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令和3年【第二次検定】1級土木施工管理技士の過去問&解答・解説

※この記事はプロモーションを含みます。

令和3年度(2021)1級土木施工管理技士★過去問題(第二次検定)です。(解答・解説付き)

お気づきの点(ミス・要修正事項)などありましたら、コメントください。

よろしくお願いいたします。

そのほかの過去問についてはまとめ記事でご確認ください。

令和3年!1級土木施工管理技士の過去問(解答・解説)第二次検定

※問題1~3は必須問題です。 必ず解答してください。

問題1で

➀設問1の解答が無記載又は記入漏れがある場合,

②設問2の解答が無記載又は設問で求められている内容以外の記述の場合,

問題2以降は採点の対象となりません。

必須問題問題1】経験記述※省略

あなたが経験した土木工事の現場において, その現場状況から特に留意した安全管理に関して、次の〔設問1] 〔設問2〕 に答えなさい。

【経験記述(省略)】

 

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必須問題【問題2】1級土木の過去問(解答・解説)

コンクリートの養生に関する次の文章の(イ)~(ホ)に当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。

(1) 打込み後のコンクリートは, セメントの(イ)反応が阻害されないように表面からの乾燥を防止する必要がある。

(2) 打込み後のコンクリートは,その部位に応じた適切な養生方法により, 一定期間は十分な(ロ)状態に保たなければならない。

(3) 養生期間は, セメントの種類や環境温度等に応じて適切に定めなければならない。 日平均気温15°C以上の場合,(ハ)を使用した際には,養生期間は7日を標準とする。

(4) 暑中コンクリートでは,特に気温が高く, また, 湿度が低い場合には,表面が急激に乾燥し(ニ)が生じやすいので, (ホ)又は覆い等による適切な処置を行い,表面の乾燥を抑えることが大切である。

【解答欄】

(イ) (口) (ハ) (二) (ホ)
(イ) (口) (ハ) (二) (ホ)
水和 湿潤 混合セメントB種 ひび割れ 散水

(1) 打込み後のコンクリートは, セメントの水和反応が阻害されないように表面からの乾燥を防止する必要がある。 特に直射日光や風等によって表面だけが急激に乾燥すると,ひび割れ発生の原因となるため、コンクリートの打上がり面には, シート等で日よけや風よけをするのがよい。

(2) 打込み後のコンクリートは,その部位に応じた適切な養生方法により, 一定期間は十分湿潤状態に保たなければならない。 セメントの水和反応にとって充分な水が供給されることが理想的な条件で、打込み後のコンクリートの強度, 劣化に対する抵抗性等及び その他の品質を確保するためには, 適切な方法により一定期間コンクリートを湿潤状態に保つ必要がある。

(3) 養生期間は,セメントの種類や環境温度等に応じて適切に定めなければならない。湿潤養生期間の基準は以下のとおり

日平均気温 早強ポルトランドセメント 普通ポルトランドセメント 混合セメントB種
15℃以上 3日 5日 7日
10℃以上 4日 7日 9日
5℃以上 5日 9日 12日

(4) 暑中コンクリートでは,特に気温が高く、また湿度が低い場合には, 表面が急激に乾燥しひび割れが生じやすいので, 散水又は覆い等による適切な処置を行い,表面の乾燥を抑えることが大切である。 なお、乾燥が生じるおそれのある型枠を使用する場合には,型枠も湿潤状態に保つ。

 

必須問題【問題3】1級土木の過去問(解答・解説)

土木工事における, 施工管理の基本となる施工計画の立案に関して 下記の5つの検討項目における検討内容をそれぞれ解答欄に記述しなさい。

ただし, (例)の検討内容と同一の内容は不可とする。

  • 契約書類の確認事項
  • 現場条件の調査 (自然条件の調査)
  • 現場条件の調査 (近隣環境の調査)
  • 現場条件の調査 ( 資機材の調査)
  • 施工手順

【解答欄】

検討項目 検討内容
施工手順 全体工程、全体工費に及ぼす影響の大きい工種を優先して取り上げる。
1 契約書の確認事項
2 現場条件の調査(自然条件の調査)
3 現場条件の調査(近隣環境の調査)
4 現場条件の調査(資機材の調査)
5 施工手順

