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技術士(建設部門)難易度やメリットていねい解説

技術士建設部門(難易度や合格率ていねい解説)

こんにちは、ちゃんさとです。

 

技術士は、科学技術の応用面に携わる技術者にとって、もっとも権威のある最高位の国家資格です。

科学技術に関する高度な知識、応用能力および高い技術者倫理を備えていることを、国家によって認定されたことになるでしょう。

 

今回のテーマは【技術士(建設部門)】について!

難易度やメリット、合格率など、技術士(建設部門)のイロハをご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

それではさっそく参りましょう、ラインナップはこちら 🙂

 

この記事を書いた人

名前:ちゃんさと 女性/既婚 1992年生まれ
  • 元公務員(土木)の主婦ブロガー💻
  • 国立大学★土木工学科卒業(学士)
  • 某県庁の地方公務員(土木)に合格!建設業関連で7年間はたらいた経験をもつ
  • 1級土木施工管理技士の資格もち
  • 今はブログで土木、土木施工管理技士の勉強方法や公務員のあれこれ、仕事をメインにさまざまな情報を発信中!

 

技術士(建設部門)難易度はどれくらい?

技術士の難易度は、土木や建築系の資格のなかでは難関と呼ばれる部類に入ります。(最上位)

偏差値も70くらいと想定され、ちょっとやそっとじゃ受からない国家資格です。

 

また、比較できるように、土木・建築系の難易度ランキングを作成しました。

合格率や試験内容から独自にランキングしたものなので、参考程度にお使いください。

※ランキングは公的なものではありません。

土木&建築

資格難易度ランキング

難易度 偏差値 資格名 種類
難関 70 技術士 国家資格
68 空間情報総括管理技術者 民間資格
66 一級建築士 国家資格
66 コンクリート診断士 民間資格
63 下水道技術検定/下水道管理技術検定 公的資格
62 建築物環境衛生管理技術者 国家資格
普通 59 舗装施工管理技術者1級 民間資格
59 測量士 国家資格
58 建築設備士 国家資格
57 コンクリート技士/コンクリート主任技士 民間資格
57 給水装置工事主任技術者 国家資格
57 下水道技術検定/下水道管理技術検定 第2種技術 公的資格
56 二級建築士 国家資格
56 木造建築士 国家資格
56 建設機械施工技士 1級 国家資格
56 浄化槽設備士 国家資格
55 造園施工管理技士 1級 国家資格
55 インテリアプランナー 民間資格
54 管工事施工管理技士 1級 国家資格
53 地質調査技士【土壌地下水/技術管理/現場調査】 民間資格
53 再開発プランナー 民間資格
53 建築CAD検定試験 准1級 民間資格
53 インテリアコーディネーター 民間資格
53 1級土木施工管理技士 国家資格
合格するのはかなりむずかしそうだね…

 

 

技術士(建設部門)に合格するメリット~年収やポストについて~

技術士建設部門を取得するメリット

  1. 技術者として信頼される
  2. キャリアアップ
  3. 年収アップ
  4. 人脈が広がる
  5. 大規模なプロジェクトに携われる
  6. 政府機関の仕事に携われる
  7. 転職活動を円滑に進められる

技術士(建設部門)の資格を取得すると、技術者としてのポストが確立し、キャリアアップや人脈を広げることができるでしょう。

そして技術士は国家資格であるため、政府機関の重要な仕事や、大規模なプロジェクトに携われるようになります。

 

また、技術士として転職も円滑に進められますし、独立して年収がアップする人もいますよ。

このように、建設会社や土木コンサル系などの建設業界で働いているならば、技術士(建設部門)の資格を取ることは大きなメリットがあるのです。

 

 

技術士(建設部門)の合格率は?

