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コンクリート構造の種類と特徴★土木学士がかんたん解説

コンクリート構造の種類と特徴

こんにちは、ちゃんさとです。

 

今回のテーマは【コンクリート構造の種類と特徴】です。

コンクリートと一言でいっても、実はいくつか種類があるんですよ★

土木工学科出身(学士)で、コンクリート研究室にいた私がサクッと解説します。

 

この記事を書いた人

名前:ちゃんさと 女性/既婚 1992年生まれ
  • 元公務員(土木)の主婦ブロガー💻
  • 国立大学★土木工学科卒業(学士)
  • 大学卒業後、某県庁の地方公務員(土木)に合格!7年間はたらいた経験をもつ
  • 現場監督・施工管理の経験あり
  • 1級土木施工管理技士の資格もち
  • 今はブログで土木、土木施工管理技士の勉強方法や公務員のあれこれ、仕事をメインにさまざまな情報を発信中!

それではさっそく参りましょう、ラインナップは目次からどうぞ 🙂

 

コンクリート構造の種類と特徴

コンクリート構造物

コンクリート構造の主な種類はこんな感じです。

コンクリート構造の種類

  1. 鉄筋コンクリート造(RC)
  2. プレストレストコンクリート造(PC)
  3. スチールフレームコンクリート造(SC)
  4. コンクリートブロック造(CB)
  5. プレストレスト鉄筋コンクリート造(PRC)
  6. 鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)
  7. コンクリート充填管構造(CFT)
  8. 無筋コンクリート

それぞれの特徴をまとめると以下のとおり。

コンクリート構造名 特徴
鉄筋コンクリート造

Reinforced Concrete

コンクリートの中に鉄筋を入れ、お互いの弱点を補い強化したもの
プレストレストコンクリート造

Prestressed Concrete

あらかじめ圧縮応力(プレストレスト)を与えられたコンクリート
スチールフレームコンクリート造

Steel Concrete

スチールフレーム(鉄骨)が組み込まれたコンクリート
コンクリートブロック造

Concrete Block

コンクリートブロックを組み合わせたもの
プレストレスト鉄筋コンクリート造

Prestressed Reinforced Concrete

プレストレストと鉄筋によってひび割れを防ぐコンクリート
鉄骨鉄筋コンクリート

Steel Reinforced Concrete

鉄骨(S)と鉄筋コンクリート(RC)を組み合わせたコンクリート

鋼などのまわりに鉄筋を組んでコンクリートを施工するため、RC造よりも細い柱や梁で、強度の高い構造物をつくることが可能

コンクリート充填管構造

Concrete Filled Steel Tube

円形または角型の鋼管にコンクリートを流し込んで柱にする構造

鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)、鉄骨造(S造)に続く第四の構造と呼ばれている

無筋コンクリート 鉄筋が入っていないコンクリート

 

さらに土木でよく使われる、鉄筋コンクリート造(RC)とプレストレストコンクリート造(PC)についてもう少し掘り下げます。

鉄筋コンクリート構造(RC)

なぜコンクリートのなかに鉄筋をいれるかというと、コンクリートが「引張の力」によわいから。

鉄筋は小さい断面でありながら、引張につよい性質があり、コンクリートの弱点を補うことができるのです。

逆にコンクリートは圧縮の力にはつよいと覚えておきましょう。

 

コンクリートの性質(圧縮・引張)

外力により曲げモーメントが発生するとき、コンクリートには圧縮と引張の力が作用します。

コンクリートは引張の力によわいので、きほんてきに鉄筋は引張断面の部分に配置されます。

 

また、コンクリートには気温の変化によるひび割れ発生、地震などの予想外の応力の発生に対応するため、圧縮側にも鉄筋を配置する場合があります。

コンクリート内配筋

これらの鉄筋を、

  1. 配力筋
  2. 温度鉄筋
  3. 用心鉄筋

といいます。

 

プレストレストコンクリート構造(PC)

プレストレストコンクリート造(PC)とは、外力によって引張応力の生じる部分にあらかじめ圧縮応力を与え、外力が作用したときに生じる引張応力を打ち消すようにしたものです。

あらかじめ計画的に導入された圧縮応力を【プレストレスト】と呼びます。

プレストレストを与える方法は、プレテンション方式とポストテンション方式の2種類です。

どちらも部材中に高強度のPC鋼材を緊張して固定し、その復元力でコンクリートに圧縮応力を生じさせます。

プレテンション方式 ポストテンション方式
PC構造(プレテンション方式) PC構造(ポストテンション方式)
①反力台と可動定着板を設置し、コンクリート打設前にPC鋼材を緊張させる

②コンクリート硬化後にPC鋼材の緊張を開放する

①コンクリートを打設、養生して硬化させる

②コンクリート硬化後PC鋼材を緊張しシース内にグラウトを注入

③定着具により定着させプレストレストを発生させる

 

以上です。

いっぽう、コンクリート関連記事は以下のとおりです。

興味のある方はぜひどうぞ 😎

ありがとうございました。

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