以下を参考に記述する。

検討項目 検討内容
施工手順 全体工程、全体工費に及ぼす影響の大きい工種を優先して取り上げる。
1 契約書の確認事項
  • 事業損失、不可抗力による損害の取扱い方法
  • 工事中止に基づく損害の取扱い方法
  • 資材, 労務費の変動に基づく変更の取扱い方法
  • 契約不適合責任に関する確認
  • 工事代金の支払い条件の確認
  • 数量の増減による変更の取扱い方法
  • 工事数量や仕様 (規格) 等の確認
  • 現場説明事項の内容の確認
2 現場条件の調査(自然条件の調査)
  • 地形・・・ 高低差, 地表勾配, 設計図書と現地の相違点等
  • 地質・・・ 土質, 岩質, 亀裂, 地層, 地盤強度, 支持力トラ フィカビリティー, 地下水、湧水等
  • 水文気象データ・・・気温、日照, 風向, 降雨量, 降雨日数, 積雪量,融雪期等
  • 自然環境・・・ 土壌, 植生, 動物, 昆虫, 水生生物等
3 現場条件の調査(近隣環境の調査)
  • 騒音・振動などの環境保全基準, 各種指導要綱
  • 文化財及び地下埋設物等の有無
  • 送電線等, 地上障害物の有無
  • 建設副産物の処理 処理条件等
4 現場条件の調査(資機材の調査)
  • 仮設備の規模、施工機械の選択に関する事項
  • 動力源・工事用水の入手方法
  • 材料の供給源と価格及び運搬路に関する事項
5 施工手順
  • 作業の平準化を図り機械が遊休状態になることを防ぐ
  • 全体のバランスを考え作業の過度な集中は避ける
  • 現場の制約等を考慮して資機材, 労働力などの円滑化を図る
  • くり返し作業により習熟を図り, 効率を高める

問題4〜問題11までは選択問題 (1),(2)です。

※問題4~問題7までの選択問題 (1) の4問題のうちから2問題を選択し解答してください。なお, 選択した問題は, 解答用紙の選択欄に○印を必ず記入してください。

選択問題1【問題4】1級土木★過去問(解答・解説)

建設発生土の現場利用のための安定処理に関する次の文章の(イ)~(ホ)に当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。

(1) 高含水比状態にある材料あるいは強度の不足するおそれのある材料を盛土材料として利 用する場合,一般に(イ)乾燥等による脱水処理が行われる。

(イ) 乾燥で含水比を低下させることが困難な場合は,できるだけ場内で有効活用をす るために固化材による安定処理が行われている。

(2) セメントや石灰等の固化材による安定処理工法は,主に基礎地盤や(ロ), 路盤の改良 に利用されている。 道路土工への利用範囲として主なものをあげると, 強度の不足する(口)材料として利用するための改良や高含水比粘性土等の(ハ)の確保のための改良がある。

(3) 安定処理の施工上の留意点として, 石灰石灰系固化材の場合, 白色粉末の石灰は作業 中に粉塵が発生すると, 作業者のみならず近隣にも影響を与えるので, 作業の際は,風速, 風向に注意し,粉塵の発生を極力抑えるようにする。 また, 作業者はマスク 防塵(ニ) を使用する。

石灰石灰系固化材と土との反応はかなり緩慢なため、 十分な(ホ)期間が必要である。

【解答欄】

(イ) (口) (ハ) (二) (ホ)
(イ) (口) (ハ) (二) (ホ)
天日 路床 トラフィカビリティー 眼鏡 養生

(1) 高含水比状態にある材料あるいは強度の不足するおそれのある材料を盛土材料として利用する場合,一般に天日乾燥等による脱水処理が行われる。

天日乾燥で含水比を低下させることが困難な場合は、 できるだけ場内で有効活用をするためにセメントや石灰等の固化材による安定処理が行われている。

(2) セメントや石灰等の固化材による安定処理工法は,一般に土の物理的性質の改良や水和反応等による強度の改良を行うもので,主に基礎地盤や路床, 路盤の改良に利用されてい る。 道路土工への利用範囲として主なものをあげると, 強度の不足する材料を路床材料として利用するための改良や高含水比粘性土等のトラフィカビリティーの確保のための改良 がある。

(3) 安定処理の施工上の留意点として, 石灰石灰系固化材の場合, 白色粉末の石灰は作業 中に粉塵が発生すると, 作業者のみならず近隣にも影響を与えるので、作業の際は,風速, 風向に注意し, 粉塵の発生を極力抑えるようにする。 また, 作業者はマスク, 防塵眼鏡を使用する。 特に生石灰は水和熱が大きいため, 取扱い中は水分に気を付け, 発熱によりや けどをしないように衣服・手袋を着用する。