だるま合格

平成27年度~令和3年までの技術士建設部門における、

  1. 受験者数
  2. 合格者数
  3. 合格率

についてまとめました。

年度 受験者数 合格者数 合格率
平成27年 7,261 2,984 41.1
平成28年 7,414 3,194 43.1
平成29年 7,904 3,885 49.2
平成30年 7,814 2,653 34.0
令和元年 4,924 2,344 47.6
令和2年 7,284 2,891 39.7
令和3年 8,581 2,483 28.9

推移をグラフにするとこんな感じです。

技術士建設部門の合格率は、30~50%くらいです。

技術士建設部門★合格率グラフ(平成27年~令和3年)

 

 

技術士(建設部門)の受験資格★試験内容★日程をチェック

第一次試験

技術士の一次試験は、受験資格に年齢、学歴、業務経歴等による制限はありません。

試験はすべて、筆記試験により行われます。

第一次試験日程は以下のとおり。

試験日 令和4年11月27日(日)
時間 試験時間は、受験者に別途通知
試験地および試験会場 次の都道府県において行い、試験会場は、10月下旬頃の官報に公告

北海道、宮城県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県

試験会場については、受験者があらかじめ選択する試験地における会場を本人宛てに別途通知

受験申込等配布期間 令和4年6月10日(金)~6月29日(水)
受験申込書等受付期間 令和4年6月16日(木)~6月29日(水)まで。

受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会宛てに、書留郵便で提出すること。(6月29日(水)までの消印は有効)

受験申込書書類 令和4年6月16日(木)~6月29日(水)

受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会宛てに、書留郵便(6月29日(水)までの消印は有効。))で提出すること

受験手数料 11,000円
試験の実施に関する事務を行う機関および申込書類提出先 指定試験機関 公益社団法人 日本技術士会

〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目5番8号 機械振興会館4階

電話番号 03-6432-4585

合格発表 令和5年2月に、試験に合格した者の氏名を技術士第一次試験合格者として官報で公告するとともに、本人宛てに合格証を送付

合格発表後、受験者に成績を通知

正答の公表 試験終了後、速やかに試験問題の正答を公表

(参考引用:日本技術士会

 

つづいては試験内容です。

科目 内容 時間
専門科目 35問のうち25問解答

※一定の資格を有する者については、技術士法施行規則第6条に基づいて試験の一部を免除

受験者があらかじめ選択する1技術部門に係る基礎知識及び専門知識

10:30~12:30
適性科目 15問全問回答(技術士法第4章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性)

技術士における適性や基礎知識

13:30~14:30
基礎科目 第1群~第5群からそれぞれ3問、計15問解答(科学技術全般にわたる基礎知識)

第1群:設計・計画に関するもの

第2群:情報・論理に関するもの

第3群:解析に関するもの

第4群:材料・化学・バイオに関するもの

第5群:環境・エネルギー・技術に関するもの

15:00~16:00

すべてマークシートで解答します。

 

第二次試験

技術士二次試験の受験資格は以下の表をご覧ください。

技術士補となる資格を有し、次のいずれかに該当する者
①技術士補として技術士を補助したことがある者で、その補助した期間が通算して次に定める期間を超える者((2)の期間を算入することができる。) 総合技術監理部門を除く技術部門 4年

総合技術監理部門 7年

②科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)

またはこれらに関する指導の業務を行う者(注1)の監督(注2)の下に当該業務に従事した者で、その従事した期間が技術士補となる資格を有したあと、通算して次に定める期間を超える者((1)の期間を算入することができる。)

総合技術監理部門を除く技術部門 4年

総合技術監理部門 7年

(注1)7年を超える業務経験を有し、かつ受験者を適切に監督することができる職務上の地位にある者。

(注2)受験者が技術士となるのに必要な技能を修習することができるよう、指導、助言その他適切な手段により行われるもの。

③科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)

またはこれらに関する指導の業務に従事した期間が通算して次に定める期間を超える者。

総合技術監理部門を除く技術部門 7年

総合技術監理部門 10年(既に総合技術監理部門以外の技術部門について技術士となる資格を有する者にあっては7年)

