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ガラスの種類|特徴まとめ(安全性・防火性・装飾性・省エネルギー性)

ガラスの種類

お家の窓など、開口部に使われるガラスには、防火性・安全性・装飾性・省エネルギー性などが求められています。

よってそれぞれの特徴をしっかり把握したうえで、あなたのお家に合ったガラスを選ぶ必要があります。

ガラスを種類別にまとめましたので、ガラス選びにぜひお使いください。

それではさっそく参りましょう、ラインナップは目次からどうぞ 🙂

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ガラスの種類

種類としてはこんな感じ 🙂

ガラスの種類

  1. 防火性能を付加したガラス
  2. 強度を高めたガラス
  3. 安全性・防犯性を高めたガラス
  4. 断熱性・遮熱性に優れたガラス
  5. 装飾性や視線を遮る効果を付加したガラス
  6. その他のガラス
それぞれの特徴をくわしくみていこー!

 

①防火性能を付加したガラス

曇りガラス

防火性能があるガラスとしては、網入りガラスが挙げられます。

建築基準法で定める開口部の防火設備(防火戸)ガラスとしても認められています。

網入りガラスはガラスの中にワイヤー(金網)が入っているのが特徴であり、クロスワイヤーや菱ワイヤーが有名です。

飛散防止や棒か機能には優れていますが、ワイヤーは簡単に切断できるため、防犯性には乏しいです。

 

②強度を高めたガラス

強化ガラスとは、ガラスに熱処理が施されており、通常ガラスの3~5倍の強度をもたせたガラスです。

尖ったもので強打すると割れてしまうため防犯性は高くありませんが、割れた場合は全面が粒状となるので、飛散を防ぎけがを防止することができます。

いっぽう強度が高いため、ガラスに穴を開けるなど現場施工での後加工はできません。

 

③安全性・防犯性を高めたガラス

安全性や防犯性が高いガラスは「合わせガラス」です。

透明中間膜という特殊な膜を2枚のガラスで挟んで、安全性を高めています。

割れてもガラスが飛び散らず、耐貫通性に優れているため、防犯性も高いです。

またガラスの間に挟む特殊な膜を厚くすれば、さらに防犯性を高めたガラスとなり、「防犯ガラス」とも呼ばれています。

 

④断熱性・遮熱性に優れたガラス

断熱性や遮熱性に優れたガラスの種類はこちらです。

ガラスの種類

  1. 複層ガラス
  2. 真空ガラス
  3. 熱線吸収・反射ガラス

複層ガラス

複層ガラスは、2枚のガラスの間に乾燥空気を入れ、熱を伝わりにくくしたガラスです。

ペアガラスとも呼ばれます。

断熱性が高く、省エネルギー効果が期待できることも特徴のひとつです。

なお、特殊な金属膜をガラスの表面にコーティングしたLow-Eガラスを使ったタイプは、通常の複層ガラスよりも断熱性や遮熱性が高いと言われています。

Low-Eガラスを使った複層ガラスは2種類!

室内側に使うと断熱、室外側に使うと遮熱の効果が期待できるよ

 

 

真空ガラス

真空ガラスは、2枚のガラスのあいだを真空にして断熱性や遮熱性を高めたガラスのこと。

複層ガラスの一種とも言われていますが、性能は真空ガラスのほうが高いです。

 

熱線吸収・反射ガラス

熱線吸収ガラスは、ガラスに金属成分を混ぜて日射熱を吸収することで、ガラスを透過する熱量を抑える効果があります。

一方、熱線反射ガラスは、ガラスの表面に金属酸化化合物を焼き付けて日射を反射するガラスで、ハーフミラー効果があります。

ハーフミラー効果とは、明るい側(室外)から暗い側(室内)をみると鏡のように光が反射して内部の様子が見えず、

逆に暗い側からはガラスのように外部の様子を見ることができる効果のことだよ!