石灰石灰系固化材と土の反応はかなり緩慢なため、 十分な養生期間が必要である。

選択問題1【問題5】1級土木の過去問(解答・解説)

レディーミクストコンクリート (JIS A 5308) の工場選定,品質の指定, 品質管理項目に関する次の文章の(イ)~(ホ)に当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。

(1) レディーミクストコンクリート工場の選定にあたっては, 定める時間の限度内にコンク リートの(イ)及び荷卸し, 打込みが可能な工場を選定しなければならない。

(2) レディーミクストコンクリートの種類を選定するにあたっては、(ロ)の最大寸法,(ハ)強度, 荷卸し時の目標スランプ又は目標スランプフロー及びセメントの種類をもとに選定しなければならない。

(3)(ニ)の変動はコンクリートの強度や耐凍害性に大きな影響を及ぼすので, 受入れ時に 試験によって許容範囲内にあることを確認する必要がある。

(4) フレッシュコンクリート中の(ホ)の試験方法としては,加熱乾燥法, エアメータ法, 静電容量法等がある。

【解答欄】

(イ) (口) (ハ) (二) (ホ)
(イ) (口) (ハ) (二) (ホ)
運搬 粗骨材 呼び 空気量 単位水量

(1) レディーミクストコンクリート工場の選定にあたっては, 定める時間の限度内にコンク リートの運搬及び荷卸し, 打込みが可能な工場を選定しなければならない。 JIS A 5308 で は,生産者が練混ぜを開始してから運搬車が荷卸し地点に到着するまでの時間を1.5時間以内と定めている。

(2) レディーミクストコンクリートの種類を選定するにあたっては, 粗骨材の最大寸法, 呼び強度, 荷卸し時の目標スランプ又は目標スランプフロー及びセメントの種類をもとに選定しなければならない。 呼び強度とは JIS A 5308 に規定されたコンクリートの圧縮強度 の区分であり, レディーミクストコンクリートを発注する場合には、 所要のコンクリート の品質を満足するような呼び強度とスランプの組み合わせを指定する。

(3) 空気量の変動はコンクリートの強度や耐凍害性に大きな影響を及ぼすので,受入れ時に試験によって許容範囲内にあることを確認する必要がある。 空気量が増すとコンクリート の強度が小さくなるだけでなく, コンクリートの品質のばらつきも大きくなる傾向にあるため、気象作用が激しくなく凍結融解作用を受けない場合には,過度に空気量を多くしないように留意する。

(4) フレッシュコンクリート中の単位水量の試験方法としては、加熱乾燥法 (高周波加熱法,乾燥炉法,減圧加熱乾燥法等), エアメータ法, 静電容量法等がある。

選択問題1【問題6】1級土木の過去問(解答・解説)

車両系建設機械による労働災害防止のため、 労働安全衛生規則の定めにより事業者が実施すべき安全対策に関する次の文章の(イ)~(ホ)に当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。

(1) 岩石の落下等により労働者に危険が生ずるおそれのある場所で, ブルドーザ, トラクタ ーショベル, パワーショベル等を使用するときは,当該車両系建設機械に堅固な(イ)を備えなければならない。

(2) 車両系建設機械の転落, 地山の崩壊等による労働者の危険を防止するため、 あらかじめ当該作業に係る場所について地形, 地質の状態等を調査し, その結果を(ロ)しておかな ければならない。

(3)路肩,傾斜地等であって, 車両系建設機械の転倒又は転落により運転者に危険が生ずるおそれのある場所においては、転倒時(ハ)を有し,かつ, (二)を備えたもの以外の車 両系建設機械を使用しないように努めるとともに, 運転者に(ニ)を使用させるように努めなければならない。

(4) 車両系建設機械の転倒やブーム又はアーム等の破壊による労働者の危険を防止するため, その構造上定められた安定度, (ホ)荷重等を守らなければならない。

【解答欄】

(イ) (口) (ハ) (二) (ホ)
(イ) (口) (ハ) (二) (ホ)
ヘッドガード 記録 保護構造 シートベルト 最大使用

(1) 事業者は,岩石の落下等により労働者に危険が生ずるおそれのある場所で車両系建設機械 (ブルドーザ,トラクターショベル, ずり積機, パワーショベル, ドラグショベル及び 解体用機械に限る。) を使用するときは,当該車両系建設機械に堅固なヘッドガードを備えなければならない (第153条 (ヘッドガード))。

