こんにちは、ちゃんさとです。
今回は【究極のセールスレター】を読んだレビュー記事です。
究極のセールスレターを読み終わったあと、私は「文章を書くことについての知識が足りない…もっといろんな本を読まなきゃ!」と感じました。
そして何よりも、どんな文章が人に読まれるのか、まったくわかっていなかったなぁと反省しました…。
究極のセールスレターを読んで、文章を書くことに対しての意識がガラリと変わりました。



そんなお悩みをもつあなたでしたら、【究極のセールスレター】は読んでおいて損はない1冊です。
気になる方はこのまま記事を読み進めていただければと思います。
本記事の内容
- 究極のセールスレターの要約&内容
- 究極のセールスレターを読もうと思ったきっかけ
- 究極のセールスレターを読んだ感想
- 究極のセールスレターがおすすめな人
- 究極のセールスレターがおすすめできない人
この記事を書いている人

- 県庁の地方公務員土木職として県庁で7年間働きましたが、人間関係のストレスから公務員をやめ、ブログを始めました。
- 2020年10月から、ちゃんさとブログを運営中です。
- 記事数は300記事を超えました。(2022年2月更新)
- 土木施工管理技士になる方法や公務員のあれこれ、仕事などの記事をメインにいろいろな記事を書いています。

究極のセールスレターの要約&内容について
究極のセールスレターの著者 ダン・S・ケネディ
究極のセールスレターは、ダン・S・ケネディという人が書いた本です。
ダン・S・ケネディとは、アメリカのダイレクトマーケティング界の巨匠であり、大企業のコンサルやセールスライティングの講演まで幅広く活躍する「ものが売れる人」です。
ニキビでおなじみの「プロアクティブ」がニキビケア市場売り上げNo1を達成したのも、ダン・S・ケネディがセールスレターをコンサルティングしたからなのだそうです。
初版から15年、アメリカで読み継がれるセールスライティングの本が、日本版として和訳され書籍化されました。
私には英語じゃきびしいので、ほんとうに助かりました。(笑)
究極のセールスレターの内容
究極のセールスレターには、どんな文章が人をひきつけるのかが場面ごとに書かれています。
ダン・S・ケネディがアメリカ人であり、昔のアメリカが舞台であるため、手紙やファックス、紙のポスターなどが用例として紹介されています。
実際にダン・S・ケネディが送ったとされるセールスレターの文章や広告などもいっしょに掲載されています。
目次としては、
- 第1章 書く前の準備
- 第2章 書く手順
- 第3章 汎用性が一番高いセールスツール
- 第4章 百万ドルの秘訣ー「連続」「繰り返し」の効力
- 第5章 「ハイテク」セールスレター
となっており、第2章の書く手順が一番ボリュームがある内容になっています。
お客をしっかり理解することや、読み手に1番大切なことは何かなどの心得、どんな言葉が人をひきつけるかなどのテクニックが盛りだくさんに書かれています。
用例はアナログですが、文章を書くという本質においては、インターネットであろうと手紙であろうと変わらないとのこと。
人が動かされる文章について、用例を使いながらていねいに説明してくれています。
究極のセールスレターを読もうと思ったきっかけ
私が究極のセールスレターを読もうと思ったきっかけは、ブログを100記事書いてもアクセスが伸びなかったからです。
ブログを0から始めた私は、とりあえず記事を書いてみようとひたすら書いて、記事をアップするということが目標になっていました。
しかし100記事を超えてきても、アクセスは思うように伸びず、

