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こんな疑問にお答えします。
土木施工管理に携わり、リアルな声(愚痴)もよく聞いてきた私が、施工管理についてくわしく解説します。
どちらの人にも知っておいてほしい話です。
それではさっそくまいりましょ~ラインナップは目次からどうぞ 🙂
土木施工管理はやめとけと言われる理由10選!土木学科や施工管理の実態
施工管理やめとけ
- 残業が多い
- 休日出勤もある
- 現場での管理があり、肉体労働メイン
- 工事などの際には膨大な量の提出資料をつくらなければならない
- 幅広い年齢層との対人関係が大変(職人さんたちをまとめなければならない)
- さまざまな関係機関とのコミュニケーションが必要
- 仕事量と給料が見合わないと感じる場合がある
- 現場では常に危険と隣り合わせ
- 災害などで工事が増えれば、有無を言わさず激務となる(土木・建築など)
- マルチタスクが必要で、苦手な人には超苦痛
残業が多い
まず、施工管理の仕事はたくさんの工事をもたされる可能性大です。
したがって、必然的に残業が多くなる傾向にあります。
施工管理は土木、建築、電気、機械などさまざまですが、とくに規模が大きい土木や件数の多い建築は、いわゆるブラック企…(略)と言われてしまうことが多いです。
休日出勤もある
仕事量が多いと、仕事が終わらず休日出勤になることも。
そうですよね~休みたいですよね。
ただ、建設業(土木)においては国のテコ入れが入り、工事なども週休2日を推奨し進めているところ。
以前よりは少しずつ働き方改革が進んでいるようです。
現場での管理があり、肉体労働メイン
施工管理は現場があり、昼間は肉体労働メインとなります。
施工監督として実際の作業(切ったり叩いたり重機動かしたり)はしないにしろ、全体の把握により現場を練り歩きます。
やはり屋内の事務作業と比べるとかなりの重労働。
あんまり無理をしてしまって、腰をやってしまった知り合いもいるので、十分お気をつけください。
工事などの際には膨大な量の提出資料をつくらなければならない
クライアントに向けて、工事や家など、大量の図面や提出資料をつくらなければなりません。
そう!
施工管理が大変なのは、現場だけでなく、事務的な資料づくりもあるということです。
それも膨大…。(笑)
たとえば、土木などの公共工事で提出する資料はマジで分厚いです。
国語辞典2~3個分はありますよ。
ペーパーレスが進んでいるとはいえ、まだまだ提出資料は多いです。
現場でのデータをすべて起こし、資料にまとめるのはかなりの重労働と言えるでしょう。
幅広い年齢層との対人関係が大変(職人さんたちをまとめなければならない)
おそらくあなたが施工管理者になったとき、現場で働く職人さんたちはほぼ年上でしょう。
年上でこだわりの強い職人さんをまとめるのも施工管理の仕事。
これがまた大変です…(;'∀')
対人関係が一番仕事でのストレスとなりますからね。
ここら辺は、施工管理が向いているか向いていないかの見極めに最適です。
施工管理の技術がなくても、他人とのコミュニケーションが上手に取れる人は施工管理に向いています。
どんな仕事でも対人関係は悩みの種ですが、とくに施工管理は関わる人が多く、コミュニケーションスキルが必須です。
さまざまな関係機関とのコミュニケーションが必要
施工管理はさまざまな関係機関とのやりとりも必要です。
たとえば、道路工事であれば警察や近隣住民など、関係機関には提出しなければならない資料などもあります。
この場合から考えると、連絡をマメに取れる、レスポンスが早い人などは重宝され、施工管理が向いていると言えるでしょう。
仕事量と給料が見合わないと感じる場合がある
一生懸命仕事をこなしていても、会社の規模や体制によって、給料が安いと感じてしまう場合があります。
大手の企業だとそれなりの給料がもらえますが、中堅~小な場合、施工管理での給料に不満をもつ人が多い印象でした。
施工管理の仕事で、給料アップを目指して転職を考えているのであれば、建設・設備求人データベースやRSGがおすすめ。
土木、建築、電気、機械など、施工管理に特化した転職サイトで、施工管理の求人数が多いのが特徴です。
気になる方はチェックしてみてください。
また、施工管理の転職先は分野専門の転職サイトがおすすめです。
おすすめ転職サイトは【施工管理】転職サイトおすすめでまとめていますのでぜひご確認下さい。
現場では常に危険と隣り合わせ
土木施工管理ではいろんな道具を使い、時に危険作業も伴います。
転落や落下、場所によっては土砂崩壊や酸欠箇所もあり、いつも危険と隣り合わせです。
常に緊張感をもって管理しなければいけませんので、人によってはそれがストレスになることもあります。
施工管理をやっている緊張しいの知り合いは、いつも
「胃がいたいぃぃぃ…」と言っていました。(笑)
災害などで工事が増えれば、有無を言わさず激務となる(土木・建築など)
突発的な大雨などの災害で、工事が増えて激務となる場合があります。
とくに土木や建築では、異常気象による災害で公共構造物や家が壊され被害が出るため、工事量がどーんと増えます。
災害はいつ、どこで起きてもおかしくないので、スケジュールや計画が立てられないのがやっかいです。
施工管理としては通常業務+災害対応となり、かなり忙しくなると覚悟しておいてください。
マルチタスクが必要で、苦手な人には超苦痛
マルチタスクというのは、いろんな作業を並行して行うことです。
施工管理の現場もひとつではなく、いくつも持たされることが多いことは知っておきましょう。
現場ひとつひとつ特徴や状況は異なりますので、それぞれをしっかり把握し管理していくことが大切です。
こんなとき、マルチタスクが得意な人はたくさんの現場を上手にまわすことができます。
逆にマルチタスクが苦手と感じている人には、施工管理の仕事は大変かもしれません。
土木施工管理はやめとけと言われる理由10選!土木学科や施工管理の実態まとめ
施工管理やめとけ
- 残業が多い
- 休日出勤もある
- 現場での管理があり、肉体労働メイン
- 工事などの際には膨大な量の提出資料をつくらなければならない
- 幅広い年齢層との対人関係が大変(職人さんたちをまとめなければならない)
- さまざまな関係機関とのコミュニケーションが必要
- 仕事量と給料が見合わないと感じる場合がある
- 現場では常に危険と隣り合わせ
- 災害などで工事が増えれば、有無を言わさず激務となる(土木・建築など)
- マルチタスクが必要で、苦手な人には超苦痛
施工管理が【やめとけ】と言われてしまう理由について解説しました。
施工管理で働いている人、施工管理を辞めたい人、施工管理で転職したい人
色んな人がいると思いますが、共感できるところがあればうれしいです。
実際、どんな仕事でもやってみないと、向いているか向いていないかは正直わかりません。
土木施工管理もネガティブに言われることがありますが、生き生きと楽しそうに働いている人も中にはいるわけです。
だから、【土木施工管理やめとけ】なんて言われても、土木施工管理に心惹かれてしまう人もいるでしょう。
施工管理に少しでも興味があるのであれば、ぜひ思い切ってチャレンジしてみてください。
以上です。
ありがとうございました。
この記事を書いた人
- 元公務員(土木職)の土木ブロガー💻
- 国立大学★土木工学科卒業(学士)
- 大学卒業後、某県庁の地方公務員(土木職)に合格!7年間はたらいた経験をもつ(計画・設計・施工管理・維持管理)
- 現場監督・施工管理の経験あり
- 1級土木施工管理技士・危険物取扱者(乙)・玉掛けの資格もち
- 今はブログで土木、土木施工管理技士の勉強方法や土木知識をメインにさまざまな情報を発信中!