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こんなお悩みを解決します。
今回の経験記述テーマは【建設副産物】です。
解答例もありますのでぜひチェックしてみてください。
この記事を書いている人
- 元公務員の土木ブロガー💻
- 1級土木施工管理技士の資格もち
- 某県庁の公務員土木職として7年間働いた経験をもつ(計画・設計・施工管理・維持管理)
- 今はブログで、土木施工管理技士の勉強方法や公務員のあれこれ、仕事をメインにさまざまな情報発信をしています。
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それではさっそく参りましょう、ラインナップはこちらです。
建設副産物の解答例!1級&2級土木施工管理技士の経験記述例文を公開
今回は【建設副産物】での経験記述の例文を公開します。
【設問1】の例文
設問1では、自分が経験した工事の基本情報を書きます。
本番では何も見てはいけないので、しっかり暗記して書けるようにしておきましょう。
(1)工事名
○○地区舗装修繕工事
(2)工事内容
- 発注者名:国土交通省東北地方整備局○○河川国道事務所
- 工事場所:××県△△郡○○町○○地内
- 工期:令和元年10月1日~令和2年1月31日
- 主な工種:打換え工、切削オーバーレイ工、排水工
- 施工量:打換え工(t=18cm、上層路盤、基層)A=240㎡、導水管工(φ50、75)L=1,180m、切削オーバーレイ(平均切削厚t=5cm、排水性舗装t=5cm)A=8,520㎡
(3)工事現場における施工管理上のあなたの立場
現場代理人or工事主任or発注者側現場監督員など
現場の状況が分かるようによりくわしく書けるとよいです。
【設問2】
設問2では、自分が工事をしたときの技術的課題、その課題を解決するための検討・対応処置について書いていきます。
- 具体的は現場状況と特に留意した技術的課題
- 技術的課題を解決するために検討した項目と検討理由及び検討内容
- 技術的課題に対して現場で実施した対応処置
行はすべて埋めるように書くようにしましょう。
具体的は現場状況と特に留意した技術的課題
最初の2~3行で工事の概要を説明します。
そして3行目以降で生じた現場の状況、最後の1~2行で検討した技術的課題を記述します。
例文1(経験記述解答例)
本工事は、市街地を通る片側2車線の国道において、劣化等で損傷を受けている舗装表層を切削し、排水性混合物でオーバーレイを行う修繕工事であった。
表層切削工において、約1,000トンの切削廃材が発生するが、現場に近い中間処理施設は廃材保管場所がせまかった。
また他工事から大量のコンクリートがらを受け入れているために、この施設の使用は難しく、40km以上はなれた遠隔の施設に搬入せざるを得なかった。
従って、現場近くでの切削廃材の有効活用を図ることと、他の建設副産物の適性な処理が本工事における重要な課題であった。
技術的課題を解決するために検討した項目と検討理由及び検討内容
検討理由や内容は、番号をつけて見やすくすると分かりやすくなるのでぜひ取り入れてみてください。
例文2(経験記述解答例)
切削廃材の有効活用と他の建設副産物の適性処理のため、以下の検討を行った。
①切削廃材の処理について発注者と協議を行い、周辺の地方自治体から活用の可能性について、情報を集めることとした。
②切削廃材の再利用事例に関する過去の実績を整理して、地方自治体への説明資料の作成を検討した。
③打換え工では、既設舗装版及び下層路盤の一部を撤去するが、舗装版と粒状路盤材の分別方法を検討した。
④50mの側溝入換え工があるが、既設鉄筋コンクリート側溝の処理について、分別解体方法をどうするのか、対応を検討した。
上記検討事項のうち、切削廃材については、現場に隣接する○○町から利用方法について説明してほしいとの情報があり、具体的な協議を進めることとした。
切削廃材の再利用事例集は、本社の技術部門に依頼して作成した。
また、現場事務所の敷地を利用して資材置き場を設け、コンクリートがら等の前処理を行うことを決定した。
技術的課題に対して現場で実施した対応処置
最初の1行は「以上の検討結果に基づいて、下記の対応処置を実施した。」という感じで書きはじめ、1行を埋めます。
2行目から検討した内容に対応させて番号をつけ、検討した結果について記述します。
最後の1行で、課題が解決した内容について「上記の処置を実施した結果~~~。」というふうに結果をまとめます。
例文3(経験記述解答例)
以上の検討結果について、本工事においては次のような対応処置を実施した。
①廃材は、○○町の町民広場の表面処理材として、再利用することで合意した。
覚え書きを交わした後、管理簿によって搬出数量等を確認しながら、廃材の運搬・敷き均しを行った。
②舗装版と粒状路盤材は分別して積み込み、舗装版については資材置き場で小割専用圧砕機による小割を行い、中間処理施設に搬出した。
③既設側溝は、資材置き場において圧砕機で小割して、コンクリートがらと鉄筋を分別した後に搬出した。
この結果、廃材処理の再利用が図られ、他の建設副産物も適正に処理することができた。
1級&2級土木施工管理技士の第二次検定(実地試験)の勉強方法は?
第二次検定(実地試験)は、第一次検定(学科試験)のマークに比べすべて筆記なので、かなりむずかしい内容になっています。
実地試験(第二次検定)の内容は以下のとおりです。
経験記述
- 品質管理
- 工程管理
- 安全管理
- 出来形管理
- 施工計画
- 環境保全
- 建設副産物
のなかで、指定されたテーマ(どれになるかはわからない)について、自分の経験した工事で記述。
経験記述については、自分の経験した工事をまとめてから、ひたすら書けるように練習します。
誤字脱字などもないようにしましょう。
また、文字はていねいに書くことをおすすめします。
土木知識の記述問題
- 問2~問6の5問のうち3問選択し回答する。
- 問7~問11の5問のうち3問選択し回答する。
土木知識の記述問題については、一次試験だったマークシートの応用問題です。
土木知識を筆記で書けるようにしておくことが大切です。
過去問をひと通りやってから、参考書などを使って自分なりの文章でまとめて、くり返し読んだり書いたりして覚えることをおすすめします。
おすすめの過去問やテキストは、別記事でくわしく書いていますのでそちらをご覧ください。
1級&2級土木施工管理技士経験記述について独学はおすすめしない
まずは解答例や例文をみながら、自分の工事をまとめてましょう。
そして論文試験なので、自分でない誰かに添削してもらうことをおすすめします。(できれば添削のプロ)
また、経験記述のポイントなどについては別記事でくわしく書いていますのでそちらをご覧ください。
そんな人には、土木施工管理技士の経験記述を作文代行してくれるサービスがあります。
別の記事でくわしく書いていますので、気になる方はそちらをご覧ください。
いっぽう、ココナラ というスキルサービスでも、土木施工管理技士の添削や作成サービスがあります。
私自身もサービスを提供していますので、お気軽にご相談くださいね 🙂
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建設副産物の解答例!1級&2級土木施工管理技士の経験記述例文を公開まとめ
この記事の内容をまとめると、
土木施工管理技士第二次検定まとめ
- 土木施工管理技士の第二次検定はすべて記述なのでむずかしい
- 経験記述は例文を見ながら自分の工事をまとめて、何も見ずに書けるように練習する
- 土木知識の記述問題は、過去問をひと通りやってから、参考書などを使って自分なりに書けるようにしておく
- 土木施工管理技士の経験記述については、独学はおすすめしない(必ず添削してもらうこと)
- 添削おすすめサービスは独学サポート事務局やココナラ
土木施工管理技士の試験がんばりましょう!
今回は以上です。
参考になればうれしいです。
ありがとうございました。