そう考えて落ち込むことが多かったです。
それと同時に、少しでも自分の記事から物が売れれば、成功体験として成長できるかもしれないと思い、セールスライティングについて情報を集めはじめたころでもありました。
そのときにネットで「セールスライティング おすすめ 本」で調べると、
数ある本のなかで、この【究極のセールスレター】が目にとまりました。
セールスライティングという分野はむずかしい、なんかうさんくさいというイメージがあったなかで、こんなにポップな表紙を見たのは初めてで興味がわきました。
まずは1冊、セールスライティングについての本を読んでみようと思っていたので、かわいい表紙にやられてしまい、ついつい買ってしまったのが本音です。(笑)
究極のセールスレターを読んだ感想
本記事はじめにも書かせてもらいましたが、究極のセールスレターを読んだ感想は、
「もっといろんな本を読まなきゃ!」
「どんな文章が人に読まれるのか、まったくわかっていなかったなぁ」と感じました。
記事を書くことが目標になっていた私は、読み手にとって一番大切なことは何かと、真剣に考えていなかったと気づかされたのです。
ブログやライティングのテクニックとして、読者を想定して、キーワードを意識して~などの基礎知識はありました。
しかし、頭で理解しているつもりでも、自分のなかでそれが落とし込まれていなかったんですね…。
表現がむずかしいですが、私は究極のセールスレターを読んで、ひとつひとつの言葉が体に染みわたった感覚でした。
読み手ファーストの大切さが本当にていねいに書かれていたので、やっと良い文章とは何かの答えが見えてきそうな気がしました。
今はたくさんの情報があふれかえっている時代ですが、やはり本というものは一定の信頼性の高い情報だと感じます。
やばそうな人は、本なんか出してませんよね。(笑)
たくさん本を読むことが、正しい知識を習得するには一番の近道かもしれないと感じさせてくれました。
ただ一点、買うときのポイントにしてほしいのは、本の内容は昔のアメリカが舞台となっているため、Webに特化した内容ではないということ!
ダイレクトメールや配送、手紙を開けて読んでもらう工夫など、マスメディア向けの手法も載っているため、その部分は個人でやるブログやライティングなどでは使えない手法です。
個人的には、こんな方法もあるんだなぁ~と一般知識としておもしろいと感じたところですが…。(笑)
アメリカと日本のちがいも多少あるでしょうから、そういう部分は取捨選択して読まなければいけないところがデメリットですね。
究極のセールスレターがおすすめな人
究極のセールスレターがおすすめな人はこちらです。
- ブログやライティングについて、ある程度の基礎知識がある人
- 良い文章とは何か、本質や心得が知りたい人
- 本を読むことに慣れている人
- セールスライティングを学びたい人
ブログやライティングについて、ある程度の基礎知識がある人
究極のセールスレターでは、あたらめて「読まれる文章」とはどんなものかについての本質が書かれている本です。
ある程度ブログやライティングをやっているけれど、記事のアクセスが伸びないと悩んでいるあなたには、新たな気づきを与えてくれるかもしれません。
良い文章とは何か、本質や心得が知りたい人
「良い文章」=「読み手の気持ちを理解する文章」です。
人の気持ちは、その人と同じ経験をしなければわからない。
引用:究極のセールスレター
まったく同じ経験はできないにしても、相手のことを想って、想像して、いっしょになやんだ文章であれば必ず相手に届くということです。
私は、そこまで深く考えていませんでした。
大切なのは相手を想うこと。
ブログやライティング以外の仕事でも同じことが言えるのではないでしょうか。
究極のセールスレターは、文章を書くことについての本質や心得がていねいに書かれていますので、文章の本質や心得が知りたい人にはおすすめです。
本を読むことに慣れている人
究極のセールスレターは、かわいい表紙とは裏腹に、内容はがっつり活字です。
本を読むことに慣れている方には、2時間~3時間くらいで読める内容になっています。
ポスターやセールスレターの用例はありますが、本が好きな人じゃないと読み進めるのに苦労してしまうかもしれません。
セールスライティングを学びたい人
セールスライティングを学びたい人にとってもおすすめな1冊です。
セールスライティングでのテクニックやよく使われる文章などもたくさん書かれています。
セールスライティングを書くときのヒントがいっぱいです。
究極のセールスレターがおすすめできない人
究極のセールスレターがおすすめできない人はこちらです。
- ブログ書いたりライティングを勉強しはじめたばかりの人
- 文章を書く基本やSEOについて分かりやすく知りたい人
- 活字が苦手な人
ブログを書いたり、ライティングを勉強しはじめたばかりの人
ブログを書くぞー!ライティングを勉強するぞー!という人には、究極のセールスレターは、少し早いと思います。
はじめから本質や心得が知りたいという人なら問題ありませんが、超初心者のうちは、やっぱり基礎知識を勉強した方が良いです。
ブログ初心者におすすめな本が、本気で稼げるアフィリエイトブログという本です。
ブログの立ち上げから、書く時のポイントや収益化の方法、続ける秘訣などがやさしくていねいに書かれています。
とても読みやすい本です。
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文章を書く基本やSEOについて分かりやすく知りたい人
究極のセールスレターは、文章を書く上での本質や心得が基本です。
ブログやライティングをするうえで、こまかいテクニックやキーワード、SEO対策(Googleで記事を上位表示するための方法)などが知りたい人にはおすすめできません。
究極のセールスレターは、15年以上前に書かれたものであり、ダン・S・ケネディが送ってきたセールスレターがそのまま掲載されているため、アナログな手紙や広告が用例となっています。
現代のなじみあるインターネットやサイトでの説明はなく、分かりにくいと感じてしまう人もいるかもしれません。
そんな人には、沈黙のWebライティングという本がおすすめです。
まさに文章を書くときのテクニックやSEO対策について書かれています。
マンガ風でストーリーのある内容なので、本が苦手という人にもかなりおすすめです。
活字が苦手な人
(引用:究極のセールスレター)
本をふだんからあまり読まない人には、ほとんど活字であるため少し苦労してしまうかもしれません。
他にも良い本はたくさんありますので、自分に合った本を選んだ方が良いです。
ただどんな本においても言えることですが、全部読まなくても、自分に関係のあるところだけ読むという形でも良いと思います。
手元において、迷ったらよむ!
そんな使い方もありですよ。
まとめ
ポイント
究極のセールスレターは、ブログやライティングをしている人にとって損はない1冊!
セールスライティングを学びたいなら読むべし📖
昔のアメリカが舞台となっているため、Web特化の内容ではない
私は文章を書くうえで大切なことに気づかされたような気持ちになりました。
気になる方は、ぜひ手にとって読んでみてはいかかでしょうか。
今回は以上です。
参考になればうれしいです。