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令和5年・1級土木・問題ANO.11~No.15

No.11

鉄筋の継手に関する次の記述のうち, 適当でないものはどれか。

  1. 重ね継手は, 所定の長さを重ね合せて, 直径8mm以上の焼なまし鉄線で数箇所緊結する。
  2. 重ね継手の重ね合わせ長さは, 鉄筋直径の20倍以上とする。
  3. ガス圧接継手における鉄筋の圧接端面は, 軸線に傾斜させて切断する。
  4. 手動ガス圧接の場合, 直近の異なる径の鉄筋の接合は、可能である。

解答3

1.2記述のとおり

3.ガス圧接継手における鉄筋の圧接端面は, 軸線に直角にして切断する。

4.記述のとおり

No.12

道路橋で用いられる基礎形式の種類とその特徴に関する次の記述のうち, 適当でないものはどれか。

  1. ケーソン基礎の場合, 鉛直荷重に対しては, 基礎底面地盤の鉛直地盤反力のみで抵抗させることを原則とする。
  2. 支持杭基礎の場合, 水平荷重は杭のみで抵抗させ, 鉛直荷重は杭とフーチング根入れ部分で抵抗させることを原則とする。
  3. 鋼管矢板基礎の場合, 圧密沈下が生じると考えられる地盤への打設は, 負の周面摩擦力等による影響を考慮して検討しなければならない。
  4. 直接基礎の場合, 通常, フーチング周面の摩擦抵抗はあまり期待できないので, 鉛直荷重は基礎底面地盤の鉛直地盤反力のみで抵抗させなければならない。

解答2

1.記述のとおり

2.支持杭基礎の場合, 水平荷重、鉛直荷重ともには杭のみで抵抗させることを原則とする。

3.4記述のとおり

No.13

既製杭の支持層の確認, 及び打止め管理に関する次の記述のうち, 適当でないものどれか。

  1. 打撃工法では, 支持杭基礎の場合, 打止め時一打当たりの貫入量及びリバウンド量等が, 試験杭と同程度であることを確認する。
  2. 中掘り杭工法のセメントミルク噴出攪拌方式では, 支持層付近で掘削速度を極力一定に保ち, 掘削抵抗値を測定・記録することにより確認する。
  3. プレボーリング杭工法では積分電流値の変化が試験杭とは異なる場合, 駆動電流値の変化, 採取された土の状態, 事前の土質調査の結果や他の杭の施工状況等により確認する。
  4. 回転杭工法では回転速度, 付加する押込み力を一定に保ち, 回転トルク(回転抵抗値)とN値の変化を対比し, 支持層上部よりも回転トルクが減少していることにより確認する。

解答4

1.2.3記述のとおり

4.回転杭工法では回転速度, 付加する押込み力を一定に保ち, 回転トルク(回転抵抗値)とN値の変化を対比し, 支持層上部よりも回転トルクが増加していることにより確認する。

No.14

場所打ち杭工法の施工に関する次の記述のうち, 適当でないものはどれか。

  1. オールケーシング工法の掘削では, 孔壁の崩壊防止等のために, ケーシングチューブの先端が常に掘削底面より上方にあるようにする。
  2. オールケーシング工法では, 鉄筋かごの最下端には軸方向鉄筋が自重により孔底に貫入することを防ぐため, 井桁状に組んだ底部鉄筋を配置するのが一般的である。
  3. リバース工法では, トレミーによる孔底処理を行うことから, 鉄筋かごを吊った状態でコンクリートを打ち込むのが一般的である。
  4. リバース工法では, 安定液のように粘性があるものを使用しないため, 一次孔底処理により泥水中のスライムはほとんど処理できる。

解答1

1.オールケーシング工法の掘削では, 孔壁の崩壊防止等のために, ケーシングチューブの先端が常に掘削底面より下方にあるようにする。

2.3.4記述のとおり

No.15

土留め支保工の施工に関する次の記述のうち, 適当なものはどれか。

  1. ヒービングに対する安定性が不足すると予測された場合には, 掘削底面下の地盤改良を行い, 強度の増加をはかる。
  2. 盤ぶくれに対する姿定性が不足すると予測された場合には, 地盤改良により不透水層の層厚を薄くするとよい。
  3. ボイリングに対する安定性が不足すると予測された場合には, 水頭差を大きくするため, 背面側の地下水位を上昇させる。
  4. 土留め壁又は支保工の応力度, 変形が許容値を超えると予測された場合には, 切ばりのプレロードを解除するとよい。

解答1

1.記述のとおり

2.盤ぶくれに対する姿定性が不足すると予測された場合には, 地盤改良により不透水層の層厚を厚くするとよい。

3.ボイリングに対する安定性が不足すると予測された場合には, 水頭差を大きくするため, 背面側の地下水位を低下させる。

4.土留め壁又は支保工の応力度, 変形が許容値を超えると予測された場合には, 切ばりのプレロードを導入するとよい。

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