2級土木・令和2年後期一次No.49~No.53
No.49
ダンプトラックを用いて土砂を運搬する場合、時間当たり作業量(地山土量) Q として,次のうち正しいものはどれか。
ただし, 土質は普通土 (土量変化率 L=1.2 C = 0.9 とする)
Q=(q×f×E×60)/Cm (m3/h)
ここにq:1回の積載土量 5.0m2、f:土量換算係数、E: 作業効率 0.9Cm: サイクルタイム (25min)
- 9m3/h
- 10m/h
- 11m2/h
- 12m2/h
No.50
工程管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
- 工程表は,常に工事の進捗状況を把握でき,予定と実績の比較ができるようにする。
- 工程管理では, 作業能率を高めるため、 常に工程の進捗状況を全作業員に周知徹底 する。
- 計画工程と実施工程に差が生じた場合は, その原因を追及して改善する。
- 工程管理では, 実施工程が計画工程よりも, 下回るように管理する。
No. 51
下図のネットワーク式工程表に示す工事のクリティカルパスとなる日数は, 次のうちどれか。
ただし、図中のイベント間のA〜Gは作業内容, 数字は作業日数を表す。
【ネットワーク工程表】

- 20 日
- 21日
- 22日
- 23日
No. 52
型枠支保工に関する次の記述のうち, 労働安全衛生法上, 誤っているものはどれか。
- 型枠支保工を組み立てるときは,組立図を作成し,かつ,この組立図により組み立 てなければならない。
- 型枠支保工は、型枠の形状, コンクリートの打設の方法等に応じた堅固な構造のも のでなければならない。
- 型枠支保工の組立て等の作業で、悪天候により作業の実施について危険が予想されるときは,監視員を配置しなければならない。
- 型枠支保工の組立て等作業主任者は、作業の方法を決定し, 作業を直接指揮しなければならない。
No. 53
地山の掘削作業の安全確保に関する次の記述のうち, 労働安全衛生法上, 事業者が行うべき事項として誤っているものはどれか。
- 地山の崩壊又は土石の落下による労働者の危険を防止するため, 点検者を指名し, 作 業箇所等について, その日の作業を開始する前に点検させる。
- 明り掘削の作業を行う場所は,当該作業を安全に行うため必要な照度を保持しなけ ればならない。
- 明り掘削の作業では、 あらかじめ運搬機械等の運行の経路や土石の積卸し場所への 出入りの方法を定めて、関係労働者に周知させなければならない。
- 掘削面の高さが規定の高さ以上の場合は、 ずい道等の掘削等作業主任者に地山の作業方法を決定させ, 作業を直接指揮させる。
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