※科学技術:人文科学のみに係るものを除く

なお、(1)~(3)のいずれにおいても学校教育法による大学院修士課程若しくは専門職学位課程(理科系統のものに限る。)を修了。

または博士課程に在学し、若しくは在学していた者にあっては、2年を限度として、当該期間からその在学した期間をマイナスした期間となります。

大学院修士課程と博士課程は、理科系統のものに限ります

 

第二次試験の試験日や合格発表日は以下のとおりです。

受験申込書配布期間 令和4年4月1日(金)~4月18日(月)
受験申込受付期間 令和4年4月1日(金)~4月18日(月)
筆記試験日 令和4年7月17日(日):総合技術監理部門の必須科目

令和4年7月18日(月・祝):総合技術監理部門を除く技術部門、総合技術監理部門の選択科目

筆記試験合格発表 令和4年11月上旬
口頭試験(筆記試験合格者のみ) 令和4年12月上旬~令和5年1月中旬のうちのあらかじめ受験者に通知する日
口頭試験合格発表 令和5年3月中旬

(参考引用:日本技術士会

技術士第二次試験は、筆記及び口頭の方法により行われます。〔施行規則第8条第1項〕

あらかじめ選択する必須科目と選択科目の中から、試験が実施される形式です。

筆記試験の内容 機械部門から原子力・放射線部門までの20技術部門

(総合技術監理部門以外)

必須科目

〔記述式:試験時間/2時間〕

Ⅰ「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
選択科目

〔記述式:試験時間/3時間30分〕

Ⅱ「選択科目」についての専門知識及び応用能力に関するもの
Ⅲ「選択科目」についての問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの

 

また、建設部門における選択科目は以下のとおりです。

9建設部門★選択科目一覧
9-1 土質および基礎 土質調査ならびに地盤、土構造、基礎および山留めの計画、設計、施工および維持管理に関する事項
9-2 鋼構造およびコンクリート 鋼構造、コンクリート構造および複合構造の計画、設計、施工および維持管理ならびに鋼、コンクリ―トその他の建設材料に関する事項
9-3 都市および地方計画 国土計画、都市計画(土地利用、都市交通施設、公園緑地および市街地整備を含む)、地域計画その他の都市および地方計画に関する事項
9-4 河川、砂防および海岸・海洋 治水・利水計画、治水・利水施設および河川構造物の調査、設計、施工および維持管理、河川情報、砂防その他の河川に関する事項
9-5 港湾および空港 港湾計画、港湾施設・港湾構造物の調査、設計、施工および維持管理その他の港湾に関する事項

空港計画、空港施設・空港構造物の調査、設計、施工および維持管理その他の空港に関する事項

9-6 電力土木 電源開発計画、電源開発施設、取放水および水路構造物その他の鉄道に関する事項
9-7 道路 道路計画、道路施設、道路構造物の調査、設計、施工および維持管理・更新、道路情報その他の道路に関する事項
9-8 鉄道 新幹線鉄道、普通鉄道、特殊鉄道などにおける計画、施設、構造物その他の鉄道に関する事項
9-9 トンネル トンネル、トンネル施設および地中構造物の計画、調査、設計、施工および維持管理・更新、トンネル工法その他のトンネルに関する事項
9-10 施工計画、施工設備および積算 施工計画、施工管理、維持管理・更新、施工設備・機械・建設ICTその他の施工に関する事項

積算および建設マネジメントに関する事項

9-11 建設環境 建設事業における自然環境および生活環境の保全および生活環境の保全創出ならびに環境影響評価に関する事項

(引用:日本技術士会_技術士第二次試験の科目表)

 

口頭試験

口頭試験は、筆記試験の合格者のみ行われます。(施行規則第8条第2項)