(2)事業者は,車両系建設機械を用いて作業を行なうときは,当該車両系建設機械の転落, 地山の崩壊等による労働者の危険を防止するため、 あらかじめ、当該作業に係る場所につ いて地形, 地質の状態等を調査し、その結果を記録しておかなければならない (第154条 (調査及び記録))。

(3) 事業者は、路肩, 傾斜地等であって, 車両系建設機械の転倒又は転落により運転者に危険が生ずるおそれのある場所においては、転倒時保護構造を有し,かつ, シートベルトを備えたもの以外の車両系建設機械を使用しないように努めるとともに, 運転者にシートベ ルトを使用させるように努めなければならない (第157条の2)。

(4) 事業者は, 車両系建設機械を用いて作業を行うときは,転倒及びブーム, アーム等の作 業装置の破壊による労働者の危険を防止するため,当該車両系建設機械についてその構造上定められた安定度, 最大使用荷重等を守らなければならない (第163条(使用の制限))。

選択問題1【問題7】1級土木の過去問(解答・解説)

建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律 (建設リサイクル法)により再資源化を促進する特定建設資材に関する次の文章の(イ)~(ホ)に当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。

(1) コンクリート塊については、破砕, 選別, 混合物の(イ)(ロ)調整等を行うことに より再生クラッシャーラン, 再生コンクリート砂等として, 道路, 港湾, 空港, 駐車場及 び建築物等の敷地内の舗装の路盤材, 建築物等の埋戻し材, 又は基礎材, コンクリート用 骨材等に利用することを促進する。

(2) 建設発生木材については、チップ化し,(ハ) ボード,堆肥等の原材料として利用することを促進する。 これらの利用が技術的な困難性, 環境への負荷の程度等の観点から適切でない場合には(ニ)として利用することを促進する。

(3) アスファルトコンクリート塊については、破砕, 選別, 混合物の(イ)(ロ)調整等を行うことにより, 再生加熱アスファルト(ホ)混合物及び表層基層用再生加熱アスファルト混合物として, 道路等の舗装の上層路盤材,基礎用材料, 又は表装用材料に利用することを促進する。

【解答欄】

(イ) (口) (ハ) (二) (ホ)
(イ) (口) (ハ) (二) (ホ)
除去 粒度 木質 燃料 安定処理

【建設リサイクル法】

(1) コンクリート塊については,破砕, 選別, 混合物の除去, 粒度調整等を行うことにより, 再生クラッシャーラン, 再生コンクリート砂, 再生粒度調整砕石等として, 道路, 港湾,空港, 駐車場及び建築物等の敷地内の舗装の路盤材, 建築物等の埋戻し材, 又は基礎材,コ ンクリート用骨材等に利用することを促進する。

(2) 建設発生木材については、チップ化し, 木質ボード, 堆肥等の原材料として利用することを促進する。これらの利用が技術的な困難性, 環境への負荷の程度等の観点から適切でない場合には燃料として利用することを促進する。

また, 建設発生木材について再資源化 ができない場合には,適切な焼却を行うことができる施設において焼却することにより縮減を行う。

(3) アスファルトコンクリート塊は, 破砕, 選別, 混合物の除去, 粒度調整等を行うことにより,再生加熱アスファルト安定処理混合物及び表層基層用再生加熱アスファルト混合物として,道路等の舗装の上層路盤材,基層用材料, 又は表層用材料に利用することを促進する。

また, 再生骨材等として, 道路等の舗装の路盤材又は建築物等の埋戻し材,基礎材等に利用することを促進する。

 

※問題8~問題11までの選択問題 (2) 4問題のうちから2問題を選択し解答してください。

なお、選択した問題は, 解答用紙の選択欄に○印を必ず記入してください。

選択問題2【問題8】1級土木の過去問(解答・解説)

