【No. 51】
軟弱地盤や液状化の恐れがある地盤における上水道管布設に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
(1) 軟弱層が深く予想沈下量が大きい地盤に管を布設する場合は,伸縮可撓性が小さく,かつ離脱防止性能を持った継手を適所に用いることが望ましい。
(2) 砂質地盤で地下水位が高く,地震時に間隙水圧の急激な上昇による液状化の可能性が高いと判定される場所では,適切な管径を選定するほか必要に応じ地盤改良等を行う。
(3) 軟弱層が浅い地盤に管を布設する場合は,管の重量,管内水重,埋戻し土圧等を考慮して管底部での土圧増加分等を計算し,沈下量を推定した上で管径を選定する。
(4) 軟弱層が深い地盤に管を布設する場合は,薬液注入工法,サンドドレーン工法等により地盤改良を行うことが必要である。
【No. 52】
下水道に用いられる剛性管渠の基礎の種類に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) コンクリート及び鉄筋コンクリート基礎は,地盤が軟弱な場合や管渠に作用する外圧が小さい場合に採用し,管渠の底部をコンクリートで巻き立てて管渠を支持する。
(2) 砂又は砕石基礎は,比較的地盤が良い場所に採用し,砂又は細かい砕石等を管渠外周(下部)に満遍なく密着するように締め固めて管渠を支持する。
(3) はしご胴木基礎は,地盤が軟弱な場合や,土質や上載荷重が不均質な場合に採用し,まくら木の下部に管渠と平行に縦木をはしご状に設置して管渠を支持する。
(4) 鳥居基礎は,極軟弱地盤でほとんど地耐力を期待できない場合に採用し,はしご胴木の下部を杭で支えて管渠を支持する。
【No. 53】
下水道工事における小口径管推進工法の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) 滑材の注入にあたっては,滑材吐出口の位置が先導体後部及び発進坑口止水器部に限定されるので,推進開始から推進力の推移をみながら厳密に管理して滑材注入を行わなければならない。
(2) 推進管理測量を行う際に,水平方向については,先導体と発進立坑の水位差で管理する液圧差レベル方式を用いることで,リアルタイムに比較的高精度の位置管理が可能となる。
(3) 先導体を曲進させる際には,機構を簡易なものとするために全断面を掘削し,外径を大きくする方法を採用するのが一般的である。
(4) 先導体の到達にあたっては,先導体の位置を確認し,地山の土質,補助工法の効果の状況,湧水の状態等に留意し,その対策を施してから到達の鏡切りを行わなければならない。
【No. 54】
下水道工事における,薬液注入工法の注入効果の確認方法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) 現場透水試験の評価は,注入改良地盤で行った現場透水試験の結果に基づき,透水性に関する目標値,設計値,得られた透水係数のばらつき等から総合的に評価する。
(2) 砂地盤の強度の増加を室内の三軸圧縮試験により確認する場合は,地盤の粘着力の値は変化しないといわれていることから,内部摩擦角の変化で判断する。
(3) 標準貫入試験結果の評価はN値の増減を見て行い,評価を行う際には同一地層でN値を平均する等の簡易的な統計処理を実施する。
(4) アルカリ系薬液の浸透状況を直接確認する場合は,薬液注入を行った箇所周辺を掘削し,フェノールフタレイン試薬を散布して薄い赤色に変色することを確認する。
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