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2級土木・令和7年後期一次No.17~No.21

No.17

「鋼材の種類」と「主な用途」に関する次の組合せのうち,適当なものはどれか。

    [鋼材の種類]        [主な用途]
(1) 鋳鉄 ………… 橋梁の支承,伸縮継手
(2) 管材 ………… 基礎杭,支柱
(3) 棒鋼 ………… 吊橋や斜張橋のケーブル
(4) 線材 ………… 鉄筋,PC鋼棒

解答2

管材は、鋼管として基礎杭構造用支柱に広く用いられます。日本製鉄の資料でも、鋼管杭・鋼管矢板が基礎用途に用いられること、また構造用鋼管が支柱などに使われることが示されています。

(1)は不適当です。橋梁支承については、土木研究所資料に「鋳鉄は主要部材に使用しないことを原則」とあります。したがって、「鋳鉄」を橋梁支承の主用途とみるのは不適切です。

(3)も不適当です。吊橋や斜張橋のケーブルは、線材からつくられる鋼線・より線系が基本で、日本製鉄資料でも「高強度橋梁ケーブル用線材」が示されています。棒鋼ではありません。

(4)も不適当です。鉄筋PC鋼棒は、分類上は棒鋼側で扱うのが自然で、線材そのものの代表用途ではありません。線材の代表例としては橋梁ケーブル、PC鋼線、結束線などが挙げられます。

No.18

鋼道路橋の架設工法のうち,架設地点が道路,鉄道等を横断し,桁下空間やアンカー設備が使用できない現場で一般に用いられる工法として,適当なものはどれか。

(1) 自走クレーンによるベント工法
(2) 全面支柱式支保工架設工法
(3) 手延機による送出し工法
(4) ケーブルクレーンによる直吊工法

解答3

(1)のベント工法や(2)の全面支柱式支保工架設工法は、いずれも桁下側の作業空間や仮設支持を必要としやすく、この条件には不向きです。

(4)のケーブルクレーンによる直吊工法は、一般にアンカー設備を必要とするため、この設問条件には合いません。

No.19

コンクリートの「劣化機構」と「劣化要因」に関する次の組合せのうち,適当でないものはどれか。

    [劣化機構]      [劣化要因]
(1) 疲労 ………………… 繰返し荷重
(2) 塩害 ………………… 塩化物イオン
(3) 化学的侵食 ………… 二酸化炭素
(4) 凍害 ………………… 凍結融解作用

解答3

(1)、(2)、(4)は適当です。PC 構造物やコンクリート構造物の主な劣化機構として、疲労・塩害・凍害・化学的侵食などが挙げられ、塩害は塩化物イオン、凍害は凍結融解作用、疲労は繰返し荷重と対応します。

(3)が不適当です。二酸化炭素に対応する代表的な劣化は中性化であり、化学的侵食そのものの代表要因として結び付けるのは不適切です。化学的侵食は、酸・塩類などの化学作用によるセメント硬化体の劣化を指すのが一般的です。

No.20

河川に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

(1) 河川において,浅くて流れの速い部分を淵,深くて流れの緩やかな部分を瀬という。
(2) 霞堤は下流側の先端が開放されているため,洪水時に逆流するので地形に合わせて堤防を重ね合わせるものをいう。
(3) 河川の流水がある側を堤外地,堤防で守られている側を堤内地という。
(4) 堤防の法面は,河川の流水がある側を表法面,堤防で守られている側を裏法面という。

解答1

(1)は逆です。は「浅くて流れが速いところ」、は「深くて流れが緩やかなところ」です。

No.21

河川護岸の構造や機能に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

(1) 高水護岸は,複断面の河川において高水時に表法面を保護するために施工する。
(2) 低水護岸は,低水路を維持し,高水敷の洗掘等を防止するために施工する。
(3) 法覆工は,堤防の法勾配が緩く流速が小さな場所では,間知ブロックで施工する。
(4) 根固工は,急流のため河川の水衝部等で河床洗掘を防ぎ,基礎工等を保護するために施工する。

解答3

間知ブロックは流れが速く法勾配が急な場所に使われる。

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