちなみに水道施設は、

水道の総設備容量

  1. 送水施設(4割)
  2. 配水施設(3割)
  3. 取水・導水施設(2割)
  4. 浄水施設(1割)

などに分けられていますが、どの施設にもポンプ設備は必要不可欠なものとなっています。

 

以上です。

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ありがとうございました。

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