もうすぐハロウィン🎃
ハロウィンといえば、カボチャ、魔女、黒猫、お菓子…などのイメージがありますね。
そのなかで今回は【黒猫】についてお話します。
だれかに話したくなるハロウィン【黒猫】のちょっとした雑学&豆知識で、みんなの人気者になっちゃいましょう♪
それではさっそく参りましょう、ラインナップはこちらです。
ハロウィンに欠かせない黒猫の意味とは?
黒猫は魔女の使い魔や悪霊という意味がある
ハロウィンのモチーフでよく使われる黒猫。

ってのはもちろんのこと、実は黒猫は魔女の使い魔や悪霊としての言い伝えがあります。
そもそもハロウィンの発祥は、2000年以上も前と言われていて、
ヨーロッパの古代ケルト人が行っていた、「サウィン祭」が起源だそう。
サウィンは「夏の終わり」を意味しており、秋の収穫を祝うとともに、悪霊を追いはらう宗教的な行事として定着しました。
またケルトの暦では、10月31日が1年の終わりの日なのだそうですが、死者の魂が家族のもとへ戻ってくる日としても信じられていたそうです。
しかし死者の魂といっしょに悪霊や魔女などもやってくると考えられ、その悪霊や魔女に人間だと気づかれないように、火を焚いたり仮面をつけたりして身を守ったといわれています。
この悪霊や魔女の使い魔として【黒猫】が考えられていたということですね。

ハロウィンだけじゃない!各国の黒猫に対する意味とは?(不吉も幸運どちらもある)
ハロウィンだけでなく、世界中各国ではさまざまな【黒猫の意味】が存在します。
たとえば、イギリスでは黒猫は、
「結婚する時に黒猫が横切ると幸せになる」
という言い伝えがあったり、
フランスでは、黒猫は【魔法の猫】とされ、
えさをあたえ敬意をもって接する飼い主に、幸運をもたらすと言われていたりします。
さらに中国では、黒猫は「幸運」と「富」の象徴であり、古来より縁起物として祀られてきました。
日本でも真っ黒な猫は、“カラスネコ“とも呼ばれます。
真っ黒なカラスネコは、縁起のよい「福猫」として魔除けや幸運の象徴とされてきました。
しかし日本では、
「黒猫が前を横切ると不吉」
「13日の金曜日に黒猫を見ると不吉」
「黒猫をまたぐと不吉」
などという言い伝えもあり、幸運と不吉のどちらの意味もあわせもっています。
【ハロウィン】世界各国の黒猫へ考え方や迷信(意味)まとめ
世界各国の【黒猫】に対する考え方や迷信(意味)はこちらです。
国 | 黒猫の考え方や迷信(意味) | |
幸運 | 不吉 | |
日本 | 全身くまなく黒色の猫はカラスネコとも呼ばれる。真っ黒のカラスネコは縁起のよい「福猫」として魔除けや幸運の象徴 | 黒猫が前を横切る、13日の金曜日に黒猫を見る、黒猫をまたぐと不吉であるという言い伝え |
アメリカ | いつのまにか黒猫が棲みついていたら、その家に幸運が舞い込む | 黒猫が横切ると縁起がわるい |
中国 | 幸運と富の象徴 | ー |
イギリス | 結婚するときに黒猫が横切ると幸せになる | ー |
フランス | 魔法の猫とされ、えさを与え敬意をもって接する飼い主に幸運をもたらす | ー |
スコットランド | 妖精の化身で幸福をもたらし、黒猫が目の前を横切ると幸運だと言われている。また黒猫は予言能力をもち、玄関まわりに訪れるとその家は栄えるというジンクスもあり | ー |
ベルギー | 猫のぬいぐるみをなげて平和と友好を願う猫祭り「カンテンストゥッツ」。昔、猫が魔女の使い魔で流行病の原因と考えられていた中世時代の影響で、猫を塔から投げ捨てるというひどい風習の戒めから、この祭りが開催されるようになった。 | ー
(昔は不吉と考えられていた) |
アイルランド | ー | 月夜に外を歩いていて目の前を黒猫が横切ると、伝染病にかかって命を落とす |
イタリア | ー | 黒猫が病気の人のベッドに横になると、その病人は確実に亡くなる |
ドイツ | ー | クリスマスの夜に黒猫の夢を見ると、次の年重い病気にかかる |

いろんな考え方がありますが、リアルな【黒猫】たちに罪はありません。
ハロウィン時期は黒猫への虐待やいじわるがじっさいにあるそうです。

不吉といわれても、あくまで【迷信】であることを忘れずに!

今回は以上です。
ハロウィンにちなんだ【黒猫】の意味についてでした。
参考になればうれしいです。
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興味のある方はぜひどうぞ!
ありがとうございました。