No.16
鋼道路橋の架設上の留意事項に関する次の記述のうち, 適当でないものはどれか。
- 供用中の道路に近接するベントと架設橋桁は, 架設橋桁受け点位置でズレが生じないよう, ワイヤーロープや固定治具で固定するのが有効である。
- 箱形断面の桁は、重量が重く吊りにくいので, 吊り状態における安全性を確認するため, 吊り金具や補強材は現場で取り付ける必要がある。
- 曲線桁橋の桁を, 横取り, ジャッキによるこう上又は降下等, 移動する作業を行う場合は, 必要に応じてカウンターウエイト等を用いて重心位置の調整を行う。
- トラス橋の架設においては, 最終段階でのそりの調整は部材と継手の数が多く難しいため, 架設の各段階における上げ越し量の確認を入念に行う必要がある。
No.17
鋼道路橋の鉄筋コンクリート床版におけるコンクリート打込みに関する次の記述のうち, 適当でないものはどれか。
- 打継目は, 一般に, 床版の主応力が橋軸方向に作用し、打継目の完全な一体化が困難なことから, 橋軸方向に設けた方がよい。
- 片持部床版の張出し量が大きくなると, コンクリート打込み時の振動による影響や型枠のたわみが大きくなるので, "十分に堅固な型枠支保工を組み立てることが重要である。
- 床版に縦断勾配及び横断勾配が設けられている場合は, コンクリートが低い方に流動することを防ぐため、低い方から高い方へ向かって打ち込むのがよい。
- 連続桁では, ある径間に打ち込まれたコンクリート重量により桁がたわむことで, 他径間が持ち上げられることがあるので, 床版への引張力が小さくなるよう打込み順序を検討する。
No.18
鋼道路橋における高力ボルトの施工に関する次の記述のうち, 適当なものはどれか。
- ボルト, ナットについては, 原則として現場搬入時にその特性及び品質を保証する試験, 検査を行い, 規格に合格していることを確認する。
- 継手の中央部からボルトを締め付けると、連結版が浮き上がり、密着性が悪くなる傾向があるため, 外側から中央に向かって締め付け, 2度締めを行う。
- 回転法又は耐力点法によって締め付けたボルトに対しては, 全数についてマーキングによって所要の回転角があるか否かを検査する。
- ボルトの軸力の導入は, ボルトの頭部を回して行うのを原則とし、やむを得ずナットを回して行う場合は, トルク係数値の変化を確認する。
No.19
塩害を受けた鉄筋コンクリート構造物への対策や補修に関する次の記述のうち, 適当でないものはどれか。
- 劣化が顕在化した箇所に部分的に断面修復工法を適用すると, 断面修復箇所と断面修復しない箇所の境界部付近においては腐食電流により防食される。
- 表面処理工法の適用後からの残存予定供用期間が長い場合には, 表面処理材の再塗布を計画しておく必要がある。
- 電気防食工法を適用する場合には, 陽極システムの劣化や電流供給の安定性について考慮しておく必要がある。
- 脱塩工法では, 工法適用後に残存する塩化物イオンの挙動が, 補修効果の持続期間に大きく影響する。
No.20
下図に示す(1)~(4)のコンクリート構造物のひび割れのうち、水和熱に起因する温度応力により施工後の比較的早い時期に発生すると考えられるものは, 次のうちどれか。

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