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今回は【1級&2級土木施工管理技士の受験資格の緩和】についてお話します。
こんなお悩みを解決します。
2021年~2024年の緩和と変更点を解説していきますのでぜひご確認ください。
この記事を書いている人
- 元公務員の土木ブロガー💻
- 1級土木施工管理技士、危険物取扱者乙4、玉掛などの資格持ち
- 某県庁の公務員土木職として7年間働きましたが、人間関係のストレスや組織体制が合わないと感じて退職しました!
- 今はブログで、土木施工管理技士の勉強方法や公務員のあれこれ、仕事などをメインにさまざまな情報を発信しています。
それではさっそく参りましょう、ラインナップはこちらです。
\1級&2級土木施工管理技士どちらも対応/
【2021年】2級&1級土木施工管理技士受験資格の緩和された内容
令和3年度(2021)から土木施工管理技士の受験資格が緩和されました。
土木施工管理技士の受験資格で緩和された内容や変更点はこちらです。
緩和と変更点
- 学科試験と実地試験という呼び名が第一次検定と第二次検定になった
- 2級土木施工管理技士は国籍問わずだれでも受験可能になった
- 2級土木の合格者は実務経験なしで1級土木の第1次検定が受験可能に!
- 【技師補(ぎしほ)】という新しい資格ができた
- 1級、2級どちらも第一次検定の合格者は、合格が無期限有効になった
それでは内容についてくわしく見ていきましょう。
【2021年の緩和】学科試験と実地試験という呼び名が第一次検定と第二次検定になった
まずは令和3年度から、土木施工管理技士試験の名前が変更になりました。
今まで | 学科試験 | 実地試験 |
変更後(令和3年度から) | 第一次検定 | 第二次検定 |
試験内容にとくに変更はありません。
名前が変更になっているので、受験するときは気をつけてください。
【2021年の緩和】2級土木施工管理技士は国籍問わずだれでも受験可能になった
今までは、国籍が日本以外の外国人は土木施工管理技士の受験資格がありませんでした。
しかし令和3年度からは、17歳以上であれば国籍問わずだれでも受験可能になりました。
【2021年の緩和】2級の合格者は実務経験なしで1級の第1次検定が受験可能に!
今までは2級土木施工管理技士になってから、1級土木施工管理技士の試験を受けるまでに5年の実務経験が必要でした。
しかし緩和により2級土木施工管理技士に合格した人は、実務経験なしで1級土木施工管理技士の第一次検定が受けられるようになりました。
受験資格 | |||||
今まで | 2級土木施工管理技士合格者 | ⇒ | 5年の実務経験が必要 | ⇒ | 1級土木施工管理技士第一次検定の受験可能 |
変更後 | 2級土木施工管理技士合格者 | ⇒ | 1級土木施工管理技士第一次検定の受験可能 | ー |
【2021年の緩和】技師補(ぎしほ)という新しい資格ができた
今までは、学科試験(第一次検定)に合格しても、実地試験(第二次検定)に合格しなければ、なんの資格も与えられませんでした。
しかし、土木施工管理技士の緩和にともなって、第一次検定と第二次検定のあいだに【技師補(ぎしほ)】という新しい資格ができました。
合格までのながれ |
|||||||
今まで | 学科試験 | ⇒ | 実地試験 | ⇒ | 施工管理技士 | ||
変更後 | 第一次検定 | ⇒ | 技師補 | ⇒ | 第二次検定 | ⇒ | 施工管理技士 |
技師補になれば一次検定は免除!
第一次検定に合格すると、技師補(ぎしほ)という新しい資格が与えられます。
そして技師補になれば、第1次検定の試験は無期限で免除になりました。
第二次検定に落ちたとしても、なんどでも第二次検定からやりなおしができるということです。(以下、図解参照)
1級土木施工管理技士の技師補がいれば、管理技術者は2つの現場を兼任できる!
今までは、4000万円以上の工事では1つの現場に対して管理技術者を配置しなければなりませんでした。
しかし今回の緩和により、1級土木施工管理技士の【技師補】がいる場合は、管理技術者は2つの現場を兼任することが可能になりました。
- 今まで:受注4,000万円以上の現場に対してひとりずつ管理技術者が必要
- これから:1級土木施工管理技士の技師補がいれば、管理技術者は2つの工事を兼任可能になった
【2021年の緩和】1級、2級どちらも第一次検定の合格者は、合格が無期限有効に
1級土木施工管理技士と2級土木施工管理技士どちらも、第一次検定(学科試験)に受かれば、合格が無期限になりました。
今までは学科試験に受かっても、実地試験に落ちてしまった場合1年間の学科試験免除のみでした…。
次の年のチャンスを逃せば、また学科試験からやり直し…。
それが今回の緩和で、第一次検定(学科試験)に受かれば、実地試験(第二次検定)はいつでも受験可能になったのです!
過去問をしっかりやって、経験記述についても添削をしてもらい準備して下さい。
今後、土木施工管理技士の合格者が増えることはまちがいないでしょう。
【2024年】2級&1級土木施工管理技士受験資格の緩和された内容
つづいては、2024年に緩和された内容と変更点です。
緩和と変更点
- 学科試験と実地試験という呼び名が第一次検定と第二次検定になった
- 2級土木施工管理技士は国籍問わずだれでも受験可能になった
【2024年の緩和】1級土木の第一次検定(学科試験)の緩和
1級の第一次検定(学科試験)は、19歳以上であれば誰でも受験できるようになりました。
今までは学歴さにより実務経験年数が必要でした。
【2024年の緩和】1級土木の第二次検定(実地試験)
第二次検定(実地試験)は、1級および2級技士補としての実務経験が一定以上あれば、誰でも受験できるように緩和されました。
2級は必要な実務経験が3年で固定され、1級は担当した工事の規模によって1年~5年の間で変動します。
一定規模以上の工事の実務経験であれば3年以上、監理技術者補佐としての経験であれば1年以上で第二次検定を受験可能です。
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【2021~2024の緩和】1級&2級土木施工管理技士受験資格の緩和条件とは?まとめ
土木施工管理技士受験資格の緩和条件はこちらです。
2021年の緩和と変更点
- 学科試験と実地試験という呼び名が第一次検定と第二次検定になった
- 2級土木施工管理技士は国籍問わずだれでも受験可能になった
- 2級土木の合格者は実務経験なしで1級土木の第1次検定が受験可能に!
- 【技師補(ぎしほ)】という新しい資格ができた
- 1級、2級どちらも第一次検定の合格者は、合格が無期限有効になった
ポイント
2024年の緩和と変更点
- 1級の第一次検定(学科試験)は、19歳以上であれば誰でも受験できるようになった
- 二次検定(実地試験)は、1級および2級技士補としての実務経験が一定以上あれば、誰でも受験できるようになった
土木施工管理技士になることができれば、給料アップや出世の可能性が高まります。
ぜひ土木施工管理技士を受験して、合格をめざしましょう!