1級土木過去問

1級土木・令和3年・問題BNo.1~No.5

 

 

1級土木・令和3年・問題BNo.1~No.5

 

No. 1

TS (トータルステーション) を用いて行う測量に関する次の記述のうち, 適当でないものはどれか。

  1. TSでの鉛直角観測は, 1視準1読定, 望遠鏡正及び反の観測1 対回とする。
  2. TSでの水平角観測は, 対回内の観測方向数を10方向以下とする。
  3. TSでの観測の記録は,データコレクタを用いるが,これを用いない場合には観測手簿に記載するものとする。
  4. TSでの距離測定に伴う気象補正のための気温、気圧の測定は, 距離測定の開始直前,又 は終了直後に行うものとする。

No. 2

公共工事標準請負契約約款に関する次の記述のうち, 誤っているものはどれか。

  1. 受注者は,設計図書と工事現場が一致しない事実を発見したときは、その旨を直ちに監督員に口頭で通知しなければならない。
  2. 発注者は,検査によって工事の完成を確認した後, 受注者が工事目的物の引渡しを申し出たときは、直ちに当該工事目的物の引渡しを受けなければならない。
  3. 受注者は,災害防止等のため必要があると認められるときは、臨機の措置をとらなけれ ばならない。
  4. 発注者は,受注者の責めに帰すことができない自然的, 又は人為的事象により,工事を 施工できないと認められる場合は, 工事の全部又は一部の施工を一時中止させなければならない。

No. 3

下図は, 鉄筋コンクリートL型擁壁の配筋図を示したものである。 たて壁とかかと版の引張鉄筋の組合せで,正しいものはどれか。

令和3年1級土木問題B図解

  1. ➀と②
  2. ➀と③
  3. ②と④
  4. ③と④

No. 4

建設工事における電気設備等に関する次の記述のうち, 労働安全衛生規則上, 誤っているものはどれか。

  1. 水中ポンプやバイブレータ等の可搬式の電動機械器具を使用する場合は、 漏電による感電防止のため自動電撃防止装置を取り付ける。
  2. アーク溶接等 (自動溶接を除く) の作業に使用する溶接棒等のホルダーについては,感 電の危険を防止するために必要な絶縁効力及び耐熱性を有するものを使用する。
  3. 仮設の配線を通路面で使用する場合は,配線の上を車両等が通過すること等によって絶 縁被覆が損傷するおそれのないような状態で使用する。
  4. 電気機械器具の操作を行う場合には, 感電や誤った操作による危険を防止するために操 作部分に必要な照度を保持する。

No. 5

工事の施工に伴う関係機関への届出及び許可に関する次の記述のうち, 適当でないものはどれか。

  1. 騒音規制法に係わる指定地域内において特定建設作業を伴う建設工事を施工しようとす ある者は,当該特定建設作業の実施を市町村長に7日前までに届け出なければならない。
  2. 道路上に工事用板囲,足場, 詰所その他の工事用施設を設置し, 継続して道路を使用す る者は, 道路管理者から道路占用の許可を受けなければならない。
  3. 特殊な車両にあたる自走式建設機械を通行させようとする者は、所轄の警察署長に申請し、特殊車両の通行許可を受けなければならない。
  4. 吊り足場又は張出し足場の組立てから解体までの期間が60日以上となる場合は、所轄の 労働基準監督署長にその計画を届け出なければならない。

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