こんにちは、1級土木施工管理技士のちゃんさとです。
今回は1級土木第二次検定の出題傾向についてみていきましょう。
過去問10年分くらいを調査しましたので、勉強の優先順位を決める際にご活用ください。
また、動画で見たい方は以下のYouTubeをぜひどうぞ!
それではさっそく参りましょう、ラインナップは目次からご覧ください 😉
最新版(令和5年)!1級土木第二次検定の出題傾向
まずは分野別にみていきます。
以下の円グラフをご覧ください。
出題率が高い順番に、
1位:コンクリート(29%)
2位:土工(26%)
3位:安全(21%)
4位:施工(12%)
4位再資源化・建設副産物(12%)
となっています。
とくに、コンクリートと土工だけで5割以上の出題率を占めていることが分かります。
よって分野別ではコンクリートと土工をメインに勉強していくと良いでしょう。
それではそれぞれの分野について、さらに詳しく見ていきます。
1級土木第二次検定出題傾向(コンクリート)
コンクリートの出題傾向は以下の円グラフをご覧ください。
出題率が高い順に、
- コンクリートの打ち込み・締固め
- コンクリート養生
- コンクリート劣化機構
- コンクリート打継ぎ
- 暑中コンクリートの処置
- …(以下略)
ってな感じです。
コンクリートについては色んな分野からバランスよく出題されている傾向で、項目を絞ることは難しいです。
ただ、勉強する順番としては、出題率が高いものから勉強していくと効率が良いでしょう。
1級土木第二次検定出題傾向(土工)
土工の円グラフは以下のとおり。
びっくりするくらい盛土が出題されています。(盛土ラブ❤(笑))
なのでとりあえず、盛土については必ずおさえておきましょう。
また、つづいて出題率が多いのが山留工法・土止め支保工と軟弱地盤対策工法です。
施工方法や対策について聞かれますので、しっかりチェックしておいてください。
1級土木第二次検定出題傾向(安全)
安全管理に関する出題傾向は以下のとおり。
車両系建設機械の問題が一番多く出題されており、次いで移動式クレーンと地山・明かり掘削などの内容が続きます。
そして3位は高所作業の安全や墜落防止となっています。
ただ、安全管理に関する項目はそんなに多くありません。
余裕のある人はすべての項目について確認しておいてください。
1級土木第二次検定出題傾向(施工)
つづいては【施工】です。
施工関連で一番多く出題されているのは、「施工計画書の項目・内容」です。
次いでプレキャストの施工、橋台やカルバートの留意事項となっています。
この3項目が順繰りに出題されているような感じです。
施工計画書の内容、プレキャストや橋台の施工方法や留意事項についてまとめておくようにしましょう。
1級土木第二次検定出題傾向(再資源化・建設副産物)
再資源化・建設副産物については、ランキングは低いですが、毎年1問は必ず出ているような感じです。
項目を見てみると、再資源化・建設副産物についてが7割、建設発生土の現場利用が3割くらいとなっています。
覚えることも少なく、点が取りやすい分野なので、しっかり勉強しておくことをおすすめします。
最新版(令和5年)!1級土木第二次検定の出題傾向(まとめ)
最後、まとめです。
分野別、出題率が高い順(上位)をまとめると以下の表のとおりです。
分野別ランキング | 優先順位 |
1位:コンクリート | 打込み・締固め |
養生 | |
劣化機構 | |
2位:土工 | 盛土の品質管理・施工 |
山留工法・土止め支保工 | |
軟弱地盤対策工法 | |
3位:安全 | 車両系建設機械の安全 |
移動式クレーンの安全(に関する土止め支保工) | |
地山・明かり掘削(に関する型枠支保工) | |
4位:施工 | 施工計画書の項目・内容 |
プレキャストの施工 | |
橋台・カルバートの施工 | |
4位:再資源化・建設副産物 | 特定建設資材廃棄物の再資源化・建設副産物 |
建設発生土の現場利用 |
ぜひ分野や項目別に優先順位をつけて、効率よく勉強していきましょう。
絶対合格するぞー!(おー!)
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ありがとうございました。