こんなお悩みにお答えします。
セメントペースト、モルタル、コンクリートの違いや砂の割合などをまとめました。
それではさっそく参りましょうラインナップはこちらです。
セメントペーストとは?モルタルやコンクリートとの違い&砂の割合
モルタル・コンクリート・セメントペーストのちがいは以下のとおりです。
- モルタル(セメント2:水1:砂6)
- コンクリート(セメント1:水1.8:砂3:砂利3)
- セメントペースト(セメント7:水3)
セメントペーストとはセメントと水で構成されたもので、砂と砂利は入っていません。
セメントの種類についてはまた別記事でご確認ください。
さらにそれぞれのちがいをまとめるとこんな感じ!
- モルタルとコンクリートのちがい:砂利(粗骨材)が入っているかどうか
- コンクリートとセメントペーストのちがい:砂(細骨材)と砂利(粗骨材)が入っているかどうか
- モルタルとセメントペーストのちがい:砂(細骨材)が入っているかどうか
要するに、モルタル・コンクリート・セメントペーストのちがいは、セメントや水などの割合や、砂(細骨材)や砂利(粗骨材)が入っているかどうかということですね。
コンクリート・モルタル・セメントペーストの使い分けや見た目
使い分けや見た目は以下のとおりです。
種類 | 使い分け | 見た目やさわった感じ |
モルタル | 目地材やコンクリート仕上げ | つるつる |
コンクリート | 鉄筋コンクリートや構造物の基礎 | ざらざら |
セメントペースト | タイルなどの接着剤 | とろとろ |
コンクリート・モルタル・セメントペーストの強度
コンクリートのほうが強度が大きいと思われがちですが、じつはモルタルの方が強度が大きいです。
コンクリートとモルタルの強度はまちがえやすいので注意しましょう。
そしてセメントペーストはモルタルやコンクリートに比べ強度は小さいです。
いっぽうで、モルタルは強度は大きいですが、ひびわれやすいという弱点があるので気をつけてください。
セメントペーストとは?モルタルやコンクリートとの違い&砂の割合まとめ
モルタル&コンクリート&セメントペーストまとめ
セメントペーストとはセメントと水で構成されたもので、砂と砂利は入っていない
モルタルとコンクリートとセメントペーストのちがいはセメントや水などの割合や、砂(細骨材)や砂利(粗骨材)が入っているかどうか
- モルタル(セメント2:水1:砂6)
- コンクリート(セメント1:水1.8:砂3:砂利3)
- セメントペースト(セメント7:水3)
- モルタルとコンクリートの違い:砂利(粗骨材)が入っているかどうか
- コンクリートとセメントペーストの違い:砂(細骨材)と砂利(粗骨材)が入っているかどうか
- モルタルとセメントペーストの違い:砂(細骨材)が入っているかどうか
使い分けや見た目
- モルタル:目地材やコンクリート仕上げ(つるつる)
- コンクリート:鉄筋コンクリートや構造物の基礎(ざらざら)
- セメントペースト:タイルなどの接着剤(とろとろ)
強度
強度大 モルタル>コンクリート>>>セメントペースト 強度小
モルタルは強度は大きいがひびわれやすい
以上です。
参考になればうれしいです。
ありがとうございました。
この記事を書いた人
- 元公務員の土木ブロガー💻
- 国公立大学の土木工学科卒業
- 大学卒業後に某県庁の公務員(土木職)として7年間はたらいた経験をもつ(計画・設計・施工管理・維持管理)
- 1級土木施工管理技士、玉掛、危険物取扱者乙4などの資格もち
- 今はブログで土木施工管理技士の勉強方法や土木知識をメインにさまざまな情報発信をしています。