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令和6年・1級土木問題BNo.21~No.25

【No. 21】

仮設工事計画立案の留意事項に関する下記の文章中の□の(イ)~(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。

・仮設工事計画では,取扱いが容易で(イ)を心がけると共に,作業員不足を考慮し,省力化が図れる計画とする。

・仮設工事計画では,材料は(ロ)を使用し,可能な限り(ハ)を統一する。また,他工事にも転用できるような計画とする。

・仮設工事計画では,仮設物の運搬,設置,運用,メンテナンス,撤去等の面から(ニ)に考慮する。

(イ)     (ロ)      (ハ)      (ニ)

(1) 分散化 ……………… 市販品 ……………… 納期 ……………… 部分的

(2) 分散化 ……………… 特注品 ……………… 規格 ……………… 部分的

(3) ユニット化 ………… 特注品 ……………… 納期 ……………… 総合的

(4) ユニット化 ………… 市販品 ……………… 規格 ……………… 総合的

解答4

・仮設工事計画では,取扱いが容易で(ユニット化)を心がけると共に,作業員不足を考慮し,省力化が図れる計画とする。

・仮設工事計画では,材料は(市販品)を使用し,可能な限り(規格)を統一する。また,他工事にも転用できるような計画とする。

・仮設工事計画では,仮設物の運搬,設置,運用,メンテナンス,撤去等の面から(総合的)に考慮する。

【No. 22】

工事の施工に伴う関係機関への届出及び許可に関する下記の①~④の記述のうち,適当なものの数は次のうちどれか。

① 打設しようとするコンクリート構造物において,型枠支保工の支柱高さが3.5m以上の場合は,所轄の労働基準監督署長に工事の計画を届け出なければならない。

② 道路上に工事用板囲,足場,詰所その他の工事用施設を設置し,継続して道路を使用する者は,道路管理者から道路占用許可を受けなければならない。

③ 特殊な車両にあたる自走式建設機械を通行させようとする者は,所轄の警察署長に申請し,特殊車両の通行許可を受けなければならない。

④ つり足場又は張出し足場以外の足場で,高さが10m以上,組立てから解体までの期間が60日以上の場合は,市町村長に工事の計画を届け出なければならない。

(1) 1つ

(2) 2つ

(3) 3つ

(4) 4つ

解答2

【No.22】解答:(2)2つ

適当なのは ①と② です。

①は適当。
型枠支保工で、支柱の高さが3.5m以上の場合は、所轄の労働基準監督署長へ工事計画の届出が必要です。

②は適当。
道路上に工事用板囲、足場、詰所などを設置して継続して道路を使用する場合は、道路管理者の道路占用許可が必要です。

③は不適当。
特殊車両の通行許可は、警察署長ではなく道路管理者に申請します。
警察署長に関係するのは、主に道路使用許可です。

④は不適当。
足場の工事計画の届出先は、市町村長ではなく所轄の労働基準監督署長です。

したがって、適当なものは ①②の2つ です。

【No. 23】

土留め工の施工に関する下記の文章中の□の(イ)~(ニ)に当てはまる語句の組合せとして,適当なものは次のうちどれか。

・親杭横矢板壁は,壁面に(イ)がないため,地下水の状況に注意を払い,必要に応じて地下水位低下工法等の検討を行う。

・鋼杭の現場継手を溶接で行う場合,原則として(ロ)を用いる。

・油圧圧入工法を硬質地盤に適用する場合で,ウォータジェット等を併用する際には,(ハ)に注意する。

・親杭及び鋼矢板の割付けは,隅角部の(ニ)や隅矢板等の形状を考慮して計画を行う。

(イ)     (ロ)     (ハ)     (ニ)

(1) 止水性 ………… アーク溶接 ………… 地盤の緩み ………… 杭配置

(2) 透水性 ………… アーク溶接 ………… 騒音・振動 ………… 杭深度

(3) 透水性 ………… 加圧溶接 ………… 騒音・振動 ………… 杭深度

(4) 止水性 ………… 加圧溶接 ………… 地盤の緩み ………… 杭配置

解答1

・親杭横矢板壁は,壁面に(止水性)がないため,地下水の状況に注意を払い,必要に応じて地下水位低下工法等の検討を行う。

・鋼杭の現場継手を溶接で行う場合,原則として(アーク溶接)を用いる。

・油圧圧入工法を硬質地盤に適用する場合で,ウォータジェット等を併用する際には,(地盤の緩み)に注意する。

・親杭及び鋼矢板の割付けは,隅角部の(杭配置)や隅矢板等の形状を考慮して計画を行う。

【No. 24】

施工計画における建設機械の選定に関する下記の①~④の4つの記述のうち,適当なもののみを全てあげている組合せは次のうちどれか。

① 組合せ建設機械の選定においては,従作業の施工能力は主作業の施工能力と同等,あるいは幾分高めにする。

② 組合せ建設機械の選定においては,主要機械の能力を最大限に発揮させるため作業体系を並列化する。

③ 建設機械の選定においては,作業量をできるだけ平滑化し,施工期間中の使用機械の必要量が大きく変動しないように計画するのが原則である。

④ 建設機械の選定においては,機械の能力・性能,作業場の面積等により最も適したものを選定し,その機械が平均能率を発揮できる施工法を選定する。

(1) ①②

(2) ③④

(3) ①②③

(4) ②③④

解答3

適当なのは ①②③ です。

①は適当。
組合せ機械では、主作業が止まらないように、従作業の能力は主作業と同等、または少し高めにします。

②は適当。
主要機械の能力を十分発揮させるため、作業体系を効率よく並列化する考え方は適当です。

③は適当。
機械の必要量が大きく変動すると、手配や稼働効率が悪くなるため、作業量はできるだけ平滑化します。

④は不適当。
建設機械は、その機械が平均能率ではなく、できるだけ最大能力・標準能力を適切に発揮できる施工法を選定するのが望ましいです。

【No. 25】

工程管理に用いる工程表に関する下記の①~④の4つの記述のうち,適当なものの数は次のうちどれか。

① ガントチャート及びバーチャートは,一般に広く用いられている横線式の工程表であり,バーチャートはガントチャートから発展したものである。

② ガントチャートは,各作業を施工の順序に矢印で左から右に結び,工事全体を網状の矢線図で表したもので,工程遅延の処置ではどの作業を早めたら良いかを的確に判断できる。

③ バーチャートは,作業の流れが左から右に移行していくことで,進捗度合いがわかるが,各作業の所要日数がわからない。

④ バーチャートの作成には,全作業が工期内に完成できるように,各作業の所要時間と施工期間,施工順序を勘案のうえ,各作業を工程表に割り付ける。

(1) 1つ

(2) 2つ

(3) 3つ

(4) 4つ

解答2

適当なのは ①④ です。

①は適当。
ガントチャート・バーチャートは、どちらも横線式工程表です。バーチャートはガントチャートから発展したものです。

②は不適当。
これはガントチャートではなく、ネットワーク工程表の説明です。

③は不適当。
バーチャートでは、横線の長さから各作業の所要日数もわかります
「所要日数がわからない」が誤りです。

④は適当。
バーチャートは、各作業の所要時間・施工期間・施工順序を考えて、工程表に割り付けて作成します。

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