軟弱地盤対策として、下記の5つの工法の中から2つ選び, 工法名, 工法の 概要及び期待される効果をそれぞれ解答欄に記述しなさい。

  • サンドマット工法
  • サンドドレーン工法
  • 深層混合処理工法 (機械攪拌工法)
  • 薬液注入工法
  • 掘削置換工法

【解答欄】

工法名 工法の概要 期待される効果

以下を参考に2つ記述する。

工法名 工法の概要 期待される効果
サンドマット工法 軟弱地盤上に盛土等の土工構造物を施工する 場合に適用される工法

表面に厚さ 0.5~1.2m程度の砂を敷設し、 軟弱層圧密の ための上部排水を促進する。

  • 圧密の促進
  • トラフィカビリティー の確保
サンドドレーン工法 透水性の高い砂を用いた砂柱 (サンドドレー ン) を軟弱地盤中に鉛直に造成することにより、水平方向の排水距離を短くして圧密を促進する工法
  • 圧密の促進
  • 地盤強度の増加
深層混合処理工法 粉体状あるいはスラリー状の主としてセメント系の固化材を地中に供給して,原位置の軟 弱土と攪拌翼を用いて強制的に攪拌混合する工法。

深層に至る強固な柱体状, ブ ロック状又は壁状の安定処理土を形成する。

  • すべり抵抗の増加
  • 変形の抑止
  • 沈下の低減
  • 液状化防止
薬液注入工法 土の間隙に注入材 (水ガラス系薬液; 主剤が ケイ酸ナトリウム)を注入することによって 地盤を改良する工法
  • 地盤の透水性の減少
  • 強度增加
  • 液状化防止
掘削置換工法 軟弱層の全面あるいは一部を掘削し,良質土で置換する工法。

軟弱層が比較的浅く、 必要な置換え土が容易に得られ, かつ短期間に軟弱層を処理しようとする場合に適する。

  • 全沈下量の低減
  • 安定の確保
  • 変形対策
  • 液状化防止

選択問題2【問題9】1級土木の過去問(解答・解説)

コンクリートの施工に関する次の➀~④の記述のすべてについて, 適切でない語句が文中に含まれている。➀~④のうちから2つ選び、番号,適切でない語句及び適切な語句をそれぞれ解答欄に記述しなさい。

➀コンクリート中にできた空隙や余剰水を少なくするための再振動を行う適切な時期は,締 固めによって再び流動性が戻る状態の範囲でできるだけ早い時期がよい。

②仕上げ作業後, コンクリートが固まり始めるまでの間に発生したひび割れは, 棒状バイブ レータと再仕上げによって修復しなければならない。

③コンクリートを打ち継ぐ場合には,既に打ち込まれたコンクリートの表面のレイタンス等 を完全に取り除き, コンクリート表面を粗にした後,十分に乾燥させなければならない。

④型枠底面に設置するスペーサは, 鉄筋の荷重を直接支える必要があるので, 鉄製を使用する。

【解答欄】

番号 適切でない語句 適切な語句

以下から2つえらび記述する。

番号 適切でない語句 適切な語句
早い 遅い
棒状バイブレータ タンピング
乾燥 吸水
鉄製 モルタル製もしくはコンクリート製

➀再振動を適切な時期に行うと, コンクリートは再び流動性を帯びてコンクリート中にでき た空隙や余剰水が少なくなり, コンクリート強度及び鉄筋との付着強度の増加, 沈みひび割れの防止等に効果がある。 再振動を行う適切な時期は、締固めによって再び流動性が戻 る状態の範囲でできるだけ遅い時期がよい。

②仕上げ作業後, コンクリートが固まり始めるまでの間に発生したひび割れは,表面仕上げの前にこてを用い, コンクリート表面を軽く繰返し叩いて締め固めるタンピングと再仕上げによって修復しなければならない。 タンピングはコンクリート表面を密実にし,表面ひび割れ,沈下ひび割れの防止, 鉄筋の付着力の向上などに効果がある。

③コンクリートを打継ぐ場合には,既に打ち込まれたコンクリートの表面のレイタンス, 品質の悪いコンクリート, 緩んだ骨材粒等を完全に取り除き, コンクリート表面を粗にした後,十分に吸水させなければならない。

④型枠底面に設置するスペーサは,鉄筋の荷重を直接支える必要があり, 型枠と接する面積 が大きくなり,上床版下面などではコンクリート表面にスペーサが露出することになる。よって強度, 耐久性及び外観等を考慮して,本体コンクリートと同等程度以上の品 質を有するモルタル製もしくはコンクリート製を使用する。

選択問題2【問題10】1級土木の過去問(解答・解説)

