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1級土木・令和5年二次No.1~No.3

必須問題問題1】経験記述※省略

あなたが経験した土木工事の現場において, その現場状況から特に留意した品質管理に関して、次の〔設問1〕〔設問2〕に答えなさい。

【経験記述(省略)】

 

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必須問題【問題2】

コンクリート構造物において行われる調査及び検査に関する次の文章の(イ)~(ホ)に当てはまる適切な語句を解答欄に記述しなさい。

(1) たたきによる方法は, コンクリート表面をハンマ等により打撃した際の打撃音により, コンクリート表層部の (イ) を把握する方法である。

(2)反発度法(テストハンマー法)は, コンクリート表層の反発度を測定した結果から, コンクリートの(ロ)を推定するために用いられる。 反発度法による推定結果が所定の(ハ)に達しない場合には,原位置でコンクリートの(ハ)を採取して試験を行う。

(3) 電磁波レーダ法や電磁誘導法は,コンクリート中の鉄筋等の鋼材の径や(ニ)を推定する方法である。

(4) 自然電位法は, コンクリート中の鉄筋の(ホ)状態を推定する方法である。

【解答欄】

(イ) (口) (ハ) (ニ) (ホ)
(イ) (ロ) (ハ) (ニ) (ホ)
浮きやはく離

(状態)

強度 コア 位置

(かぶり厚さ)

腐食

〇コンクリート構造物において実施される調査および検査

(1) たたきによる方法は, コンクリート表面をハンマ等により打撃した際の打撃音により, コンクリート表層部の 浮きやはく離(状態) を把握する方法である。

(2)反発度法(テストハンマー法)は, コンクリート表層の反発度を測定した結果から, コンクリートの強度を推定するために用いられる。 反発度法による推定結果が所定のコアに達しない場合には,原位置でコンクリートのコアを採取して試験を行う。

(3) 電磁波レーダ法や電磁誘導法は,コンクリート中の鉄筋等の鋼材の径や位置(かぶり厚さ)を推定する方法である。一般に電磁レーダ法はかぶりが深い場合に用いられ、一方の電磁誘導法はかぶりが浅い場合に適用されることが多い。

(4) 自然電位法は, コンクリート中の鉄筋の腐食状態を推定する方法である。電位の低い、高いなどの傾向を把握することで、鋼材の腐食状況を判断できる。

必須問題【問題3】

労働安全衛生法令上、つり足場, 張出し足場又は高さが2m以上の構造の足場の組立て, 解体又は変更の作業を行うとき、事業者が講じなければならない措置を2つ、解答欄に記述しなさい。

【解答欄】

1
2

 

労働安全衛生法令上、つり足場, 張出し足場又は高さが2m以上の構造の足場の組立て, 解体又は変更の作業を行うとき、事業者が講じなければならない措置は、労働安全衛生規則第564条に規定されている。


以下を参考に2つえらんで記述する。

【事業者が講じなければならない措置】

  1. 組立て、解体または変更の時期、範囲及び順序を当該作業に従事する労働者に周知させる。
  2. 組立て、解体または変更を行う区域内には、関係労働者以外の労働者の立入りを禁止する。
  3. 強風、大雨、大雪等の悪天候のため、作業の実施について危険が予想されるときは、作業を中止する。
  4. 足場材の緊結、取り外し、受渡し等の作業にあっては、幅40cmの作業床を設ける。
  5. 足場材の緊結、取り外し、受渡し等の作業にあっては、要求性能墜落制止用器具を安全に取り付けるための設備等を設けかつ、労働者に要求性能墜落制止用器具を使用させる。
  6. 材料、器具、工具等を上げ、または下ろすときは、つり綱、つり袋等を労働者に使用 させる。

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