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マルチモーダル交通とは?意味や施策(マルチモーダルサービス)

交通施策によるマルチモーダルとは、都市への車の集中を緩和するものです。

良好な交通環境をつくりだすため、航空・海運・水運・鉄道など、複数の交通機関と連携します。(マルチモーダルサービス)

また、TDM(交通需要マネジメント)施策と組み合わせて複合的に実施されています。

マルチモーダル交通とは?意味や施策(マルチモーダルサービス)

 

マルチモーダル交通施策とTDM施策

マルチモーダル交通施策とTDM施策ならびに、共通施策についてまとめました。

これらの組み合わせを複合的に実施することにより、交通を円滑化することがねらいです。

マルチモーダル交通施策 共通 TDM施策
空港、湾岸、駅などの交通拠点へのアクセス強化

鉄道と高速バスの結節強化

バリアフリーの歩行空間の整備

駅前広場の整備

歩行者支援施設の整備

アクセス道路の整備

バスの使いやすさ向上

  • バス路線の整備
  • バスレーンのカラー舗装化
  • バス停のハイグレードなど

パーク&ライド

パーク&バスライド

バスやPTPS(公共車両優先システム)の整備

共同集配の実施

ロジティクスセンターなどの整備

道路交通・駐車場情報の提供

大量公共輸送機関の再編成等利用促進

地下鉄や路面電車の整備支援

新交通システム、都市モノレールの整備支援

トランジットモールの導入

自転車利用の促進

自転車レーン、自転車駐車場の整備など

相乗り(カープール)やシャトルバス

フレックスタイムや時差通勤・通学

ロードプライシング

相乗り車(HOV)優先レーンの整備

駐車場マネジメント

 

マルチモーダル交通施策(マルチモーダルサービス)の事例

それでは、マルチモーダル交通施策の具体的な事例を見ていきましょう。

マルチモーダル交通施策

  1. 北九州湾(コンテナターミナルとアクセス道路の連携)
  2. 高松自動車道 大内バスストップ(高速道路とバス事業の連携)
  3. JR中央線(鉄道部門と道路部門の連携)
  4. 貨物鉄道と道路の連携
  5. 駅前広場の整備とバリアフリー化

その他、都市計画に関する

北九州湾(コンテナターミナルとアクセス道路の連携)

コンテナターミナルと港へのアクセス道路等の交通体系を一体的に整備しています。

そのほか、物流情報プラットホームの解説やワンストップサービスなどを取り入れ、効率的な物流ネットワークを形成しました。

ワンストップサービスとは、複数場所や担当により分散していた手続きなどを、1箇所でまとめて提供できるサービスのことだよ!

 

高松自動車道 大内バスストップ(高速道路とバス事業の連携)

高速バスと連携し、一般道路側バス停や無料駐車場、待合室などの周辺施設を併せて整備しています。

さらにキャンプ場やテニスコートの設置し、利用者利便の向上が期待できます。

 

JR中央線(鉄道部門と道路部門の連携)三鷹~立川

ボトルネックだった踏切対策を総合的に推進し、踏切道における事故防止と交通の円滑化を図りました。

 

貨物鉄道と道路の連携

鉄道と道路の複合一貫輸送を促進するため、交通結節点に貨物ターミナル駅を設置。

さらに国道から貨物駅へのアクセス道路を新設し、リードタイムの短縮や輸送コスト削減、地域の産業振興を促進しました。

 

駅前広場の整備と歩行空間バリアフリー化

駅前広場を整備し充実させることで、交通量の緩和を図ります。

ボンエルフなども挙げられます。

さらに歩行空間をバリアフリー化することで、自動車利用を減らす働きも期待できるでしょう。

 

マルチモーダル交通とは?意味や施策(マルチモーダルサービス)まとめ

交通施策によるマルチモーダルとは、都市への車の集中を緩和するもの

良好な交通環境をつくりだすため、航空・海運・水運・鉄道など、複数の交通機関と連携(マルチモーダルサービス)

マルチモーダル交通施策 共通 TDM施策
空港、湾岸、駅などの交通拠点へのアクセス強化

鉄道と高速バスの結節強化

バリアフリーの歩行空間の整備

駅前広場の整備

歩行者支援施設の整備

アクセス道路の整備

バスの使いやすさ向上

  • バス路線の整備
  • バスレーンのカラー舗装化
  • バス停のハイグレードなど

パーク&ライド

パーク&バスライド

バスやPTPS(公共車両優先システム)の整備

共同集配の実施

ロジティクスセンターなどの整備

道路交通・駐車場情報の提供

大量公共輸送機関の再編成等利用促進

地下鉄や路面電車の整備支援

新交通システム、都市モノレールの整備支援

トランジットモールの導入

自転車利用の促進

自転車レーン、自転車駐車場の整備など

相乗り(カープール)やシャトルバス

フレックスタイムや時差通勤・通学

ロードプライシング

相乗り車(HOV)優先レーンの整備

駐車場マネジメント

以上です。

ありがとうございました。

 

この記事を書いた人

名前:ちゃんさと
  • 元公務員(土木職)の土木ブロガー💻
  • 国立大学★土木工学科卒業(学士)
  • 大学卒業後、某県庁の地方公務員(土木職)に合格!7年間はたらいた経験をもつ
  • 1級土木施工管理技士・危険物取扱者(乙)・玉掛け等の資格もち
  • ブログで土木、土木施工管理技士の勉強方法や土木知識をメインにさまざまな情報を発信
  • 書籍【土木技術者のための土木施工管理の基礎】好評発売中!
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