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再生密粒度アスコン13と20の違いとは?アスファルト舗装や合材の種類

アスファルトで寝る猫
再生密粒度アスコン13と20の違いって何?

再生密粒度アスコン13と20の違いは最大粒径です。

道路の舗装などに使われる路盤合材や、アスファルトがつくられる過程での種類をまとめてみました。

それではさっそく参りましょう、ラインナップはこちら 🙂

 

再生密粒度アスコン13と20の違いとは?

アスファルト舗装

結論から言うと、再生密粒度アスコン13 と 20 の違いは「最大粒径(骨材の大きさ)」だけで、性能差はほぼありません。

ただし、用途・仕上がり・施工性に影響するため、現場では明確に使い分けられています。

項目 再生密粒度アスコン 13 再生密粒度アスコン 20
最大粒径 13mm 20mm
表面の仕上がり きめ細かい・平滑 粗め
主な用途 交通量が多い道路、舗装表層、駐車場 基層・路盤上の舗装、交通量が少ない道路
耐久性 表層に適し、ひび割れ抵抗が高い 基層向きで、荷重分散に強い
施工性 締固めやすく、仕上がりがきれい 粒が大きく、やや粗い仕上がり
再生材の使用 両方とも再生材を使用(性能差はほぼなし) 同上

アスファルト合材の種類

路盤合材として使われるアスファルトは主に、密粒度、細粒度、開粒度、ポーラスの4つに分類でき、種類としては9種類ほどあります。

密粒度

アスファルトの種類 特徴(元の内容そのまま整理)
密粒度アスファルト混合物(20、13) ・最大粒径20mmと13mmの2種類 ・一般地域と急こう配坂道でよく使われる ・最も一般的
密粒度ギャップアスファルト混合物(13) ・密粒度(20、13)よりすべり抵抗性に優れる ・劣る点は特になく、一般地域や急こう配坂道に用いられる
密粒度アスファルト混合物(20F、13F) ・密粒度(20、13)より耐摩擦性に優れる ・耐流動性は劣る ・主な使用箇所:積雪寒冷地域
密粒度ギャップアスファルト混合物(13F) ・密粒度(20、13)より耐摩擦性・すべり抵抗性に優れる ・耐流動性は劣る ・積雪寒冷地域・急こう配坂道で使用されることが多い(一般地域以外で採用されやすい)

細粒度

アスファルトの種類 特徴(元の内容そのまま整理)
細粒度アスファルト混合物(13) ・密粒度(20、13)より耐水性・耐ひび割れに優れる ・耐流動性は密粒度より劣る ・主な使用箇所:一般地域
細粒度ギャップアスファルト混合物(13F) ・密粒度(20、13)より耐摩擦性・耐水性・耐ひび割れに優れる ・耐流動性は劣る ・ギャップ粒度により耐摩擦性・耐流動性・すべり抵抗性が付加 ・積雪寒冷地域で使用が多い
細粒度アスファルト混合物(13F) ・密粒度(20、13)より耐摩擦性・すべり抵抗性に優れる ・耐流動性は比較的劣る ・細粒度の特性(耐水性・耐ひび割れ)もあり、積雪寒冷地域で用いられることが多い

開粒度

アスファルトの種類 特徴(元の内容そのまま整理)
開粒度アスファルト混合物(13) ・密粒度(20、13)よりすべり抵抗性・透水性に優れる ・耐摩擦性は劣る ・積雪寒冷地域で用いられることが多い

ポーラス

アスファルトの種類 特徴(元の内容そのまま整理)
ポーラスアスファルト混合物(20、13) ・密粒度(20、13)より耐流動性・すべり抵抗性・透水性に優れる ・耐摩擦性は劣る ・積雪寒冷地域や急こう配坂道で採用されることが多い ・排水機能が非常に高い

カッコ()内の数値は骨材の最大粒径、粒度の横に付いているFはフィラーを多く添加していることを表す

フィラー(filler)とは、石灰岩を粉末にした石粉や高炉スラグ微粉末など、0.075mmのふるいを通過する鉱物質微粉末のこと

つまり、再生密粒度アスコン(13)と再生密粒度アスコン(20)の違いは、最大粒径の差となります。

アスファルト舗装の種類や手順については、さらに詳しく別記事でまとめていますので併せてご確認ください。

 

