【No. 41】
トンネルの山岳工法における補助工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) 地表面沈下対策は,地表面の沈下による地表や地中の構造物への影響抑制のために実施するもので,長尺フォアパイリング,パイプルーフ等がある。
(2) 地下水対策は,地下水による切羽の不安定化防止対策として実施するもので,水抜きボーリング,止水注入工法等がある。
(3) 脚部の安定対策は,脚部沈下と沈下に伴う地山の緩み抑制のために実施するもので,仮インバート,鏡ボルト等がある。
(4) 天端部の安定対策は,天端の崩落防止対策として実施するもので,充填式フォアポーリング,注入式フォアポーリング等がある。
【No. 42】
海岸の潜堤・人工リーフの機能や特徴に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) 潜堤・人工リーフは,捨石等の材料を用いた没水構造物であり,景観を損なうことなく,波浪の静穏化,沿岸漂砂の制御機能を有する。
(2) 潜堤・人工リーフは,海上からは見えないことから,船舶の航行,漁船の操業等の安全に配慮する。
(3) 潜堤・人工リーフは,天端水深,天端幅により,堤体背後への透過波が変化し,波高の小さい波浪はほとんど透過し,大きな波浪を選択的に減衰させる。
(4) 潜堤・人工リーフは,一般的に離岸堤や消波堤と比較して反射波が大きく,堤体背後の堆砂機能は離岸堤と比較して少ない。
【No. 43】
海岸堤防の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) 堤防建設位置は制約を受けることが多く,強度の低い地盤に施工せざるをえない場合には,必要に応じて押え盛土,地盤改良等を考慮する。
(2) 堤体の盛土材料には,原則として多少粘土を含む砂質又は砂礫質のものを用い,締固めは,土質や使用機械の種類に応じ,適当な含水量の状態で,各層,全面にわたり均等に行う。
(3) 表法被覆工でコンクリートを場所打ちする際,特に緩傾斜の場合には,施工継手はクラックを生じさせないように水平打ち継ぎとする。
(4) 海上工事となる場合には,波浪,潮汐,潮流の影響を強く受け,作業時間が制限される場合もあるため,施工条件に対する考慮が重要である。
【No. 44】
港湾の防波堤の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) 傾斜堤は,施工設備が簡単であり,工程が単純で,施工管理が容易であるが,直立堤より施工時に波の影響を受けやすい。
(2) ブロック式の直立堤は,施工が確実,容易であり,施工設備も簡単であるが,海上作業期間は一般に長くなり,ブロック数の多い場合,広い製作ヤードを必要とする。
(3) ケーソン式の直立堤は,本体製作をドライワークで行うことができるため,施工が確実であるが,荒天日数の多い場所では施工日数に著しく制限を受ける。
(4) 混成堤は,石材等の資材の入手の難易度や価格等を比較して捨石部と直立部の高さの割合を決め経済的な断面にすることができるが,施工法及び施工設備が多様となる。
【No. 45】
港湾工事におけるケーソンヤードでのケーソンの製作・進水方式に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) 斜路(滑路)方式は,ケーソンを自重で降下進水させるため,製作函台部に勾配があり延長を長くすると奥側のケーソンの降下速度が大きくなり危険である。
(2) ドライドック方式のケーソン進水は,ドック内に注水したのち,引き出す方法のため安全性に富んでおり,規模が大きく長期的な利用が可能な場合に有利で,初期投資は小さい。
(3) ドルフィンドック方式は,ケーソン製作や進水時に船体全体を水面下に沈めるため,クレーン及び注水排水設備,発電設備等は別途,陸上や付属船に装備される。
(4) 吊り降し方式は,護岸の背後等でケーソンを製作し,大型起重機船で吊り降すため,製作時にケーソンの自重により既設構造物に影響を及ぼす場合があり,事前に安定の確認が必要である。
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