どちらのガラスも冷房の効率が良くなるため、ビルの外装などに使われています。

 

網入りガラス(結露)

ちなみに断熱性や遮熱性の具体例としては【窓の結露(けつろ)】が挙げられます。

水でびちゃびちゃになって嫌なんだよね…

窓の結露でお悩みの方はけっこういますよね。

そんなとき結露を防ぐ方法として、窓を複層ガラスや真空ガラス、二重サッシにすると良いでしょう。

リフォームやお家選び、ガラス選びの際にぜひチェックしてみてください。

 

⑤装飾性や視線を遮る効果を付加したガラス

すりガラス

装飾性が高かったり、視線を遮る効果があったりするガラスは以下のとおり。

すり板ガラス ガラスの表面にサンドブラス加工を施した半透明ガラス

加工面が汚れやすく、水が付くと半透明感が損なわれる

フロストガラス サンドフラスト加工をして、さらにフッ化水素で化学処理したもの

すり板ガラスと似た仕上がりとなるが、水が付いても半透明感は失われない

手垢が付きにくいことから間仕切りや家具などに使われる

型板ガラス ガラスをローラーで圧延することで表面に細かな凸凹を付ける、ロールアウト製法で作られたガラス

光を透過しつつ、視線を遮る効果がある

サンドブラスト加工とは、ガラスに圧縮空気と研磨剤を吹き付けてガラスの表面を曇らせたり、模様を施す加工のことです。

 

⑥その他のガラス

その他の種類としては、ガラスブロックや結晶化ガラスなどがあります。

ガラスブロック

ガラスブロックとは、正方形または長方形などのブロック状で、中が空洞のガラスです。

採光を確保しながら、断熱性、遮音性も期待でき、主に開口部や間仕切りなどに使われます。

 

結晶化ガラス

結晶化ガラスは、ガラス表面を高温で焼成し、ガラス内部に均一な結晶を発生させたもの。

熱による温度変化での膨張が少なく、断熱性は耐久性に優れています。

建材用には防火設備(防火戸)に適合するものもあり、さらにIHクッキングヒーターのクックトップなどにも使われています。

 

ガラスの種類まとめ

分類 種類 特徴
防火性能を付加したガラス 網入りガラス ガラスの中にワイヤー(金網)が入っているのが特徴であり、クロスワイヤーや菱ワイヤーが有名

飛散防止や棒か機能には優れているが、ワイヤーは簡単に切断できるため、防犯性には乏しい

強度を高めたガラス 強化ガラス ガラスに熱処理が施されており、通常ガラスの3~5倍の強度をもたせたガラス

尖ったもので強打すると割れてしまうため防犯性は高くないが、割れた場合は全面が粒状となるので、飛散を防ぎけがを防止できる

現場施工での後加工はできない

安全性・防犯性を高めたガラス 合わせガラス 透明中間膜という特殊な膜を2枚のガラスで挟んで、安全性を高めている構造

割れてもガラスが飛び散らず、耐貫通性に優れているため、防犯性も高い

断熱性・遮熱性に優れたガラス 複層ガラス 複層ガラスは、2枚のガラスの間に乾燥空気を入れ、熱を伝わりにくくしたガラスでペアガラスとも呼ばれる

断熱性が高く、省エネルギー効果が期待できる

真空ガラス 真空ガラスは、2枚のガラスのあいだを真空にして断熱性や遮熱性を高めたガラス

複層ガラスの一種とも言われているが、性能は真空ガラスのほうが高い

熱線吸収・熱線反射ガラス 熱線吸収ガラスは、ガラスに金属成分を混ぜて日射熱を吸収することで、ガラスを透過する熱量を抑える効果がある

熱線反射ガラスは、ガラスの表面に金属酸化化合物を焼き付けて日射を反射するガラス

装飾性や視線を遮る効果を付加したガラス すり板ガラス ガラスの表面にサンドブラス加工を施した半透明ガラス

加工面が汚れやすく、水が付くと半透明感が損なわれる

フロストガラス サンドフラスト加工をして、さらにフッ化水素で化学処理したもの

すり板ガラスと似た仕上がりとなるが、水が付いても半透明感は失われない

手垢が付きにくいことから間仕切りや家具などに使われる

型板ガラス ガラスをローラーで圧延することで表面に細かな凸凹を付ける、ロールアウト製法で作られたガラス

光を透過しつつ、視線を遮る効果がある

その他のガラス ガラスブロック 正方形または長方形などのブロック状で、中が空洞のガラス

採光を確保しながら、断熱性、遮音性も期待でき、主に開口部や間仕切りなどに使われる

結晶化ガラス ガラス表面を高温で焼成し、ガラス内部に均一な結晶を発生させたもの

熱による温度変化での膨張が少なく、断熱性は耐久性に優れている

 

以上です。

ありがとうございました。

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