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測量士の年収(平均年齢別)と仕事内容は?やめとけ&きついと言われる理由

測量士(年収&仕事内容)
測量士の年収や仕事内容について知りたい。

こんなぎもんにお答えします。

 

そんなわけで今回は、【測量士の年収と仕事内容】についてさらにくわしく掘り下げていきますよー 😀

さらに測量士がやめとけ・きついと言われる理由もまとめました。

それではさっそく参りましょう、ラインナップはこちらです。

測量士の年収(平均年齢別)と仕事内容は?やめとけ&きついと言われる理由

測量士の年収や仕事内容は?

測量士の年収はどれくらい?

給料

厚生労働省の令和元年賃金構造基本統計調査によると、測量技術者の平均年収(全体平均)は、469万円ほどです。

また会社の規模によって、多少年収にちがいがありますので、くわしくは以下の表をご覧ください。

企業規模の全体統計

(10~1,000人以上)

平均年齢 44.4歳 平均年収:469万円
勤続年数 14.5年
所定労働時間数 167時間
超過労働時間数 12時間
きまって支給する現金給与額 323,700円
所定内給与額 300,800円
年間賞与その他特別給与額 803,300円
内訳
1,000人以上 平均年齢 46.2歳 平均年収:553万円
勤続年数 14.7年
所定労働時間数 142時間
超過労働時間数 20時間
きまって支給する現金給与額 417,000円
所定内給与額 363,900円
年間賞与その他特別給与額 522,800円
100~999人 平均年齢 38.4歳 平均年収:455万円
勤続年数 8.9年
所定労働時間数 160時間
超過労働時間数 19時間
きまって支給する現金給与額 324,200円
所定内給与額 285,500円
年間賞与その他特別給与額 655,300円
10~99人 平均年齢 45.4歳 平均年収:471万円
勤続年数 15.5年
所定労働時間数 168時間
超過労働時間数 11時間
きまって支給する現金給与額 322,700円
所定内給与額 302,900円
年間賞与その他特別給与額 832,900円

(参考:令和元年賃金構造基本統計調査)

測量士の難易度や、測量士試験を受けるため過去問などのおすすめは、別記事で併せてご確認ください。

測量士の仕事内容!やめとけ&きついといわれる理由も

測量士

まず測量士は、道路や家などの高さや位置を正確に測るお仕事です。

ちなみに測量の国家資格には、測量士と測量士補の2種類があります。

大きなちがいは測量士は測量計画を作成できるのに対して、測量士補は作成できないというところですね 🙂

 

次に、測量の種類をざっくり説明するとこんな感じ 🙂

測量の種類

  1. 土木測量:建物の建造や道路の施工などの際に必要になる測量で、さまざまな専門器具を駆使して計測する
  2. 地図測量:地図を作成するための測量で、航空写真などを元に作図する
  3. 地籍測量:個人や法人が所有する土地の広さを正確に測るもの

 

そして測量士のお仕事は、大きく分けて外業と内業の2つに分けられます。

測量士のお仕事
外業 屋外で行う測量作業

GPS(グローバル・ポジショニング・システム)や関数電卓、トランシット(角度を測る器械)、レベル(高低差を測る器械)、光波測距儀(光を使って距離を測る器械)などの専門機器を駆使して測量を実施

計測場所は市街地とは限らず、山の中や湖畔、海峡など、あらゆる土地で行う

測量士:測量作業および全体を統括する役割

測量士補:測量士が作成した計画に従って測量を行う

内業 測量士が事務所で行う作業

作業計画・測量計画などを立案

測量後は観測したデータを基にさまざまな計算を行った後、測量ソフトを利用して図面作成を行う

完成した図面は製図機器を使って描画し、必要な書類をとともに依頼人に提出

 

いっぽう、測量には【公共系と民間系】の事務所があり、測量するものがちがってきます。

公共系 民間系
道路やトンネル、公共の建物などの公共工事に付随した測量 家と家の境目を測るなど、司法書士の登記などに付随した測量

それぞれで求められるスキルや持っておきたい資格なども少し変わってくるので、どんな測量をしたいかイメージをもっておくと良いでしょう。

 

一方で、測量士がきつい&やめとけと言われる理由は以下のとおり

やめとけ&きつい理由

  1. 基本的に外での作業で体力勝負
  2. 拘束時間が長く、残業もしばしば
  3. 膨大なデータを整理するパソコン仕事も多い
  4. AIに仕事を取られて将来性がないと言われている
  5. 女性が活躍しづらい

測量は基本外での作業で、体力勝負です。

女性が働きにくい・活躍しづらい現状は確かにあります。

また、膨大なデータを整理するパソコン仕事もあり、残業もあるでしょう。

一方で、AIが参入してきて、将来性がないと言われています。

ただしこの「将来性がない」というのは嘘で、AIがすべて作業をこなすことはできないので、どちらかと言えば、測量士として働きやすくなるでしょう。

 

測量士の年収(平均年齢別)と仕事内容は?やめとけ&きついと言われる理由まとめ

測量士が測量している様子

測量士の平均年収は469万円くらい(厚生労働省-令和元年賃金構造基本統計調査)

測量士のお仕事
外業 屋外で行う測量作業

GPS(グローバル・ポジショニング・システム)や関数電卓、トランシット(角度を測る器械)、レベル(高低差を測る器械)、光波測距儀(光を使って距離を測る器械)などの専門機器を駆使して測量を実施

計測場所は市街地とは限らず、山の中や湖畔、海峡など、あらゆる土地で行う

測量士:測量作業および全体を統括する役割

測量士補:測量士が作成した計画に従って測量を行う

内業 測量士が事務所で行う作業

作業計画・測量計画などを立案

測量後は観測したデータを基にさまざまな計算を行った後、測量ソフトを利用して図面作成を行う

完成した図面は製図機器を使って描画し、必要な書類をとともに依頼人に提出

やめとけ&きつい理由

  1. 基本的に外での作業で体力勝負
  2. 拘束時間が長く、残業もしばしば
  3. 膨大なデータを整理するパソコン仕事も多い
  4. AIに仕事を取られて将来性がないと言われている
  5. 女性が活躍しづらい

以上です。

ありがとうございました。

 

この記事を書いた人

名前:ちゃんさと
  • 元公務員の土木ブロガー💻
  • 国立大学★土木工学科卒業(学士)
  • 大学卒業後、某県庁の地方公務員(土木)に合格!7年間はたらいた経験をもつ(計画・設計・施工管理・維持管理)
  • 現場監督・施工管理の経験あり
  • 1級土木施工管理技士の資格もち
  • 今はブログで土木施工管理技士の勉強方法や土木知識をメインにさまざまな情報を発信中!

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