また口頭試験について、技術士試験を行う日本技術士会は以下のように述べています。

技術士としての適格性を判定することに主眼をおき、筆記試験における記述式問題の答案及び業務経歴を踏まえ実施します。

(参考引用:日本技術士会

 

 

まとめ

技術士(建設部門)まとめ

難易度 技術士(建設部門)の難易度は【難関】で【偏差値70くらい】
受験資格 技術士の一次試験:年齢、学歴、業務経歴等による制限なし
技術士の二次試験:実務経験などの条件あり(別表参照)
合格率 30%~50%(令和3年:28.9%)
技術士(建設部門)を取得するメリット
  1. 技術者として信頼される
  2. キャリアアップ
  3. 年収アップ
  4. 人脈が広がる
  5. 大規模なプロジェクトに携われる
  6. 政府機関の仕事に携われる
  7. 転職活動を円滑に進められる

試験日程

第一次試験 試験日 令和4年11月27日(日)
時間 試験時間は、受験者に別途通知
試験地および試験会場 次の都道府県において行い、試験会場は、10月下旬頃の官報に公告

北海道、宮城県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県

試験会場については、受験者があらかじめ選択する試験地における会場を本人宛てに別途通知

受験申込等配布期間 令和4年6月10日(金)~6月29日(水)
受験申込書等受付期間 令和4年6月16日(木)~6月29日(水)まで。

受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会宛てに、書留郵便で提出すること。(6月29日(水)までの消印は有効)

受験申込書書類 令和4年6月16日(木)~6月29日(水)

受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会宛てに、書留郵便(6月29日(水)までの消印は有効。))で提出すること

受験手数料 11,000円
試験の実施に関する事務を行う機関および申込書類提出先 指定試験機関 公益社団法人 日本技術士会

〒105-0011 東京都港区芝公園3丁目5番8号 機械振興会館4階

電話番号 03-6432-4585

合格発表 令和5年2月に、試験に合格した者の氏名を技術士第一次試験合格者として官報で公告するとともに、本人宛てに合格証を送付

合格発表後、受験者に成績を通知

正答の公表 試験終了後、速やかに試験問題の正答を公表
第二次試験 受験申込書配布期間 令和4年4月1日(金)~4月18日(月)
受験申込受付期間 令和4年4月1日(金)~4月18日(月)
筆記試験日 令和4年7月17日(日):総合技術監理部門の必須科目

令和4年7月18日(月・祝):総合技術監理部門を除く技術部門、総合技術監理部門の選択科目

筆記試験合格発表 令和4年11月上旬
口頭試験(筆記試験合格者のみ) 令和4年12月上旬~令和5年1月中旬のうちのあらかじめ受験者に通知する日
口頭試験合格発表 令和5年3月中旬

試験内容

第一次試験 専門科目 35問のうち25問解答

※一定の資格を有する者については、技術士法施行規則第6条に基づいて試験の一部を免除

受験者があらかじめ選択する1技術部門に係る基礎知識及び専門知識

適性科目 15問全問回答(技術士法第4章(技術士等の義務)の規定の遵守に関する適性)

技術士における適性や基礎知識

基礎科目 第1群~第5群からそれぞれ3問、計15問解答(科学技術全般にわたる基礎知識)

第1群:設計・計画に関するもの

第2群:情報・論理に関するもの

第3群:解析に関するもの

第4群:材料・化学・バイオに関するもの

第5群:環境・エネルギー・技術に関するもの

 

第二次試験

必須科目

〔記述式:試験時間/2時間〕

Ⅰ「技術部門」全般にわたる専門知識、応用能力、問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
選択科目

〔記述式:試験時間/3時間30分〕

Ⅱ「選択科目」についての専門知識及び応用能力に関するもの
Ⅲ「選択科目」についての問題解決能力及び課題遂行能力に関するもの
わからないことがあれば、日本技術士会のHPをチェックしましょう

 

以上です。

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ありがとうございました。

 

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