下図は移動式クレーンでボックスカルバートの設置作業を行っている現場状況である。

この現場において安全管理上必要な労働災害防止対策に関して 「労働安全衛生規則」又は「クレーン等安全規則」に定められている措置の内容について, 5つ解答欄に記述しなさい。

【解答欄】

1
2
3
4
5

労働安全衛生法の規定に基づいた「クレーン等安全規則」 第3章 移動式クレーン(第53条~第93条) を参考に、以下から2つ選び記述する。

  1. 移動式クレーンに、その移動式クレーン検査証を備え付けておかなければならない。
  2. 荷をつり上げるときは, 外れ止め装置を使用しなければならない。
  3. つり上げ荷重が1t以上の移動式クレーンの運転業務については, 移動式クレーン運転士免許を受けた者でなければ,当該業務に就かせてはならない。
  4. 定格荷重をこえる荷重をかけて使用してはならない。
  5. 移動式クレーン明細書に記載されているジブの傾斜角の範囲をこえて使用してはならない。
  6. 移動式クレーンの運転者及び玉掛けをする者が当該移動式クレーンの定格荷重を常時知ることができるよう, 表示その他の措置を講じなければならない。
  7. 地盤が軟弱であること, 埋設物その他地下に存する工作物が損壊するおそれがあること等により移動式クレーンが転倒するおそれのある場所においては、 移動式クレーンを用いて作業を行ってはならない。
  8. アウトリガーを使用する移動式クレーンを用いて作業を行うときは,当該アウトリガーを当該鉄板等の上で当該移動式クレーンが転倒するおそれのない位置に設置しなければならない。
  9. アウトリガーを有する移動式クレーン又は拡幅式のクローラを有する移動式クレーンを用いて作業を行うときは,当該アウトリガー又はクローラを最大限に張り出さなければならない。
  10. 移動式クレーンの運転について一定の合図を定め、 合図を行なう者を指名して, その者に合図を行なわせなければならない。 また, 作業に従事する労働者は, 合図を行なう者の合 図に従わなければならない。
  11. 移動式クレーンの上部旋回体と接触することにより労働者に危険が生ずるおそれのある箇所に労働者を立ち入らせてはならない。
  12. 強風のため、移動式クレーンに係る作業の実施について危険が予想されるときは,当該作業を中止しなければならない。
  13. 移動式クレーンの運転者は,荷をつったままで, 運転位置から離れてはならない。

選択問題2【問題11】1級土木の過去問(解答・解説)

下図のような管渠を敷設する場合の施工手順が次の表に示されているが, 施工手順➀~③のうちから2つ選び, それぞれの番号, 該当する工種名及び施 工上の留意事項 (主要機械の操作及び安全管理に関するものは除く) について解答欄に記述しなさい。

以下を参考に2つえらんで記述する。

施工手順番号 工種名 施工上の留意事項

(主要機械の操作及び安全管理に関するものは除く)

管路掘削工
  • 掘削は, 丁張りに従って掘削幅, 掘削深さを 確認しながら過掘に注意して行う。
  • 床掘り仕上がり面の掘削においては,地山を 乱さないように,かつ不陸が生じないように施工する。
  • 床掘り箇所の湧水及び滞水などは,ポンプあ るいは排水溝を設けるなどして排除する。
管布設工
  • 管渠のつり下ろし及び据付については, 現場 の状況に適した安全な方法により丁寧に行う。
  • つり込みの際, 製品を傷つけることのないよう, 十分注意する。
  • 受口内面をよく清掃し, 滑材を塗布し,容易に差し込めるようにしたうえ, 差口は事前に清掃し、所定の位置にゴム輪をはめ、差込み深さが確認できるよう印を付けておく。
  • 上流の方向に受口を向け、他方の管端を既設管に密着させ中心線 勾配および管底高を保 ち,かつ漏水,不陸, 偏心等が生じないように施工する。
管路埋戻工
  • 良質な土砂又は設計図書で指定されたもので監督員の承諾を得たものを使用する。
  • 埋戻し作業にあたり, 管渠が移動したり破損したりするような荷重や衝撃を与えないよう注意する。
  • 管渠の両側より同時に埋め戻し,管の周辺及び管頂30cmまでは特に注意し,管渠その他の構造物の側面に空隙を生じないよう十分突き固める。
  • 一層の仕上がり厚さは30cm以下を基本とし、人力及びタンパ等により十分締め固める。

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