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こんにちは、1級土木施工管理技士のちゃんさとです。
今回は【土木施工管理技士】の資格について解説していきます。
資格取得によって仕事の幅も変わりますし、取得のメリットや自分自身が取得したときの体験談も語りますので、興味のある方はぜひご覧ください。
それではさっそく参りましょう、ラインナップは目次からどうぞ 🙂
この記事を書いた人
- 元公務員の土木ブロガー💻
- 国立大学の土木工学科卒業(学士)
- 大学卒業後、某県庁の公務員(土木職)として7年間働いた経験をもつ(計画・設計・施工管理・維持管理)
- 転職活動経験あり(現在フリーランス)
- 1級土木施工管理技士、玉掛け、危険物取扱者乙4などの資格もち
- 今はブログで土木施工管理技士の勉強方法や公務員のあれこれ、仕事をメインにさまざまな情報発信中!
土木施工管理技士の資格の特徴は?メリットや取得後の変化(体験談)
まず土木施工管理技士には、1級と2級の2つがあります。
1級土木施工管理技士と2級土木施工管理技士のちがいは、工事における配置技術者のちがいです。
配置技術者とは、工事で配置しなければいけない技術者のことで、
- 現場代理人
- 主任技術者
- 監理技術者
などのこと。
1級と2級の資格でそれぞれなれる配置技術者がちがいます。
- 1級土木施工管理技士⇒監理技術者になれる
- 2級土木施工管理技士⇒主任技術者になれる
さらに土木工事は金額によって、土木施工管理技士の配置義務を設定しています。
- 請負または下請けの合計が4,500万円(建築一式は7,000万円)以上のとき⇒監理技術者(1級土木施工管理技士)を配置しなければならない
- すべての工事ごとに主任技術者(2級土木施工管理技士以上)を配置しなければいけない※1の場合はのぞく
監理技術者
①特定建設業の許可、監理技術者の配置及び施工体制台帳の作成を要する下請代金額の下限について
→4000万円(建築一式工事の場合は6000万円)から4500万円(建 築一式工事の場合は7000万円)に引き上げ
②主任技術者又は監理技術者の専任を要する請負代金額の下限について
→3500万円 (建築一式工事の場合は7000万円)から4000万円(建築一式工事の場合は8000万円) に引き上げ
(2023年1月1日より施行‐国土交通省)
主任技術者
請負金額にかかわらず、すべての工事ごとに主任技術者(2級土木施工管理技士以上)を配置しなければいけません。
ただし、監理技術者が必要な工事を除きます。(請負または下請け金額の合計が4,000万円(建築一式は8,000万円)以上をのぞく)
つまりまとめると、1級土木施工管理技士と2級土木施工管理技士のちがいは以下のとおりです。
1級土木施工管理技士 | 2級土木施工管理技士 |
監理技術者になれる
【監理技術者】 請負金額の合計が4,000万円(建築一式は8,000万円)以上のときは、監理技術者(1級土木施工管理技士)の配置が義務づけられている 請負金額等の制限なしに工事を担当できる |
主任技術者になれる
【主任技術者】 請負金額にかかわらず、すべての工事ごとに主任技術者(2級土木施工管理技士以上)を配置しなければいけない ただし、監理技術者が必要な工事を除く(請負代金の額の合計が4000万円(建築一式工事の場合は8000万円)以上となる場合を除く) 請負代金が4,000万円未満の現場に配置しなければならない主任技術者、および営業所ごとに配置する専任技術者 |
簡単に言えば、工事の請負金額に関係なく担当できるのが1級土木で、請負金額が4000万円以上となると、2級土木の方は技術者として担当することはできません。
土木施工管理技士の資格を取るメリット
土木施工管理技士の資格を取るメリットは以下のとおり。
土木施工管理技士のメリット
- 担当できる工事が増え、経験値が積める(管理技術者になれる)
- 昇給や昇進に有利
- 転職やキャリアアップに有利
建設業で働くには、必ずと言っていいほど必須な資格です。
まず2級土木がないと技術者として工事を担当できないですし、大規模な工事では1級土木の資格が必要となります。
さらに土木施工管理技士の資格を持っていれば、昇給や昇進に有利なことはまちがいありません。
土木施工管理技士は国家資格であり、簡単に取得できる資格ではないため、会社内でも評価されるでしょう。
また、土木施工管理技士の資格は転職やキャリアアップに有利です。
とくに1級土木をもっていると、会社によっては年収も上がる可能性が高くなります。
好条件な転職先も見つかりやすいため、転職やキャリアアップも視野に入れている方は、まず土木施工管理技士の資格取得をおすすめします。
土木施工管理技士の資格取得後の自分と周りの変化
それでは少し、私が1級土木施工管理技士の資格を取得したときの話をします。(体験談)
まず、1級土木施工管理技士の資格を取得して一番変わったのは周りの反応です。
私は20代で1級土木を取得しましたが、取るまで一緒に働く工事担当者や業者は、言い方悪いですけど”なめた”態度を取る人が多かったですね。(笑)
年下だと思ってタメ口で話してきたり、横柄な態度を取られたり…。
おそらく、なんの知識もない若造…くらいに思っていたのだと思います。
それが何ということでしょう!
1級土木を取得し名刺に記載した途端、態度は一変し、ある一定の敬意を払われるようになりました。(タメ口などはなくなった)
技術者として認めてもらえたと感じた瞬間でした。
一方、自分自身の変化としては、やはり工事を担当するときの意識がまるで変わりました。
とくに安全や品質、工程などには今まで以上に気を配り、全体を管理するという気持ちが強くなったように感じます。
さらに土木施工管理技士の資格勉強をしたことで、今まで担当したことない工事でも、一般的な知識や専門用語などを理解できるようになりました。
もちろん受験するからには合格したいですが、不合格だったとしても土木施工管理技士の勉強は現場に役立つと感じましたね~ 😀
そんなわけで、私が1級土木施工管理技士の資格を取得したときの話でした。
会社に言われて資格取得をめざし、なんだかやる気が出ない人も、取得をしてしまえばいくつかメリットもありますので頑張ってみてはどうでしょう?
それに、できるだけ最短で資格取得をすれば、それだけ色々な選択肢が広がります。
建設業などで周りに一目置かれるには、資格取得が手っ取り早いというのが私の結論ですね。(笑)
技術者として認められるためにも、受験資格があるのであれば、ぜひ土木施工管理技士に挑戦してみてください。
土木施工管理技士の資格を取得する勉強方法
土木施工管理技士試験の勉強方法は、ざっくり言うとこんな感じ。
勉強方法
- 第一次検定(学科試験)⇒過去問を解きまくる
- 第二次検定(実地試験)⇒経験記述を書いてひたすら暗記&土木知識の勉強
第一次検定(学科試験)については過去問しか勝たん!(笑)
最新版の過去問を買って、何度もくりかえし解くしか合格の道はありません。
過去問を解くときのポイントは、問題を解いて正解でもまちがってても、解説をしっかり読むことです。
また、おすすめの過去問や参考書については以下の記事をご覧ください。
いっぽうで、第二次検定(実地試験)については、記述例を参考にまずは自分の経験記述を書いてみましょう。
しかし、
という人は、以下のサービス(独学サポート)がおすすめです。(1級&2級どちらも対応)
サービス(独学サポート)についてさらにくわしく知りたい方は以下の記事をどうぞ!
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以上です。
ありがとうございました。