No.32
道路のアスファルト舗装における路床の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) 盛土路床は,使用する盛土材の性質をよく把握したうえで均一に敷き均し,過転圧による強度低下を招かないように十分に締固めて仕上げる必要がある。
(2) 安定処理路床でセメント及びセメント系安定材の散布及び混合に際して粉塵対策が必要がある場合には,防塵型の安定材を用いたり,シートを設置する等の対策をとる。
(3) 路床の置換え工法では,軟弱な原地盤を所定の深さまで掘削し,置換え土と掘削面が付着するよう掘削面を十分にかきほぐしながら施工する。
(4) 路床を構築後,上層の施工までに相当期間がある場合には,構築路床面の保護を行うと共に仮排水等を施し,工事用車両の通過による乱れや降雨による軟弱化や流出の防止に配慮する。
No.33
道路のアスファルト舗装における上層路盤の施工に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
(1)粒度調整路盤は,材料分離に留意しながら粒度調整路盤材を均一に敷き均し,材料が乾燥しすぎている場合は,液性限界付近の状態で仕上げる。
(2)セメント安定処理路盤は,敷き均した路盤材料は速やかに表面を整え,セメントの硬化が始まる前までに締固めを完了することが重要である。
(3)加熱アスファルト安定処理路盤は,一般にモータグレーダを用いて敷き均すが,それ以外で敷き均す場合は,材料の分離に留意する。
(4)石灰安定処理路盤は,前日の施工端部を垂直に切り取り,各々新しい材料を打ち継ぐことで,横方向の施工継目を施工する。
No.34
道路のアスファルト舗装における基層・表層の施工に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
(1) 寒冷期に加熱アスファルト混合物を舗設すると,混合物温度の低下が早く,所定の締固め度を得られにくいため,混合物の運搬中の保温方法を改善するとよい。
(2) アスファルト混合物の敷均し作業中に雨が降り始めた場合は,敷均し作業を中止して,敷き均した混合物は雨が降りやむのを待ってから締め固めて仕上げる。
(3) 改質アスファルト混合物を舗設する場合は,通常の加熱アスファルト混合物に比べて,より低い温度で舗設を行う場合が多く,特に温度管理に留意して敷き均して締め固める。
(4) 二次転圧にタイヤローラを用いる場合は,振動ローラを用いるよりも少ない転圧回数で所定の締固め度が得られるが,転圧速度が速すぎると不陸や小波が発生する。
No.35
道路のアスファルト舗装の各種補修工法に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) オーバーレイ工法は,施工に先立ち既設アスファルト舗装の破損箇所を状況に応じて補修しておく必要があり,破損の原因が路床路盤の欠陥による場合は局部的に打ち換える。
(2) 加熱アスファルト混合物をシックリフト工法で舗設する場合の打換え工法は,即日交通開放すると交通開放後早期にわだち掘れが生じることがあるので,舗装を冷却する等の対策をとることが望ましい。
(3) 路上表層再生工法は,新たなアスファルト混合物の使用量が少ないほど,気象条件の影響を受けやすく,温度低下も早いのでアスファルト混合物の保温対策を行って既設表層も十分に加熱して速やかに締め固める。
(4) コンクリート床版上の切削オーバーレイ工法は,床版の不陸のため舗装厚さが一定でない場合,既設舗装を切削する際に床版も切削して不陸をなくしておく。
No.36
道路の排水性舗装に用いるポーラスアスファルト混合物の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
(1) プライムコートは,補修工事等で既設舗装を施工の基盤とする場合は,浸透水による剥離への対策を検討する必要があり,下層の防水処理としての役割が期待されている。
(2) 混合物の締固めは,供用後の耐久性及び機能性に大きく影響を及ぼすため,所定の締固め度を確保することが特に重要である。
(3) ポーラスアスファルト混合物は,敷均し後の温度低下が著しいため,設定した温度で締固めが行えるよう敷均し終了後,速やかに初転圧を行う。
(4) 継目は,よく清掃したのち加温を行い,敷き均したポーラスアスファルト混合物を締め固めて,相互に接着させる。
前の問題を見直す?/次の問題へ進む?