密粒度アスファルト混合物(20、13)は最も一般的な種類のため、各アスファルト合材の特性を示す際の基準になります。

そのため以下の表は、耐摩擦性や透水性などを他と比較した場合の優劣ではなく、密粒度アスファルト混合物(20、13)と比較した場合の結果になります。

〈最も一般的な密粒度アスファルト混合物(20、13)との比較〉

種類 主な使用箇所 耐摩擦性 耐流動性 すべり抵抗性 透水性 耐水性 耐ひび割れ
密粒度ギャップアスファルト混合物(13) 一般地域・急こう配坂道
密粒度アスファルト混合物(20F・13F) 積雪寒冷地域 ×
密粒度ギャップアスファルト混合物(13F) 積雪寒冷地域・急こう配坂道 ×
細粒度アスファルト混合物(13) 一般地域 ×
細粒度ギャップアスファルト混合物(13F) 積雪寒冷地域 ×
細粒度アスファルト混合物(13F) 積雪寒冷地域 ×
開粒度アスファルト混合物(13) 積雪寒冷地域 ×
ポーラスアスファルト混合物(20・13) 積雪寒冷地域・急こう配坂道 ×

ギャップアスファルトは粒度が不連続であり、すべり抵抗性の他、耐摩擦性や耐流動性などを付加するためにつくられたもの。

細粒度アスファルト混合物(13)の主な使用箇所は一般地域で、急こう配坂道や積雪寒冷地域などには使いません。

そして開粒度は、2.36mmふるいにかけた時の通貨質量率が15~30%の粒度のこと。

アスファルト量は3.5~5.6%で粗い舗装面になるため、開粒度のアスファルト合材は、一般的に滑り止め舗装用に使用されます。

 

また一般的に骨材の最大粒径が13mmのアスファルト合材は、20mmの種類よりも水やひび割れに抵抗する特性が強いと言われています。

 

さらに最近では【再生】と名付けられた、リサイクルされた材料を使うことが推奨されています。

例)再生密粒度アスコン、再生細粒度アスコンなど

 

アスファルトの種類それぞれのつくられる過程や品質管理

アスファルトの種類は、つくられる過程でも分類することができます。

アスファルトは、原油やガソリン、灯油などの揮発性をもつ軽油類を抽出し、さらに粘りのある液状の重油(ジーゼル)を取り出したあとに残る物質です。

残留物に空気を吹き込むと、硬く弾力性のあるブローンアスファルトとなり、目地材などに使われます。

いっぽう残留物そのままの成分(ストレートアスファルト)に、石油などの揮発油に添加して液状にしたものがカットバックアスファルトです。

乳化材を加えると、舗装で使用するアスファルト乳剤になります。

アスファルト乳剤散布

種類 つくる過程 使用目的
ブローンアスファルト 空気の吹込み 目地材
ストレートアスファルト カットバック・アスファルト(揮発油添加) 舗装用アスファルト
アスファルト乳剤(乳化材添加) 舗装用乳化剤

つくる過程でのアスファルトを図解すると以下のとおりです。

アスファルトの種類と作り方

そしてアスファルト舗装の品質管理は基準(数値)はある程度決まっています。

一方、自治体によって異なることもありますので、該当する自治体の歩掛や基準書をチェックしてみてください。

 

再生密粒度アスコン13と20の違いとは?アスファルト舗装や合材の種類まとめ

再生密粒度アスコン13と20の違いは、骨材の最大粒径の差!

最近では【再生】と名付けられた、リサイクルされた材料を使うことが推奨されている!

以上です。

興味のある方はぜひ読んでみてください。

ありがとうございました。

 

この記事を書いた人

名前:ちゃんさと
  • 元公務員(土木職)の土木ブロガー💻
  • 国立大学★土木工学科卒業(学士)
  • 大学卒業後、某県庁の地方公務員(土木職)に合格!7年間はたらいた経験をもつ(計画・設計・施工管理・維持管理)
  • 現場監督・施工管理の経験あり
  • 1級土木施工管理技士・危険物取扱者(乙)・玉掛けなどの資格もち
  • 今はブログで土木、土木施工管理技士の勉強方法や土木知識をメインにさまざまな情報を発信中!

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